俺は、ゲームであろうがしっかりを己を出してプレイしています。
ゲームは“自分をいかに出せるか”みたいなものだと思っています。
腕を磨くもよし。輪を構築するもよし。チャットで盛り上がるもよし。友達を作るのもよし。誰かに認めてもらおうと公開するのもよし。勿論、相手を煽ったり叩いたりけなすのもよし。

ですが、俺は“発言力”を持つことに関しては、特に注意してプレイしています。
俺が思うに、ゲームのプレイヤーは指示や命令されることが好きではありません。
あくまでも自分本位でありながら、その延長でプラスになるならば他人の意見を取り入れていくようです。

この項のタイトルはもともと、「人を動かすには」でした。
これを「人を使うには」にしたのには、結局は“自分本位の為の行動である”ということを理解しておかなければいけないというアピールでもあります。
他人に動いて貰うのですから、それ相応のプレイをあなたもしないといけません。それが礼儀です。

筆者は、戦場で注意する時は特に歩兵に対して意見をします。反省会でもそう、歩兵に対してがほとんど。
この兄弟wikiの皿講習も、自分が得意なキャラクターに関してのことしか執筆していません。
では裏方が下手だから?と問われれば、筆者は少なくとも普通のプレイヤー以上に裏方を理解しているつもりではあります。どのキャラでも裏方は必ず30までプレイしましたし、開幕から終幕まで輸送ナイトや建築ナイト、警戒ナイトなんてことは多々ありました。
ですが、筆者は歩兵が何よりも好きで、そして誰よりも上手くなろうと努力しています。
同時に、普通のプレイヤーよりは胸を張って「俺は歩兵をやる」って言えるレベルに居るのではないか、と思っています。

歩兵を上達させているのには意味があります。
歩兵は、無名な歩兵の意見は聞きません。
何故なら、その歩兵にとって同等の歩兵の意見を聞いても有益ではないから。
普通の歩兵は、「それは何の為?私の為ですか?あなたの為ですか?」と解釈してしまう。
ですが、その人から見て“上手い”と認識されている歩兵から同じ事を言われた場合はどうでしょう?
「なるほど。そういう考えもあるのですね」とすぐに納得し、感じ方や捉え方が異なったものになります。

「じゃあお前がやれよ」と言う気持ちになるのは誰しもが経験することでしょう。
ですが、自分より“わかっている”人に言われたのであれば、言われた事ややっている事を吸収することが上達への近道だと思います。
自分より“わかっている”人が言う言葉は、少なくとも、“わかっている”人からみればあなたが効率の悪いことしていたからです。“わかっている”人は、必ずあなたの知らないことを経験しているでしょう。そしてそれは、何年の積み重ねだろうと、一言でまとめることができます。
例えその場ではムッときたりしたとしても、何年分もかけてわかったことを一言で伝えてもらえたことをどう受け止めるかで、あなたの成長が左右されると考えています。

国にとって効率的なのは、「シンプルに単純にプレイヤーを育てること」です。
その一瞬が面倒くさくても、多数に伝えられるのであればそれは効率的です。
FEZでは、1人を育てるより複数を少しずつ育てたほうが明らかに国力アップへ繋がります。

では、どのようにすれば人に伝わるのでしょうか。どのようにすれば人を動かせるのでしょうか。


D・カーネギーより。

人は、自分が好きなもの・望むもの・快感を得られるもの・幸せなどを求めて行動しています。
それを手に入れる方法がわかれば、自ら行動します。
人を動かすためには、相手の利益・幸せを見つけ、その方法を相手に伝えることができればいいのでしょう。
それが、自分の利益・幸せにもつながっていれば、なおいいのでしょう。
自分を動かすのも同じだと思います。まず自分が望む幸せを知り、次にそれを手に入れる方法を見つければ、自分の幸せに向かって動き出すことができるのではないでしょうか。


まず、命令してはいけません。指示してはいけません。
誰の為であろうと、お願いしましょう。結果的に勝利に近づくので、お願いは決して卑下することではありませんよ。

そして、これだけでは“その人の力までしか発揮できない”ということ。これを理解しておきましょう。

綺麗なチューリップを手渡され、「これ飾っておいて」と言われたあなた。
とりあえず花瓶にいれて飾ったものの、あなたのレベルでしか創作できませんでした。

もしこれが違う言葉でお願いされていたらどうしますか?

綺麗なチューリップを手渡され、「明日1年ぶりにあの友達がうちに来るから、これ綺麗に飾っておいて」と言われたあなた。
とりあえず花瓶にいれて飾ったものの、“1年ぶり”という単語から“大切な人”だとか“次もまた遠いのかな”等と勝手に連想し、あなたのレベル以上のものを創作しようとしようとするのではないでしょうか。

大切なことは、「何の為にするのか、何が重要なのか」ということをしっかり伝えることです。
氷像が重要なのは、足止めが出来るからでも鈍足が付くからでもなく、「キルに直結する」から。
ジャイが重要なのは、建物を壊して妨害するだけでなく、「直接ゲージを削れる」から。

このように、“何”を伝えるようにしていくと、自然と動いてくれますよ。

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最終更新:2008年06月13日 10:11