Digitrax デジトラックス

アメリカのDCCメーカー。日本における輸入販売はホビーセンターカトー
DCCシステム全般にわたる製品構成で、価格もこなれていることから、ユーザーも多い。特に大規模・集合レイアウトに適した商品を供給しているのため、日米の多くのクラブレイアウトで標準コントロールシステムとして採用されている。
また、KATO製車両等のドロップイン・デコーダも販売しており、半田付けをほとんどしなくてもデコーダ搭載ができることはありがたい。
最近はSoundFXシリーズとしてサウンド・デコーダも展開しはじめている。

ただ、トランスポンディングのようなNMRA‐DCCから逸脱した独自拡張機能があったり、一部の他社製品と相性問題があったりと、互換性に関してはあまり評判がよくないことも事実である。
ただし、特に日本国内でも同社の互換性が最低であるかのような評価を見かけるが、実際は他社の多くも同社と似たり寄ったりなのが現状で、NMRA規格の曖昧さや各社の独自機能が不具合を発生することは同社に限らずよくあるということは付記しておく。

トランスポンディング
同社の車両位置検出システム。ギャップ切りや専用機器を要するが、現状で車両搭載デコーダのアドレスまで検出できるシステムは多くないことから、自動運転を楽しむユーザーを中心に採用例は多い。
LocoNet
同社の開発したバス規格。安価に必要十分な機能を満たすことに主眼が置かれ、規格も公開されていることから、使いやすさもあって他社製品にも多く採用されている。(Intellibox等)
Zephyr
同社の入門用一体型コマンドステーション。KATOD101(装置名称としてはDCS50K)としてOEM供給されていることから、日本にもユーザーが多く、価格の割にはそこそこの機能を有することから過不足ない入門機として評判は悪くない。ただ、さすがにそろそろ後継機が発売されてもいい。



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最終更新:2007年08月29日 18:05