サイレント駆動

DCCデコーダのモーター出力は、一般的にはPWMと呼ばれる方式が使われる。しかしこの方式はパルス状に出力するため、パルス波周波数がモーターの振動・騒音発生の原因となることがある。これを防ぐため周波数を10KHz以上に高める機能をサイレント駆動と呼ぶ。
比較的高級な車載デコーダには搭載されている機能であるが、サイレント駆動するとトルクが目立って低下するモーターもあり、調整を要するケースもある。
またコアレスモーターのような高性能モーターの場合、電圧変動に対する応答が俊敏な分、通常の周波数では騒音・振動を発生しやすいだけでなく、うまく回転することができず発熱や故障につながってしまうこともある。サイレント駆動はこういったケースにも対応することができるので、コアレスモーターを積んだ車両にデコーダを搭載する場合には、この機能が備わっているものを選ぶ必要がある。


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最終更新:2007年06月15日 22:40