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概要
石粉と接着剤等の化学薬品の混合物で、水分が蒸発することで硬化する。
保存時はサランラップ、ジップロック、タッパー等に入れ空気に触れないようにする。
一般的に、大まかな形を盛り、硬化後にナイフやヤスリ掛け等で整形する。
一度に多く盛ると収縮(ヒケ)、硬化不良、クラック(割れ)の原因となる為、1~2mmずつを目安に盛る。
石粉は金属を摩耗させる為、ダイヤモンドヤスリを使用し、デザインナイフの刃は小まめに交換すると良い。
また、ヤスリ掛け時に石粉が発生する為、防塵マスクや集塵装置があると良い。
使用後は水洗いで落とせる為、比較的肌に優しい。
利点
欠点
製品一覧
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概要
熱硬化性樹脂の一種で、焼くことで硬化する。
焼成前は粘土の様に扱うことが可能。 主成分はポリ塩化ビニル(PVC)。
一般的に100℃~150℃で13分~20分程加熱して硬化する。
焼き加減により硬さや切削時の毛羽立ち具合が変化し、時間をかけ硬く焼くと彫刻も可能になる。
他の素材に無い滑らか(柔らか)なハンドリングが特徴で、彫塑を得意とする人向けの素材。
(柔らかいスーパースカルピーはちぎっても「ぶちっ」と切れず伸びが良い)
硬化後に盛る場合、表面を荒らしスカルピーを擦りつけてから盛ると良い。エナメルシンナーやスカルピーソフナー(軟化液)を付けてから盛るとより確実に食いつく。
温めると柔らかくなる為、パーツ分割等は焼成直後に行うと良い。
冷えると完全に固まるが、焼成直後に急激に冷やすとクラック(割れ)の原因となるので注意。
使用後はアルコール系のウェットシートで拭くとスカルピーがきれいに落ちる。
利点
欠点
製品一覧
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概要
エポキシ樹脂が主成分の粘土。主剤と硬化剤の粘土を混ぜると硬化する。
製品により、ハンドリング、可使時間、切削可能時間、完全硬化時間、硬度が異なる。
一般的に、可使時間中に大まかな形を盛り、切削可能時間後にナイフやヤスリ掛け等で整形する。
硬化時に収縮(ヒケ)が発生しない利点を持つ。 硬化不良を起こさない為に、予め劣化(変色)しているパテを取り除き、主剤と硬化剤をよく練ってから使用すること。
指にベタベタくっつき作業がしづらい場合は、指に水を付けながら作業すると良い。
完全硬化まで時間のかかるものが多い。(12~24時間程度)
完全硬化後は比較的硬くなる。 使用後に余ったパテは3mm程度の棒状にしておき、芯材として利用すると経済的。
硬化後の硬度の目安は下記の通り。
軽量タイプ < 通常タイプ <= 高密度タイプ < 金属用 利点
欠点
製品一覧
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概要
ポリエステル樹脂が主成分のペースト状のパテ。主剤と硬化剤(少量)を混ぜると硬化する。
気温の高低により硬化剤の量を調整する。 硬化剤の量を多くすると硬化が早くなるが、収縮(ヒケ)も大きくなる。
基本的に、出したいラインより多めに盛り、硬化後にナイフやヤスリ掛けで整形する「盛り削り」を繰り返して仕上げていく。
ナイフやヤスリ掛けで思い通りに形が出せる人向けの素材。 (硬化前はペースト状で彫塑を行うことは非常に難しい)
主剤と硬化剤を混ぜる際は、下記の様な物を台にすると良い。
硬化前は有毒ガス(刺激臭)が出る為、必ず換気し、必要であれば防毒マスクをする。
また切削時に大量の粉塵が出る為、防塵マスクや集塵装置は必須。
時間経過と共に硬度が増し、完全硬化時はかなり硬くなる。
ナイフで削れる程度に硬化したら大まかに形を出しておくと後の作業が楽になる。 切削時に硬すぎると感じた場合、火であぶると削り易くなる。 (火気の取り扱いには十分注意すること)
盛り付け箇所に油分があると食い付きが悪くなり剥離の原因になる為、予めシンナー等で取り除いておく。この性質を逆手に取り、ワセリンやメンソレータム等を離型剤として利用する。
液状の瞬間接着剤を混ぜるとさらに食い付きが良くなるが、すぐに硬化する為、手早く作業する必要がある。
利点
欠点
製品一覧
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概要利点欠点製品一覧
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概要利点欠点ワックス調合例
製品一覧
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概要
形状維持や補強を目的とし、芯材で大まかな形(素体)を作成してからメインの素材を盛りつけて製作を進める手法がある。
フィギュア全体ではなく各所パーツを別々に作成して、繋ぎ目や関節を金属線で接続することもある。
芯材を入れるかどうかは好みの問題だが、一般的に強度が必要な箇所(パーツの繋ぎ目、関節)や数mm以下の細長いパーツには金属線を入れた方が良い。
芯材を入れることのメリットとデメリットは下記の通り。
メリット
デメリット
一覧
※金属線の太さは目安
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懐に余裕があり粉塵対策が可能ならあった方が良い。幸せになれる。
安物を買うと振動が激しく、使用後に手がジーンとして震えてるみたいになるので、可能な限り良い物(数千円以上)を買いたい。
価格により下記の違いが出る。
スカルピーでは、超硬カッターを使用する。
その他の目詰まりしにくい素材であればダイヤモンドビット等で問題ない。 |
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ポリエチレン手袋(極薄手)をした後に天然ゴム手袋(極薄手)をする方法がある。
ポリエチレン手袋単体より素材のハンドリングが良く分かり、天然ゴムアレルギーの心配が少ない。 ただし、お金がかかるのと、2重なので特に夏場はムレる。 |
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元ネタが分からないと、アドバイスが全く役に立たなくなってしまうことがある。
【例】背中の筋肉の形がおかしい→元ネタが範馬勇次郎だった 何かを参考に作っていたとしても本人以外は分からないので、必ず伝えよう。 該当画像のリンクを貼ったり、「○○という本の表紙」など具体的に書くと良い。
画像をうpするとき、斜めから等「見栄えの良い角度」から写真を撮りがちだが、正確な形が把握できなくなる。
正確なアドバイスをもらう為、角度をつけずに撮影した三面図をうpすると良い。 本スレでは特に断りがない限り、三面図は下記の三面を指す。
オリジナルだったり、元ネタをアレンジしている場合は、キャラ設定や場面設定を伝える事がとても大事。
例えば「上半身が前傾している姿勢」であっても、場面により全く違うものとなり、力の入る部位、衣服の皺、髪のなびき方等が大きく変わる。 つまり、設定を細かく突き詰めれば目指す形がはっきり見えてくるので初心者の方は意識すると良い。 |
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完成品フィギュアの撮影については、VIPフィギュアスレまとめサイトの撮影テクが詳しい。
アドバイスが欲しい場合の写真は下記の点に注意。
「強すぎる光」や「暗すぎる影」はモールドを潰す為、極端にならないようにする。
具体的には下記の点に気をつける。
顔や滑らかな面など繊細な部分に影(陰)が落ちると表面のアラや左右非対称さが目立つが、これをライティングで誤魔化さないようにする。気持ちは非常に分かるが辛くても全てをさらけ出せ。
遠くからズームで撮ることでパースを軽減できる。
フィギュアを近くから撮ると、非常にきついパース(ここでは遠近感の意)がつき、大きさの比率などが正確に分からない。 ただし、カメラによっては効果が限定的な場合もあるので、どうしてもパースがついてしまう場合はあまり神経質にならなくてもいい。 |
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画像をアップロードする場合は、下記の様なうpロダを使うと喜ばれる。
主に以下のうpロダが良く使われている。
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市販のフィギュアを大まかに分類すると下記の様になる。
※動物フィギュアは様々なスケールがある
※デフォルメフィギュアは基本NONスケール
日本人の平均身長を参考にした際、具体的な大きさは下記の通り。
※デフォルメフィギュア(ねんどろいど等)は100mm前後
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