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語源としてのpolitia:ラテン語での「国家」の意味からも理解できるように、警察とは国家権力の暴力装置である。
これはネット左派としての「正義運動」だ。
一部マスコミによれば、警察官僚出身の内閣官房副長官、漆間 巌氏への、警視庁の点数稼ぎとか、
勇み足などと陰口を叩かれもしたが、抗議行動の無届デモ、集団示威行為などの、
枝葉としての是非から視点を変え、遠目に、森として、全体としてこの事件を観た時、総括すれば、
麻生政権という新たな国家権力に、
ネット左派の人たちは否を唱え、抗議した。
それに対して国家権力の暴力装置は作動した。
・・・ただし、ここで気をつけなければならないことは、この一部始終がストリーミングとしてのYoutubeなどに
アップロードされ、世の中に伝えられたことだ。
1、国家権力はネット左派の「正義運動」を警察という国家権力の暴力装置で抑えた。(※戦術的勝利)
2、ネット左派は国家権力の暴力装置の作動状況をビデオカメラに捉え、ストリーミング情宣した。(※戦略的勝利)
ここで、警視庁は逮捕時の状況を観察し、真摯に反省し、今後のこういった逮捕時にこの経験を反映させるべきだ。
私が気付いた問題点をいくつか指摘しておきます。
○デモ当初、説明している渋谷署の担当係り(いい人役)は逮捕に加わっちゃいけません。
○一昔前は「転び公防」だったのが「当り公防」(※動画を見る限り、タッチしてるか、指差してるだけにも見えるが・・・)
になり、役者にもなれず、受身が出来ないような体力無い人ばかりの警視庁の逮捕術の演技力の無さを反省してください。
○ネット左派が撮影してる画像の中に、いかにも公安関係者とおぼしき人たちがビデオカメラで撮影しているところが
撮られています。捜査資料として公表できないのか、警察の逮捕時の拙さに出し渋ってるのかわかりませんが、
逮捕の正当性を証明できるような動画を撮りましょう。また、逮捕時のシナリオや配役、演出、事後処理なども、
事前に綿密に打ち合わせをしましょう。
また、ネット右派の人たちは、今回のこの動画から国家権力は暴力装置である事実を認識しましょう。
民主党が政権とって、「小沢の家ってどんなだよ?」とか、やった時には覚悟が必要です。また、
絶対ないけど「志位委員長の家って・・・」とか「福島瑞穂のお花畑って・・・」の時も想定しましょう。
で、すごいなと思ったのは、即日に弁護士派遣したり、逮捕された3名の拘留されてる警察署取り囲んだり、
雨宮処凛氏・湯浅誠氏の呼びかけに文化人賛同を集めたり・・・
はっきり言って、この組織力は、ユルユルのフリチベサポーターには無理です。
ってか、そこまで反国家権力にのめり込みたいとも思いません・・・し。
まあ、参考までに、この事件に関する国会での河村議員の質疑に関する警察官僚の答弁と、
その事件当日の動画をまとめて編集してみましたので、国家権力と正義運動のあり方としてご覧くださいませ。
あたり公妨、麻生邸・リアリティツアー№2
最終更新:2010年10月14日 20:35