JSTコネクタ

普通はDigitrax,Lenz等のデコーダに搭載されている9ピンコネクタを指す。本来は基盤上にハーネスを接続するためのコネクタで、ハーネスの反対側が8ピンコネクタとなっているのが一般的だが、アメリカ型HO等にはこのソケットを装備した車両もあり、直接デコーダに接続することができる。NMRAの他、NEM653として標準規格化されている。
壊れにくい、抜けにくい、作りやすい等、メリットも多いが、設置空間が重要となるNゲージ以下の車両や小型デコーダにはサイズ面で使い難く、あまり搭載実績はない。
なお、本来JSTコネクタとは日本圧着端子製造株式会社(JST社)というメーカーが作っているコネクタシリーズの名称で、純日本国産品である(上記コネクタは製品番号S 9B-ZR-SM2-TFの表面実装型)。インチ単位のICピン(6ピン,8ピンはICピンである)と違ってミリ単位(1.5mm)のピン配置になっている。
JSTコネクタ自身は、基盤と配線を繋ぐだけでなく、配線同士の接続にも使われる汎用コネクタなので、他のピン数のものも含め、別の用途に使われていることもある。たとえばKATOから販売されているDCCコネクタ(4ピン、5ピン)はJSTコネクタである。

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最終更新:2007年06月17日 04:05