今のCネツに足りないもの、それは頭を使うことに他なりません。
昔から「脳みそ筋肉=脳筋国家」と言われて字の如く、FEZをスポーツ感覚でプレイしているプレイヤーがとても多いのが現状です。

しかしFEZは、“いかに応用力を使えるか”の頭を使うゲームです。
「アクションゲームなのに頭を使うのか?」と思う人も居るかもしれません。
FEZが国同士の戦争であることや、勝利の定義が一般アクションゲームと異なる為、歩兵が上手ければ勝てるという認識を少し抑えることが必要になります。

FEZにおける裏方は、建築であり召還であり、歩兵以外の役割をこなすことと定義して良いと思います。
FEZは、戦略ゲーの要素をもっています。つまり、裏方を疎かにしては負けるということです。
そして、歩兵が安定しなくとも、裏方の整い方次第で勝利することが出来る可能性を秘めているゲームです。
まぁ残念ながら歩兵ゲーになってしまった現状筆者はそう思いませんが・・w

しかし、しかしです。
全員が最低限の裏方を問題なくこなす事は、勝利を考えるならば重要であり絶対です。
日本が義務教育という社会制度があるのと同じように、筆者はせめてLv30までは裏方を覚えるべきだと考えています。
勿論、1キャラがLv30に育つまでには100戦もありませんから、最低でも3キャラ分Lv30まで裏方をすればいいと思うのが筆者の考えでありますが、これは「裏方が歩兵戦においても極めて重要だから」ということに尽きます。

歩兵は、センスやインスピレーションが重要になります。
十人十色と言うように人には向き不向きがあります。いくら努力しようが、超上手い人に追いつけないように、歩兵においてその差は必ず出てきます。そしてその上手い人との差を細かく分解していくと、その人の持つセンスやインスピレーションの割合がどんどん高くなっていきます。

その逆に裏方は、応用力や妄想力、効率性などが重要になります。
ですが裏方は、誰しもが努力をすれば超一流になれます。チャンスがあるではなく、必ず超一流になれます。
同時に自身の裏方力を鍛えることは、自身の歩兵力を必ず向上させてくれるでしょう。応用力や妄想力、効率性等が歩兵にも活きるわけですから。
もっと3Dに、リアルに、このゲームを楽しむことが出来るはずです。

さて、ここまで長々と書いて、精神論には裏方の事は書いてありませんw

重要なのは、いかに多くの人が応用力を持てるかということ。
俺はサッカーが好きなのでオシムの言葉を借りますが、よく使ってた「考えて走る」という言葉。あれをFEZに置き換えれば、「考えて走る→考えて動く」という言葉がぴったりなゲームだと思っています。
「相手がこうするなら先にこうしてしまえ」だとか、「相手が次にここにキーポイントを持ってくるだろうから、陽動してみよう」等、相手の裏をかいていくことですね。

また、「ポリバレント=多くの価値を持つ」という言葉もオシムは多用していました。
サッカーにおけるポリバレントとは、「別のポジションでも同じ力を発揮する」ということでした。
野球でポリバレントは難しいでしょう。サッカーでも100人に1人ぐらいしか出来ないと思います。ですがFEZでは、努力次第で何と全員がこれを可能にしてくれるでしょう。
FEZでは、「ポリバレント→臨機応変に動ける人」と解釈すれば良いでしょうか。また、「多くの価値を持つ→多くの勝ちを持つ」なーんて解釈してもかっこいいんじゃないですかね?w

そんな立体的に考察しているのが、精神論項目です。
今のCネツに足りないものがここに全て詰まっていると思います。
是非是非最初にお読みください。

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最終更新:2008年06月13日 07:48