日本の近代の歴史認識と現代日本の若者の正義運動 by FreeJapan0
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その国の「歴史」が国の根幹を形成する「正義」の精神を醸成させるものであるならば、
日本の近世の「歴史」は、その真贋、正否をめぐって、あまりにも不安定なものであった。
大東亜戦争は、日本が敗戦国となった因縁の戦争の歴史だが、
近年、その戦争の是非をめぐる東京裁判の評価が、パール審判による保守肯定派の台頭によって、
再検証の要因として、保守論壇を活気付かせている。
昨年の田母神論文がその火に油を注ぐ結果として、追い風となり、
国内左派護憲派、旧連合戦勝諸国の、日本のナショナリズムへの懸念事項として注視されている。
南京事件の真贋をめぐっても、
中国の南京市にある南京大虐殺紀念館(なんきんだいぎゃくさつきねんかん)、
中国での正式名称は「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」が、一昨年、改修拡充を経て、
中国共産党による抗日記念館の代表格としての愛国主義教育基地として、
日本のナショナリズムへの牽制となっている。
大東亜戦争の生き証人が逝去されていく中、大東亜戦争の歴史認識は、
その正否の論争から次第に、国家間の外交的プロパガンダの応酬となった。
日本には、死者に対する畏敬の念が文化としてあります。言い換えれば、
日本が「 死者に鞭打つ文化 」の国ではないということです。
死者は平等に祀られます、たとえそれが、東京裁判で有罪となったA級戦犯でも、
下級兵士でも、大東亜戦争で亡くなった戦死者を畏敬の念をもって合祀しているのが、
東京都知事認証の単立神社(単立宗教法人)である宗教法人としての靖国神社です。
http://www.yasukuni.or.jp/
以上のことからも、
靖国神社は国家権力が介入しえない、介入すべきではない、英霊の安息の地
であるといえます。
あえて言うのならば、靖国を必要以上に語る保守論壇は、自重すべきです。
英霊を立てて反日勢力に対抗することは、英霊の名誉の回復ではなく、
英霊の安息の眠りを妨げる 靖国賞賛を笠に着た、野次馬でしかありません。
草葉の陰で英霊は泣いておられることでしょう、
「我々の子孫は、死者を立てなければ、反日勢力に抗することが出来ぬのか・・・」と。
さて、振り返って、反日勢力としての中国共産党はどうでしょう。
先にも触れた「南京大虐殺記念館」は、
http://www.nj1937.org/
http://www.nj1937.org/r/rindex.htm
2007年12月13日、南京大虐殺70周年の日に、中国・南京において、おそらく、
日本の血税を迂回流用して、大規模に拡張一新した「南京大虐殺記念館」を、
リニューアルオープンさせました。
これは、日中友好の虚言の影に隠れながら、いまだに江沢民の負の遺産である
反日教育の呪縛から逃れられず、日中間の不幸な戦争で亡くなっていった、
靖国に祀られる英霊を含めた日中両国の戦争犠牲者の御霊の政治利用に他なりません。
とっとと中国共産党の偏向愛国教育から解放されることを祈ります。(-'д-) ハァ
ところで、
靖国神社は政治的な施設ではありません。外交プロパガンダの対象ではありません。
南京大虐殺記念館は中国共産党の反日プロパガンダ施設です。
これ以上靖国を南京と対比させることは中国共産党の思う壺です。
日本は村山談話で大東亜戦争の謝罪をアジア諸国にしました。
ですから、日本の過去の歴史認識は解決しています。
①政府見解、「大東亜戦争スマンかった」
②保守爺連中&田母神さん「大東亜戦争は正しかった」
③日本の若者・・・
「どっちもハイハイ、で?オレラの老後はどうなんのよ?」
「てか、中国人輸入すんな!」
「中国国内の少数民族の弾圧辞めさせることのほうが、正しいことの優先事項じゃネ?」
・・・などというように、現在進行形の正義運動に貴重な時間を費やしましょう。
村山談話は旧日本軍に関する謝罪です。警察予備隊から出世した自衛隊と、
過去の旧日本軍の正義の是非は、それこそかんけーねぇえですぅ、から。
自衛隊と村山談話は、歴史的にみても無関係です。
自衛隊は日本軍ではありません。
また、
自衛隊が日本軍になって喜ぶのは中国共産党の人民解放軍、
だって、対抗して軍事費拡張できるから、
自衛隊が日本軍になって嫌がるのはアメリカ合衆国、
だって、強い軍隊持ったら、アメリカの駐留米軍の
雇用対策が消えちゃうから・・・また、アメリカの言う事効かなくなるだろうし。
そういった外交戦略を考えた中途半端なユルユルな自衛隊が、ある意味、
正解だと、私は思います。
とりあえず、防衛省は海上自衛隊の、イージス艦や潜水艦の環境改善して、
自殺者の減少に努力してくださいな。
あと、陸上自衛隊は、突撃銃の実射訓練をガンガンやってね。
航空自衛隊は、日本国内の災害派遣を念頭にヘリコプター増やしてね。
世界の役に立つ自衛隊よりも、日本国民の役に立つ自衛隊めざしてね。・・・よろしくね。
最終更新:2009年02月01日 19:27