2-4日本史 谷口
以下の5問中2問が出題される。
問1 文永の役におけるモンゴル軍の出兵の目的を答えなさい
問2 鎌倉幕府の御家人が13世紀の後半に貧しくなった理由2つ答えなさい
問3 14世紀の後半に、明の皇帝から最初に日本国王と認められた勢力を答えなさい
問4 足利尊氏が京都に幕府を開いた理由を2つ答えなさい
問5 15世紀の初めに、朝鮮国王が対馬を突然、武力占領した理由を答えなさい
以下の5問中2問が出題される。
問1 文永の役におけるモンゴル軍の出兵の目的を答えなさい
問2 鎌倉幕府の御家人が13世紀の後半に貧しくなった理由2つ答えなさい
問3 14世紀の後半に、明の皇帝から最初に日本国王と認められた勢力を答えなさい
問4 足利尊氏が京都に幕府を開いた理由を2つ答えなさい
問5 15世紀の初めに、朝鮮国王が対馬を突然、武力占領した理由を答えなさい
答1 (候補)元朝の領土拡大政策の一環 通商(朝貢)を断られた報復 モンゴルの膨張政策 日本で産出される金銀 朝鮮による使嗾
答2 (候補)徳政令の悪循環 分地相続制度の破綻 貨幣経済への未対応 人口の偏在 元寇で恩賞が貰えなかった
答3 日本国王良懐こと征西将軍宮懐良親王(九州の南朝勢力)
答4 吉野朝の牽制 北朝の擁護
答5 倭寇の本拠地だと思ったから
答2 (候補)徳政令の悪循環 分地相続制度の破綻 貨幣経済への未対応 人口の偏在 元寇で恩賞が貰えなかった
答3 日本国王良懐こと征西将軍宮懐良親王(九州の南朝勢力)
答4 吉野朝の牽制 北朝の擁護
答5 倭寇の本拠地だと思ったから
2-4現代文
坊っちゃん 論文 2-4-24古出
まずはじめに坊ちゃんを読み取るために赤シャツ、坊っちゃんの「坊っちゃん」においての役割をかんがえる必要がある。
坊ちゃんは正義感が強く、真面目で正直という人間の良い部分を全面的に前へ出した性格になっている。
その対比として赤シャツはずるがしこさや、嫉妬心、陰湿な性格など人間のだめな部分を全面的に前へ出した性格になっている。
それにより、坊ちゃんの性格はより一層作品中で際立つようになる。
坊ちゃんは正義感が強く、真面目で正直という人間の良い部分を全面的に前へ出した性格になっている。
その対比として赤シャツはずるがしこさや、嫉妬心、陰湿な性格など人間のだめな部分を全面的に前へ出した性格になっている。
それにより、坊ちゃんの性格はより一層作品中で際立つようになる。
次に坊ちゃんや赤シャツが現実世界にいた時のことを考える。
客観的に見ればその性格は腹立たしく思える。
しかし、赤シャツの性格は社会で生きていくためには不可欠なもので、現にその性格で教頭という座を手に入れることができている。
その反面坊ちゃんは正義感があり、ひととしてはできているように見え、漱石も最終的には赤シャツを坊ちゃんがこらしめるという話にしている。
しかしこの「坊ちゃん」という話の中で勝ったのは本当に坊ちゃんなのだろうか?
確かに「坊ちゃん」の話の中では坊ちゃんが赤シャツに勝っている。
しかし、赤シャツは問題こそ起こしたが学校をやめるようなことにはなっていないのに坊ちゃんは学校を辞めさせられてしまった。
この点をみると作中での真の勝者は赤シャツである。
ではなぜ作中ではまるで坊ちゃんが勝者のように描かれているのか?
それは夏目漱石が坊ちゃんを通して我々読者に伝えたかったことが関係している。
それは日本人の根底に存在する正直さ、真面目さ、である。
そのため坊ちゃんの性格はこの物語の中では全面的に押し出され、他のキャラクターはそれを引き立てている。
客観的に見ればその性格は腹立たしく思える。
しかし、赤シャツの性格は社会で生きていくためには不可欠なもので、現にその性格で教頭という座を手に入れることができている。
その反面坊ちゃんは正義感があり、ひととしてはできているように見え、漱石も最終的には赤シャツを坊ちゃんがこらしめるという話にしている。
しかしこの「坊ちゃん」という話の中で勝ったのは本当に坊ちゃんなのだろうか?
確かに「坊ちゃん」の話の中では坊ちゃんが赤シャツに勝っている。
しかし、赤シャツは問題こそ起こしたが学校をやめるようなことにはなっていないのに坊ちゃんは学校を辞めさせられてしまった。
この点をみると作中での真の勝者は赤シャツである。
ではなぜ作中ではまるで坊ちゃんが勝者のように描かれているのか?
それは夏目漱石が坊ちゃんを通して我々読者に伝えたかったことが関係している。
それは日本人の根底に存在する正直さ、真面目さ、である。
そのため坊ちゃんの性格はこの物語の中では全面的に押し出され、他のキャラクターはそれを引き立てている。
以上のことを含め、私が坊ちゃんを通し気づいたこと、理解したことは、人としてのなくてはならない正直さなどの感情。
そしてたとえ報われなくとも自分の意志、信念をつらぬくことだ。(全762文字)
写すもよし、参考にしてもらえれば幸いです。(題材は7班のものとなっているのでまる写しはさすがに疑われると思われます。その点は注意してください)
そしてたとえ報われなくとも自分の意志、信念をつらぬくことだ。(全762文字)
写すもよし、参考にしてもらえれば幸いです。(題材は7班のものとなっているのでまる写しはさすがに疑われると思われます。その点は注意してください)
4-2-2 ウンコマン(本名I内)
「坊ちゃん」という物語において、主人公と赤シャツの対立は最も重要な出来事であると思う。このことから
この物語について詮索しようと思う。
この物語について詮索しようと思う。
主人公と赤シャツは主人公が松山に来た当初から互いのことを良く思っていなかった。
赤シャツは簡単にいえば頭がいい部類の人間で、主人公を始めから利用するつもりで様々な策略を企てていた
のに対して、単純な主人公は難しいことを考えることができずに、赤シャツが何らかのアクションを起こすま
で自分が利用されていることに気づかなかった。また、赤シャツの陰謀に気づいたからといって低脳な主人公
は言葉で返すこともできなければ最終的には同じく低脳な堀田と共に暴力で仕返しをすることになった。
のに対して、単純な主人公は難しいことを考えることができずに、赤シャツが何らかのアクションを起こすま
で自分が利用されていることに気づかなかった。また、赤シャツの陰謀に気づいたからといって低脳な主人公
は言葉で返すこともできなければ最終的には同じく低脳な堀田と共に暴力で仕返しをすることになった。
結果を見ればこの対立は主人公の勝ち逃げという形になったようにも見える。しかし、主人公は立場を捨てて捨
て身の攻撃をしたが得られたのは赤シャツに仕返しをしたという満足感のみである。それに対して赤シャツは主
人公たちに殴られはしたがそれまで通りに生活することができるし、赤シャツの性格から考えると殴られたこと
も大した問題と思っていないだろう。
そしてなにより主人公は暴力という卑怯な手を使って仕返しをしている。
て身の攻撃をしたが得られたのは赤シャツに仕返しをしたという満足感のみである。それに対して赤シャツは主
人公たちに殴られはしたがそれまで通りに生活することができるし、赤シャツの性格から考えると殴られたこと
も大した問題と思っていないだろう。
そしてなにより主人公は暴力という卑怯な手を使って仕返しをしている。
このようなことを考えると本当の勝者は赤シャツのようにも思える。しかし、この物語を読んだ人のなかで赤シ
ャツに好感を抱く人はそういないだろう。それは主人公の少々強引ではあるが純粋で真直ぐな生き様が読者の心
を打つからだと思う。そして、それはこの物語を通して漱石が読者に伝えたかったことなのではないかと思う。
ャツに好感を抱く人はそういないだろう。それは主人公の少々強引ではあるが純粋で真直ぐな生き様が読者の心
を打つからだと思う。そして、それはこの物語を通して漱石が読者に伝えたかったことなのではないかと思う。
- 2問とは限らないって言ってた。 -- RYO (2007-10-30 10:51:26)
- 現代文は? -- 平成 (2007-10-30 15:10:12)
- >>平成たぶんだけど明日俺とかうんこ万とかK谷ががんばる -- 古出 (2007-10-30 15:43:38)
- ウンコマンあんがとね -- 古出 (2007-10-31 19:30:03)
- 守護の設置→大犯三箇条警察軍事 武士の社会・血縁的統制:惣領制惣領が庶子を率いて戦う 女性も相続を受けることができる労働力女系の重視 騎射三物・犬追物流鏑馬笠懸 執権政治将軍義家 実朝の暗殺源氏が耐える将軍専政治から有力御家人による合議政治 承久の乱実朝対後鳥羽上皇院生の復活 暗殺を機に北条氏の追討 三人の上皇は流罪×朝廷○幕府 北条泰時1評定衆の設置合議の制度化2御成敗式目年紀法金銭の貸借 幕府内で御内人勢力台頭得宗の独裁政治合議衰退 御家人×血縁○地縁自立領主妨害悪党 永仁の徳政令御家人金融不可→翌年撤回 滅亡天皇の両統迭立持明院大覚寺統 元弘の変 浄土真親鸞悪人正機説 時踊念仏鎌倉文化似絵の習慣 荏胡麻 金融為替制度 建武後醍醐恩賞の不公平公家>武家官司請負制二条河原落書の批判 室町幕府足利尊氏は楠木正成を破り京都 中央管領地方鎌倉府財源酒屋役土倉役 守護大名使節遵行権半済令守護領国制 高麗警察力低下元倭寇明徳の乱山名氏清 南北朝合一義満太政大臣応永の乱大内義弘破る 日本国王源道義の署名の返書朝貢(上明下日本)勘合貿易入銅線生糸出刀剣入木綿朝鮮人参 応永の外寇朝鮮王対馬倭寇拠点勘違い制圧 三毛作の開始米麦蕎麦商品作物木綿 通貨明銭永楽通宝金融土倉酒屋寺院祠堂銭 六斎市運送馬借同業者組合座の発達 地縁的関係自治的村惣指導者乙名起請文一味神水湯起請 正長の土一揆柳生の徳政碑文近江馬借が徳政求めて一揆 嘉吉の土一揆代始めの徳政 北山文化禅の生活習慣衆議に基づく政治時衆河原者=従軍僧連歌茶闘茶茶寄合 嘉吉の乱6将軍足利義教守護大名の弾圧還俗将軍嘉吉の乱赤松満祐に暗殺される8代義政飢饉と戦乱土一揆に対して幕府は分一銭を納めることを引き換えに徳政令(商人に対して徳政禁制令) 応仁の乱義政引退表明弟義視を指名守銭奴義政の妻日野富子に義尚が誕生義政細川勝元管領原理原則 富子山名宗全赤松一族を討つ実力主義富子らの勝利足軽活躍1485山城の国一揆領主の存在否定 -- kotakota (2007-10-31 22:22:19)
- まず、最初に定義すべきなのは赤シャツっと坊ちゃんの関係がこの物 -- kotakota (2007-10-31 22:23:27)
- しくった。AGAIN -- kotakota (2007-10-31 22:30:10)
- まず、最初に定義すべきなのは赤シャツっと坊ちゃんの関係がこの物語において、どのような影響をもたらしたのかということを調べたということ。最初に赤シ様な初対面の際に第一印象としては「妙に女の怪しい声を出す人」また、「最も驚いたのはこの暑いのにフランネルのシャツを着ている」という点から、意外に感じ、敵意はないにしろよいものではない。次に宿直では、同じ教員であるにもかかわらず、宿直というめんどくさい仕事を身分の差でサボれ、それでいて尚、自分たちより高い給料をもらって、それが当たり前だと感じている点に坊ちゃんは腹立たしいと感じる。そして、赤シャツとの最大の接点である「釣り」では、誘う際にも「釣りをしたことがありますか」や、「御望みならちと伝授しましょう」と上から目線でかつ女らしい声で言うので当然坊ちゃんも反感を感じる。が、それはあくまで心の中であり、口げんかになった際には文学者である赤シャツのほうが有利となるので、何もいわず釣りに出かけることにした。実際には、赤シャツに行かないなどと言うと釣りができないから、あるいはやったことが実は無いからなどといろいろ誤解されると思い、負けず嫌いな坊ちゃんは行くことにしぶしぶしたのだが。まぁおいといて、いざ釣りに行ってみるとしきりに景色を眺め、ターナーだの何だの言っている赤シャツに坊ちゃんはなんだかよくわからないが無駄に高貴ぶる様に呆れてもいる。また、危うく仲間として巻き込まれそうになってしまったときはこんなのには巻き込まれたくないという坊ちゃんの心情が見え隠れしている。この際に坊ちゃんが指摘している赤シャツの悪い癖は、誰がいようともカタカナを並べたがること。「並べたがる」という語句から坊ちゃんにとってカタカナの語句は無駄なことにしか聞こえないことが察せられる。赤シャツは帝国文学という雑誌を学校に持ってきて満足そうに読んでいるらしいが、それも坊ちゃんには無駄で洒落たぶってるようにしか感じられないのだ。坊ちゃんがゴルキを釣った時にはさんざん馬鹿にしていたくせにいざゴルキばかりしかつれないと、自分の立つ瀬がなくなり、正当化し始める。このゴルキは骨が多く、さらにまずくて、食べられないそうでそれでも誇らしげにしている赤シャツには最早、推測だが呆れているのではないだろうか。するととうとう赤シャツと野だは、坊ちゃんの悪口を言い始め、わざと大切なポイントを聞こえるように大きな声で話したりとしてここでもやはり坊ちゃんはなるべく気にしないようにしている。よっぽど、どうでもよく、興味が少ないのだと思う。帰るときに、きてくれてありがとう、というがニヤついていてなお興味を持っているだのうれしかっただのいうので、逆に当然ではあるが不信感をもつ。生徒たちもいろいろな事情があって、いたずらをやむなくしていることというのに詳しくといただそうとするとうまく誤魔化される。ここでの会話で坊ちゃんは赤シャツが自分が単純であることを笑っているのに気づき、軽蔑されておることに気がつく。「やっと掛け声をして磯へ飛び降りた」とあるがやはりうんざりして、一瞬でもいいから赤シャツどもからのがれようとしていることが察せられる。持前の声をわざと気取って優しい風に見せ、気取っている赤シャツの裏は、頭にくるもの、目障りなものを権力の横暴によって消すことで、実際にうらなり君は教員を辞めたくないのにもかかわらず、自分の意思で辞めるということに事実を変えたり、根回しするような悪であった。会津っぽの強情な山嵐とは、奢ってもらった一銭五厘を返す返さないの喧嘩をきっかけにして、逆に親しくなる。又、坊ちゃんと山嵐はうらなり君を助けようとしたことからも仲がよくなり、二人で赤シャツを退治しようとする。うらなり君とは教員になってできた友達でもかなり親しかったために、坊ちゃんはうらなり君が婚約者であるマドンナを横暴なやり方で赤シャツによって恋人にされたということに同情し、そして憤慨した。結果的には赤シャツの策謀で、うらなり君は延岡へ転任させられるが、その送別会で、赤シャツはうらなり君を褒めて、この良友を失うのは実に自分にとって大なる不幸であるとまでいい、人々を騙していて、その赤シャツやマドンナを批難する祝辞を放った山嵐に、坊っちゃんは快哉を送る。熱血漢の二人はチャンスを狙って慎重に行動していったが、日露講和条約の祝勝会の日に、中学校と師範学校の生徒の乱闘事件に坊っちゃんと山嵐は巻き込まれる。それにより、山嵐は赤シャツに乱闘事件の責任を擦り付けられ、免職されられる。だが、このままひきさがる二人ではない。ついに赤シャツ、野だいこが芸者をつれて、一晩宿屋に泊まった現場を押えた二人は、その芸者との帰りに鉄挙の雨を降らせた。殴るだけ殴って赤シャツと野だの行為を言い訳に制裁を下した後に二人で松山を後にする。四国を離れるきっかけとなった赤シャツと野だへの裁きも、一見すると坊ちゃんの勝ちに思えるが、学校を辞めたのは坊ちゃんだ。赤シャツも野だも辞めてはいない。何も無かったかのように教員生活を続けている。結局学園を去ったのは坊ちゃんであり、坊ちゃんの行動は子供のいたずらに過ぎないのだ。損得のみに目をおいて考えると坊ちゃんには得は何も無いのだ。しかし心地よさを感じるのは、勧善懲悪の単純な、しかし、日本人の根底にある純粋な民族性からなのかもしれない。単純さは赤シャツに大いに笑われていたが、いざとなってみると単純さは人々の心に大きく影響をもたらすのかもしれない。ここで振り返ってみると単純さを赤シャツにもし笑われていなかったらこの坊ちゃんの単純さはここまで引き立たなかったように感じる。赤シャツは、一見ただの登場人物で強いて言うなら悪キャラだが、しかし生活していく中でこのように変な声は出さないにしろ、表裏をもって他人を貶めようとするひとは少なからずいる。もちろんいざ現実に存在したら、毎日赤シャツであることや声が女らしいことによって周りから批難され、浮くことは確実だが。結局、「坊っちゃん」の中で赤シャツは坊ちゃんの正義感ならびに素直さを引き立て、この物語全体に表面上での正論の並べることで、坊ちゃんの本当の良さを表しているのではないだろうか。 -- kotakota (2007-10-31 22:30:25)