第九次ダンゲロス

夢さ……佐倉光素がカップ麺製造工場の実況をするそうです


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佐倉「えー、皆さんこんにちは。初めましての方ははじめまして。報道部の新米部員、夢追中こと佐倉光素です。
今日は、カップ麺の製造工程を実況させていただきます。なお、解説はダンゲロス子さんです。よろしくおねがいします」
ダンゲロス子「おう、よろしく」
佐倉「まず、麺の製造工程ですね。どうやら、小麦粉を混ぜるようです。
同時に液体のようなものを混ぜてますね。ダンゲロス子さん、これは一体なんなんでしょう?」
ダンゲロス子「知らん」
佐倉「えっ」
ダンゲロス子「あたしは単に、これが終わったらカップ麺一ヶ月ぶんとバイト代が貰えるからやってるだけで……え? これを読め? わーったよ、ちょっと待ってな」
佐倉「……いきなり先行きが不安になってきましたが、大丈夫でしょうか。これから一ヶ月、ダンゲロス子さんの体調が心配です」
ダンゲロス子「よし、またせたな。え、あれは『かんすい』ってーので、ラーメンとかにも使われてるんだと」
佐倉(基本的にラーメンに使われてるものです……って言わないほうがいいのかな)
佐倉「はい、ありがとうございました。では、次の工程に参りましょう。どうやら、ここでは生地を少しづつ薄くして引き伸ばしてるようですねー。こしが強くなりそうな工程です」
ダンゲロス子「解説はいるかい?」
佐倉「あ、結構です。では、その次の過程です。薄く引き伸ばした生地が均等に切り分けてられています。
どうやら、この時点で麺にウェーブがかかっているようです。ダンゲロス子さん、これは一体なぜなんでしょう」
ダンゲロス子「あとあと便利になるから、らしいぜ」
佐倉「よくわからない解説ありがとうございます。次は、蒸し器ですね。外からではわかりませんが、中は一〇〇度近い水蒸気で満たされているそうです。特に面白く無いので次行きましょう」
ダンゲロス子「一応解説があるみたいなんだが」
佐倉「冗長になるので次行きましょう! 大切なことなので二回言いました! ここでは麺が必要量だけ切り取られているみたいですね。そして、容器の形に合うよう型詰めがなされているみたいです」
ダンゲロス子「もう佐倉一人でいいんじゃねえの」
佐倉「一人で実況することほど寂しいことはないんですよ」
ダンゲロス子「いや、視聴者がいるだろ……」
佐倉「えーでは次の工程にいきましょう。ここでは麺を揚げてるみたいですねー。これだけ沢山の麺がずらりと並んでいると相関ですね、それで、解説なのですが……ダンゲロス子さん?」
ダンゲロス子「zzz……」
佐倉「……眠ってますね。えーと、これは私が解説するということですか? えーとですね……」

(以下中略)

佐倉「……ということで、以上で工場内の実況を終わります。では、実食に入りましょう」
ダンゲロス子「お、やっと食えるのか!」
佐倉「……ダンゲロス子さん、いままで不貞寝してたんですか?」
ダンゲロス子「いや! 爆睡してた!」
佐倉(それはそれで問題な気が)
ダンゲロス子「夢の中でカップ麺をたらふく食ってたけどよ、やっぱ腹は膨れねえのな」
佐倉「ええと、とりあえずこちらにお湯を入れて三分経ったカップ麺があります」
ダンゲロス子「あ、先に食ってていいか?」
佐倉「ええ、どうぞ……それでは、私も実食に入りたいと……」
ダンゲロス子「……んぐっ、ぷへぁ! なんだこのカップ麺は!」
佐倉「早い!早いですよダンゲロス子さん! しかもお汁まで飲み干して……」
ダンゲロス子「いやだってよ、なんつーか、とにかくうめぇんだよ! いいから食ってみろよ佐倉!」
佐倉「……それでは、こんどこそ私も食べてみます。いただきます」
佐倉「……こ、これは!」
佐倉(噛みごたえと腰がある麺に、しっかりと汁が染みこんで……そして、何よりこの汁が……美味しい!)
佐倉「っぷは! お、思わず私も食べ尽くしてしまいました……さすがはモヒカンザコに人気があると言われる食品ですね……」
ダンゲロス子「だろ?」
佐倉「いや、ダンゲロス子さんが胸を張るところじゃないですよ……」
佐倉「では、以上を持ちまして実況を終わります。実況は私、佐倉光素が、解説はダンゲロス子さんでお送り致しました。ご視聴ありがとうございました!」

この放送以降、希望崎の購買ではカップ麺の売り切れが一ヶ月続いたという。


GK評:2点
兄貴ィッ!カップ麺の兄貴ィはやっぱりスゲーやッ!
既存のキャラクターを使い回すと言うのは新鮮味が無いというデメリットもあるけど、
下地がある分こういうSSでは使いやすいというメリットもあるよね。