中国少数民族活動家の実状、当事者その2

 ウイグル運動が揺れています。
 中国政府に弾圧され、日本国内に在住し活動している中国少数民族(チベット・ウイグル・モンゴル・・・)の活動家を、
中国少数民族運動の当事者と言います。
 日本国内における中国少数民族活動家の実状は様々です。私が知り得た中国少数民族活動家の実状を紹介します。
ここでは、本人のプライバシーの問題もありますので、民族の属性と詳細については伏せます。

Aさんの場合。
 就労ビザでの残留であり、スポンサーレベルの支援者の支援により、
就労ビザの証明先企業でもある支援者の企業に就職して活動しています。

Bさんの場合。
 中国少数民族のある団体の主要なメンバーです。
奥さんが日本人であり子供もおり、政治的に度が過ぎる活動には、
日本人である奥さんからの「待った!」がかかるようです。
 必然的に、オシャレでファッショナブルなイベントでの中国少数民族のリーダーとして、
「反中的」なイベントには関わらないようです。
 あくまでも、「人権侵害に対するアピール」が中心のイベントをセレクトしており、
某デモに関しても、企画段階では参加したものの、主導権を握ったスタッフの胡散臭さに、
途中離脱されました。

Cさんの場合。
 反中色の強い日本人団体主催の勉強会に参加するうちに、日本人スポンサーの目に留まり、
「君、中国少数民族活動家として、やってみないか?安全は保障するし、カンパも募って経済面でもサポートするよ・・・」
 ・・・とかなんとか、口説かれはしたものの、実際に中国少数民族活動家としてやってみると、意外とたいへん。
 速攻で難民申請とか通って、安全が確保されることも無く、カンパも微々たるもの・・・
友人や親族を通しての中国当局からの、脅し、ゆさぶりなどが絶え間なく、
日本人スポンサーから渡されたデモや講演会の原稿や、主旨には、
反中的な思想や文言が乱舞し、中国少数民族活動家として安易に自分たちの反中思想を当事者に語らせようとする、
その安直さに反論したところで、スポンサーには逆らえず、
日増しに積もるストレスに酒におぼれる日々幾多・・・、ささいな言葉の行き違い、同胞殴って素行不良、
レッテル貼られて自暴自棄、耳元ささやく中共の、「今なら間に合う、すぐ降りろ!」
突如の「活動終了宣言」に、日本人サポーター大混乱。

2009.2.23  FreeJapan0
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最終更新:2009年02月22日 19:38
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