TwilightWander
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TwilightWander
ja
2013-09-19T21:01:05+09:00
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※R-18 コーヒーの香りは危険な香り(原作:空の境界)
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/31.html
「今日は私が二人にコーヒーを淹れてやろう」
始まりは唐突に起きる。
何の気まぐれか、普段は座った椅子から立つのも億劫にしか感じないような彼女が、そうおっしゃって立ち上がった。
「どうしたんですか、橙子さん」
「頭でも打ったのか?」
当然の如く、僕と式は訝しげにそんな彼女を見つめた。
「偶には自分で淹れるのも悪くないと思ってね。そもそも黒桐が来るまでは自分で淹れていたわけだ。何も可笑しなところはないと思うがね」
そう言われればそうだが、彼女は自分以外ができることは、自分ではほとんどやろうとは思わない。
だから、本当に意外で仕方なかった。
「えっと、はい。じゃあ、よろしくお願いします」
「誰が淹れても同じだろ。こんなもの」
疑問は晴れないが、害があるわけではないだろう。好意は受け取るとする。もしかしたら、本当に気まぐれで、調子がいいだけなのかもしれないし。
……と、僕と式は橙子さんのことを結構舐めていたのかもしれない。
後悔先に立たず。それが今の僕と式の感想か、それとも怪我の功名、不幸中の幸いとも言うべきか。どっちにしろ僕たちの判断ミスは、小さいけど大きな事件へと発展した。
「暑い…」
3人でコーヒーを飲んで、作業を…というより、僕一人が書類整理に追われる中、式がポツリと呟いた。
珍しい。式は暑さ寒さには強いタイプだというのに。
そういえば僕も、少し体が火照っている気もする。まあ、橙子さんのコーヒーが異常に熱かったのが原因だと思うけれど。
「大丈夫?式」
「――ん、だるい」
本当に気怠そうに式はソファでぐったりとしていた。
その頬は少し赤を帯びていた。
「もしかして、熱ある?」
「わかんない」
心なしか息遣いも彼女のそれにしては荒い。
「……ふむ。式、今日は帰れ」
「そうだな。…そうする」
気分が悪いのは間違いないようで、式は素直に橙子さんに従った。
「黒桐、式を送ってやるといい。今日は特に大事な要件もないからな。そのまま帰っていいぞ」
「え、ですが……」
「い
2013-09-19T21:01:05+09:00
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第4話:隠されたもの
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/29.html
喜屋武汀。鬼切部守天党の鬼切。現在、トウコから齎された仕事により協力関係となった一つ年下の少女。
……ん、少女というのは言い過ぎだろうか。彼女は平均のそれである私の身長よりも高く、二十歳を過ぎていると言われれば、きっと不信がらずに受け入れてしまえるほどには色々な面において大人だった。
そのギャップなのか、彼女はあえて嘘やからかいを用いる。口八丁手八丁を以て良しとする汀は、普段から本心を奥深くに隠しこんでいる。彼女のふるまいの七割がたが嘘であり、残りの三割は冷酷さと、そしておそらくはひた隠しされた優しさで出来ている。
例えば、そう。人は肉を食す。その時殆どの人間が生きている牛やら、豚、鳥を思い浮かべながら食べることはないだろう。己の世界を守るために、肉を牛肉、豚肉、鶏肉と称しながらも決定的に生きている動物に繋げようとしない。当然の自己防衛機能である。きっと、その現場を見せられれば思うだろう。「可哀そうだから殺さないでやって」と。
だが平気で食卓に出された肉は喜んで食べる。弱肉強食、この場合、弱者である牛は人間が生きるための糧となる。それは食物連鎖による仕方のない事だ。だが一度、屠殺場の中で行われる儀式を目にすれば、人は今まで当然と食していたそれを準備しているモノたちを恨む。
彼らに罪はない。むしろ彼らは普通の人達が出来ない事をやっているのだ。讃えられこそすれ、貶されなければならないところなどない。だが目の前で起こった悲しい出来事に、自身から湧き上がるエゴによって、「あの人たちがやってしまったことだから仕方がない。食べ物を粗末にするのはいけないことだから食すのだ」と、もっともらしい理由をつけて責任をすべて屠る側の人間へと丸投げする。
だからこそ、屠殺場の存在は隠されている。一般人にその現場が目撃されないように、知らずにいられるようにと。
つまるところを言えば、喜屋武汀という女性の立ち位置は一般人ではなく、貶される屠る側にあった。
一般人が襲われることが無いように、平和に暮らす人々に危険が及ばないようにと鬼を狩る。
まだ高校2年生という若さで彼女は修羅の道を歩んでいた。それもおそらくは幼い頃より。でなければこのような地まで《剣》を取り戻すために派遣されるはずがない。私の直死の魔眼
2012-11-15T16:21:55+09:00
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間話:初戦
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/28.html
「まずはあたしがやってみせるわね――」
水面を乱した糸に喰いついてきたのは、やはり雑魚だった。
何も驚くことはない。まだ時期としては早いぐらいなのだから、狙った大物が掛からなくても仕方がないのだ。――とはいえ、小物とて釣ってしまったからにはちゃんと引き上げてやらないと。
立ちあがりざま手にした長い棒を軽く振り回す。
よし、準備は整った。
今日の釣りは聊か騒がしいことになりそうだった。
「――――!」
雑魚も群れれば何とやら。目の前には今夜釣れた大漁の―――。
「ギシャァオァ――!!」
触れた先から失われていく鈍い感触。先程あった重みはあっさりと消え去る。
軽く周囲を見渡す。赤い目が一つ、二つ、三つ――――。
二つで一セットのそれがおよそ二十はあるか。いや、今は十八だ。
数えている最中にも、あたしの腕は動き、鈍い感覚を覚えさせる。舞のように足を動かし、棍が円を描く。
ただの雑魚でしかないソレは奇怪な声を放ち塵となる。
そう、これはただの釣りなんかではなく――。
「なるほど、だいたいの相手の動きは理解した」
隣でニヒルに笑う彼女を視界に収めた時――敵の数が十を切った時、一陣の風が吹いた。
「グギャア――!?」
銀色の線が脳裏に焼き付き、無意識に瞬きした後、目前の魍魎を確認しようとするが、数が合わない。
――三匹減ってる?
代わりに、雑に切られた彼女の前髪が風に揺られ、赤い目に反射して鋭物が輝きを放つ。
二つの現実を頭に叩き込んでようやく理解に至る。
「速い――!」
なんのことはない。あたしの眼の前にいた魍魎は死神に目をつけられたのだ。
両儀式という名の、生きているなら神様だって殺す少女に―――。
ここに来た運を呪うしかない。鬼切と死神の前に現れたからには一匹たりとも逃さない。あたしは式の視線に頷くと、襲ってくる魍魎の鉤爪を横に跳んで避け、相手が次の動きに入る前に咽喉元を棍で勢いよく突く。また一体消え去った。
さて、鬼退治はあたしの方がプロなのだから負けてはいられない。棍を握る手に力を入れて振るう。
式と数を競うようにしてやってみればそれはほんの刹那の時であり――。
2012-11-14T06:53:52+09:00
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第3話:既視感がないことも……
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/27.html
それなりの広さの境内とその奥に控える本堂が小山内さんら剣道部の面々を迎えた。
石畳の隙間を広げて伸びる野草や、落ち放題に落ちた花が、廃れた印象を抱かせる。
夕べの光が染めるセピアめいた色味が、余計に侘びしく見せているのかもしれない。
漆喰の剥がれが目立つ山門程ではないが、本堂も十分に古い。
「うはー、やっぱりぼろいですねえ」
「まーね。使ってる部屋なんかは、こざっぱりとしてるんだけど」
一応今のうちに誤解は解いておくとする。
わざわざ和尚が時間を割いて整えていたところを目撃してしまっているので、すぐに確認すれば分かる事とはいえ出来る限り早く誤解は解いておきたい。でないと少々不憫だ。まあ、あの和尚ならそんなこと気にしないんだろうけど。
「それは朗報です」
「ちょっと安心しました……」
純粋な感想を述べる百子と、心底心配していたのだろうか、胸を撫で下ろす桜井さん。
「こらこら、あなたたち失礼なこと言わないの。これからお世話になる場所なんだから――」
今まで大人しく聞いていた先生は、慌てて二人の生徒の無礼をたしなめようと口を開いた。
「いやいや、正直、大いに結構」
だがその言葉は途中で渋い声に遮られた。和尚と式がすぐ横手まで来ていたのだ。
「見ての通りのぼろ寺によく来なさった」
墨染めと輪袈裟を身に纏う和尚の隣でこれまた和服を着こなす式。結構様になっているのではなかろうか。
和尚は、名を体で表すかのごとく、「山寺の和尚さん」のような――というかまさに山寺の和尚さんなんだけど――出で立ちをしていた。
「でかっ!うちのじーちゃんよりもでかっ!」
ただ、背が高い。しかも筋骨逞しい。おそらく何かの武道をしていたのだろう。どうにも精進料理ばかりを食べてきた体には見えない。
「おや、驚かせてしまったかな?」
間近に立たれるとあたしでさえも壁のように感じる和尚の身長は、女子のそれにしても平均以下と思われる百子にととって、正しく遮壁だった。
「拙僧、咲森寺の住職にして唯一の僧侶、鈴木佑快と申しまする。ぼろくてすまんが、わしひとりではなかなか手がまわらんでのう。
鐘を撞いておったら、出迎えにも遅れる始末じゃ」
和尚が示す先に
2012-11-11T22:15:24+09:00
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第2話:青い城からの来訪者
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/26.html
ずいぶんと前に亡くなった祖母は旅が好きだった。
見知らぬ景色。
見知らぬ人々。
見知らぬものとの出会いが大好きで――
高い天井で育てば背が伸びると言うように、
世界を広く持つことが、人を大きくするのだと――
そして高校二年の夏休み、私も遠くへ旅に出る。
部活の合宿なのだけれど、これも旅には違いない。
電車と車を乗り継いで、私たちは南の海へ。
剣と胴着をかばんに詰めて、鬼ヶ島を望む岬の山門へ。
そこで私が出会うのは――
我が部を支える内助の功。旅先で知る新たな顔も出会いと言えば出会いなのかも。
―――相沢保美
ここより先の南から来た、目的不明の先住者。ちょっと苦手かもしれない。
―――喜屋武汀
神代の《剣》を携えて神ます島へと向かう黒衣の剣鬼――
―――カヤ
沙羅の木の咲くシロの中、一際異彩に咲き映える枯れずの赤い椿にも似た――
―――コハク
――そして、私が辿り着いた夜。互いに惹かれるように、波に運ばれやってきた少女。
―――ナミ
投げ入れられた六つの小石。波紋が重なり彩を成し。まだ見ぬ絵巻を織り上げる。
月の満ち欠け、潮の満ち引き、
水面(みなも)を乱す宿命(さだめ)の周期(めぐり)――
瑠璃の宮処(みやこ)にまどろむ龍の、いざなう嵐に私はあらがう。
むげんのなみはわだつみのこどうーー
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「うはー階段ながーっ」
ぞろぞろと大名行列のようにやってきた一団の中から甲高い声が聞き取れる。
――あれが、青城女学園の
2012-11-13T16:15:19+09:00
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第1話:自己紹介
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/25.html
「そういえば、まだちゃんと自己紹介してなかったっけ?」
はたと思い出し、…といっても口実に近いが今の今まで必要最低限のことしか口にしない我がパートナーに声をかけた。
あたしと両儀さんが若のコネで世話になる事になった咲森寺に来て早1時間。十分身の回りの準備を終えた今、何も話さずにいるのはあまりにも気まずかった。
「そうか?」
対する彼女は出会った時と変わらずぶっきらぼうだ。
「ほら、あたしまだ両儀さんに名前教えてないよね?」
自分で言って思い出す。ああ、そういえば―――いろんなことがあり過ぎてそんな当然なことまでしていなかった。彼女の名前は知っているのに、こちらの名前を相手は知らぬとは如何なものか。
無言で見据えるのはそのまま話を続けろという意思表示なのか、それともあまり興味がないのだろうか。……いや両方か。とりあえず彼女の意思に従うことにする。
「あたしの名前は喜屋武汀。分かっちゃいると思うけど鬼切部守天党の鬼切よ。役付きじゃないただの下っ端だけどね。そして普段はただの高校2年生」
ただのってところをわざとらしく強調してみせると、彼女は少し可笑しなものを見るように口元を笑みの形に歪めた。なんだ、ちゃんと笑えるんじゃない。
「オレは両儀式。まあ、こちらに来る前に名乗ったから分かってるだろうけど。蒼崎橙子の協力者…みたいなものかな。普段は高校1年生だ」
「あ、年下なんだ?」
男っぽいとは最初から思っていたけど、彼女がそれを意識しているのかどうかはさておき、なんと一人称までもがオレだった。予想通り彼女は近しい年齢だったわけだが、それでも同い年かちょっと年上…ぐらいを見積もっていたため少し吃驚する。
「いや……年齢的にはお前の一つ年上になる」
なるほど。彼女もあたしと同じく“普通”ではないというわけだ。咄嗟の仕事に駆り出されれば単位取得のための最低時間が足りなくなる可能性はある。そうなれば致し方なく留年ということにもなるだろう。勉強ができないってわけじゃなさそうだし。
「…お互い大変ね」
今のところは何とかそうあらずに済んだがこれから先も“普通”の学校生活を送れるとは限らない。そう思い彼女に同情の意思を示すと、彼女は不思議そうにこちらを見た。あれ、何か勘違いした
2012-11-11T22:04:51+09:00
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登場人物設定
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/24.html
登場人物設定(第3話までの段階)
前書き
物語に登場した段階で登場人物は追加されていきます。(真実が明らかになると既に書かれたキャラの説明の補足もあり)
文章のレイアウトはPC向けにしているので、携帯やスマフォで見た場合ずれている場合があります、ご了承ください
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アオイシロside
◇喜屋武汀…鬼切部守天党の鬼切りであり、本作の主人公。(原作:メインヒロイン)
運動神経抜群であり女性から見ても文句なしの美人。
飄々とした態度ゆえか動物に例えると山猫。
《剣》を追って卯奈咲を訪れる。梢子をライバル視している。
武器は朱色の棍。必要になれば仕込みを使用する場合もある。
◇小山内梢子…青城女学院高等学校女子剣道部2年主将。(原作:主人公)
女子剣道において全国クラスの実力と腕前を有している。
部員たちからは「オサ」「オサ先輩」と呼ばれ慕われている。
真面目で律儀な性格で強い責任感があるが、反面少々無愛想。
運が悪いらしく、運任せなこと(トランプなど)に弱い。
◇相沢保美…青城女学院高等学校剣道部1年女子マネージャー。(原作:メインヒロイン)
病弱で人一倍体力がないが、芯の強い心を持っている。
料理の腕前は相当なもので、今回も剣道部の料理番をかってでている。
梢子のことは「梢子先輩」と名前で呼ぶ。
◇桜井綾代…青城女学院高等学校剣道部2年。
おっとりとした性格で愛称は「姫」。
練習では相当な力を発揮するものの、本番に弱く結果を出せていない。
梢子のことは「梢子さん」と呼ぶ。また、1年の頃からのクラスメイト。
◇秋田百子…青城女学院高等学校剣道部1年。
期待のルーキーであるが何より経験不足が否めない。
ルームメイトである保美の付き添いで剣道部に入部する。
常に元気に動き回るトラブルメイカー。
2012-11-11T21:59:37+09:00
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アオイシロ~シロを視る世界~
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/23.html
・[[プロローグ]]
・[[登場人物設定]]
・[[第1話:自己紹介]]
・[[第2話:青い城からの来訪者]]
・[[第3話:既視感がないことも……]]
・[[間話:初戦]]
2012-11-11T22:19:25+09:00
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プロローグ
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/22.html
<div style="text-align:left;"> </div>
<div class="body-novel"> 赤い花を思い出していた。血のように赤くて、綺麗だけどあまり触れたくはない。<br /><br />
海石榴とは違った意味でなんとなく不思議な感じの合わさり方をしている二つの漢字で表された花。海石榴を日本では木偏に春と書くけど、この花は中国からそのまま入ってきたまま、変わることがなかった。まあ、読み方は異なるんだけど。<br /><br />
薔薇……、イバラを鋳薔薇と記すようにその赤い花には棘がある。見るだけならば綺麗なだけだが、触れれば花の色と同じように、自身の手からも赤黒いものを滴り落とすことになる。薔は『細長く伸びる』という意味の『艸檣』を短縮した文字とされているわけだけど、薔の一文字ではその名の通り『みずたで』という名の植物の名前となる。花も葉も細く長いそれは正に、といった漢字だ。そう考えると薔と薇で薔薇と呼ぶのはちょっと面白いかも、なんて思う。<br /><br />
薔と薇はどちらも茎が長いとは思うが、薔とは違い、薇は上部は丸みを帯びた…というより、蝸牛の殻のように、漫画でよくあるような子供向けのペロペロキャンディように、中心に向かって渦をなしている。そのうえ、薔薇のように美しい花を咲かせるわけではない。同じなのは茎が長いことだけかとさえ考えてしまう。元々はバラやカラタチなどの棘のある低木の総称だったから、と安易に考えるべきなのだろう、と結局は妥当なラインであたしは結論を出していた。<br /><br />
さて、なんであたしがこんなに長ったらしく薔薇について考えに耽ることになったのかというと、その理由は簡単だった。<br /><br />
若の隣で未だ一言も口に出さずに目を瞑ったままの少女を見たときの、最初の感想が薔薇みたいな人だな、だったから。<br /><br />
いかにも高そうな青藤色の着物で身を包んでいる少女は私と同い年ぐらいだろうか。正坐したままピンと張った背、注視しなければ気付かないほど薄い息遣い。人形を思わせるように肌は白く、それでいてこの場に溶け込むように全くの違和感がない。彼女自身にとっては座っているだけなのかもしれないが、十分にそれだけで絵になりそうだった。<br /><br />
逆にそれ
2012-11-11T21:27:04+09:00
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メニュー
https://w.atwiki.jp/duoigunis/pages/21.html
・連載小説
○[[アオイシロ~シロを視る世界~]]
・短編小説
○[[※R-18 コーヒーの香りは危険な香り(原作:空の境界)]]
2013-09-19T20:38:23+09:00
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