筋力:D 耐久:B 敏捷:B
魔力:E 幸運:E 宝具:EX
近代的な軍服と真紅のマントを身につけたサーヴァント。記録に従い、男としては比較的矮躯にあたる。
砲兵を用いた戦術を特に得意としたという話をベースにアーチャーとして現界することになっている。
戦闘においては主に召喚した砲兵や自らの拳銃を用いて戦うスタイル。宝具のランクについては随一だが、近代の人物ということもありステータスそのものはさほど高くない。
絶対の自信を持って自らの特殊異界型宝具“雌雄、戦場にて決す(ランペルール)”を展開してキャスター=諸葛亮孔明に兵を用いた軍略での勝負を挑むも語るも無残なほどの大敗北を喫する。(*1)
チガサキの移動系魔法によりその場は逃れたものの、アーチャー陣営が特にキャスターを警戒する一因となっている?
9日目朝、アサシンのし掛けによってオーナー陣営、ランサー&アサシン連合陣営との三つ巴の戦いに巻き込まれる。宝具ランペルールを発動し、独壇場の軍団戦でよく奮戦するも最後は疲弊し後方に下がった瞬間を見計らったアサシンの短剣群舞によって消滅する。
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人
――数多の戦場に猛威を奮い、軍神とすら謳われたアーチャーの名声とイメージを元に強引に全ての決着を軍団同士の戦いに帰着させる固有結界。
取り込まれた対象はルールによって陣営にわけられ、特殊異界によって兵団を与えられ望むと望まざるとに関わらず軍団戦に引きずり込まれる。
大それたありえない規模の事象変革に見せかけつつ、実質は架空要素を用いたいわばシミュレーションにすぎないため消費魔力が破綻せず成立している。
この特殊異界展開時に内部に居るキャラクターはまず陣営として区分けされる。次に各陣営から一人指揮官を選出する。指揮官はこの特殊異界展開時ないしターンの開始時に実学:軍学によるチェックを行い、威力を算出する。
この特殊異界内では行動順を、上記で出した威力の高い順に(つまり実質陣営ごとに)解決する。また陣営同士で威力を比較し負けている側の陣営に属するキャラクターはあらゆる判定に威力の差分だけペナルティを受け、与えるダメージに威力の差分×3点をペナルティを受ける。
この特殊異界内で敗北した場合(ギブアップ、ないし全員が行動不能、瀕死などの戦闘続行が不能な状態となる)、勝った陣営は負けた陣営への絶対命令権をひとつ行使し特殊異界が解除される。
ランク:Ex 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
――あまりに有名なアーチャーの文句そのままに、皇帝に上り詰め不可能と呼ばれた諸々を真正面から蹂躙して回った英霊アーチャーに許された因果律に対する直接命令権。
命運により自身の判定を振りなおす際に宣言することで、振りなおし後のダイスの出目を任意の出目として宣言できる。(普通は00を宣言するだろう)
命運とエーテルが続く限りにおいてそれ以上の使用制限といったものは存在しない。極めて汎用的に理不尽な“諦めない限り全ての可能性は起こりうる”という人類全体に根付いた幻想の具現。
*1 出鼻から孔明側のCLによって大差を付けられる、お返しとばかりにCLしてみても出目が奇跡的に悪く通常成功の孔明に普通に負ける、通常成功同士で比べてもなぜか10以上威力に差を付けられるのがデフォ、などなど…