小型サウンド・デコーダ

サウンド・デコーダも普及期に入り、いよいよNゲージ車両にも搭載できるような小型の商品が発売されてきている。
スピーカが不利(小型スピーカは音量、特に低音が不足する)であることさえ克服できれば、Nゲージ機関車や気動車でもサウンドを楽しめる時代が到来したと言える。
なお、小型スピーカは携帯電話用の8Ω品をパーツショップで手に入れるのが安価で高性能。ただし一部メーカーのサウンド・デコーダは100Ω対応なので注意が必要。

ESU社「LokSound micro
28×10×5mmのサイズは、搭載をチャレンジしたくなる魅力的な小ささ。機能的にも申し分なく、サウンドの編集もできるが、ドイツ製なのでマニュアルがとっつきにくいのと、100Ωスピーカ用なのがつらい。
CT-Elektronik社「SL74
24×9×3.5mmという(おそらく)世界最小のサウンド・デコーダ。少し前の小型デコーダ並で、物理的にはたいがいのNゲージ機関車に搭載できるだろう。機能も十分でサウンドも悪くない。
DIETZ社「micro xs
SUSIの開発元からは、SUSI専用サウンドモジュールが発売されている。21×12×5mmで4または8Ωスピーカを駆動。サウンド編集やリマップもできるが、別途対応デコーダを用意する必要があるのが難。
MRC社「N GAUGE DIESEL DECODER
KATO製Nゲージ機関車用ドロップイン・デコーダ。スピーカまで基盤上に搭載されている。こういう構成の商品なら、永末さんあたりにも日本型用製品を期待したいところ。
MRC社「N STEAM SOUND DECODER
Itemナンバー1637として知られるサウンド・デコーダ。30×10×5mmのサイズと標準的な蒸機のサウンド、そして比較的安価(1万円程度)なことから日本でも搭載にチャレンジした人は多い。
:SoundTraxx社「TSU-750
|大御所SoundTraxxの最小サウンド・デコーダは25×13×5.6mmのこの製品。世界中のNゲージ蒸機ファンが待ち焦がれたTsunamiベースの新製品で、愛称はずばりMicro-Tsunami。従来のDSD-090LCとは一線を画す最新製品だけに機能も不足なく、性能から考えれば140ドルの価格も良心的。




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最終更新:2007年09月04日 18:08