マスターの権利を持つものは特別に自身の魔力を使っての召喚・宝具行使が可能。 これを「エーテル容量」という言葉で表現する。算出式は以下のとおり。
5000+(レベル+魔力)×200
エーテル容量の回復については以下のルールに従う。
・1日の終わりにより、自動的に1/2(切り捨て)回復する。
・睡眠時間とは別に「エーテル容量」を回復するという宣言によって1hごとに500回復する。 ただし、その間一切の行動はできないものとし、1hの途中で何らかの行動を起こした瞬間に回復はキャンセルされる。 (サーヴァントの実体化も行動に含む)
・またMAGを消費することにより消費したMAGの1/2、エーテル容量が回復する。 逆にマスターはエーテル容量を消費することで消費したエーテル容量の1/2のMAGとして使用することが可能。 ただしこのMAGは活性MAGとし、その場で使用しない限り消滅する。
マスターには以下の権利が与えられる。
・サーヴァントを1体召喚し、契約する権利。なお、サーヴァントの同意があり、かつエーテル容量の条件を満たしている限り2体目、3体目の契約も理論上は可能である。
・サーヴァントの能力をある程度見通す能力。戦闘中は1行動使った魔力判定を行うことにより、また戦闘後なら無条件で戦闘に参加したサーヴァントの能力値を知ることが出来る。
・3回まで令呪と呼ばれる聖杯から貸与された魔力を行使できる。使用出来る効果は以下のとおり
1)サーヴァントに対して絶対命令権を行使できる。
2)命運・悪運の代わりとして用いる事ができる。(令呪によってHPを回復させた場合、エーテル容量の支払いは起きない)
3)その他、自身と自分のサーヴァントに関わることならば、ある程度任意の事象を発生させることが出来るものとする。(空間転移や何らかの儀式の代わり、異界の作成など)