歩兵運用解説


より高度な解説をしていきます。
本来ココが書きたかった。
事実、これらを実践するには質の高い歩兵が10人ぐらい必要になっちゃう。
そのレベルに持っていく事でさえ、並大抵の部隊では不可能。

つまりこれらはあくまで俺の妄想の部類。
本当は、実践したいし結果も出ると思う。けど、妄想の部類。

きっとこんな事考えてる人いないんだろうな、という半信半疑。
けどおよそ俺の中では当たり前の事を書けるだけ説明していきます。



歩兵の性質


「歩兵は、歩兵の居る場所にしか赴かない」

マップを見ると、8×8で64マスあります。
A1もH8もサイズは同じ。歩兵をするのであれば、A1で戦おうが“主戦場と呼ばれる場所で戦おうが”H8で戦おうが結果は同じになります。

何故主戦場が出来るのか、これは「歩兵が押した場合に何かを折れる」だとか「歩兵が押した時にエクを建てやすい」という副産物の為に過ぎない。
事実、それを実行してる人がどれぐらいいるのかは知らないが。

さて、「○○国民は脳筋だから押してもオベを折らない」などという発言を見かける。内容が同じようなのであれば、他意はない。
ここでは、「オベの為の押し上げ」なのか「押し上げた後のオベ折り」なのかという点には触れない。当たり前の後者だからだ。

オベの重要性はなかなか浸透しているはずだ。チュートリアルでも教わるように、オベ破壊の重要度は高い。
ところが、“歩兵は何故オベを無視して前進したのか・・・?”と理由を探す人はなかなかいない。

実は答えは簡単。

押し上げ時=敵が疲弊している
敵が疲弊している=キルのチャンス
キルのチャンス=逃げている敵を追うしかない

ここで結果が出るのであれば、僕はこのプレイは問題ないと思う。
押し引きとは、押して引いて1回である。押し上げ時のゲージへのダメージが引く時のこちらへのダメージを上回っていれば成功だと思う。

さてこの時、味方は敵を追っているという事実にたどり着くが、「例えば敵が真後ろ以外に逃げた時に味方はどう動くか」という応用の解答が完璧ならば、あなたは立派な歩兵である。

要するに、退路によって追っ手を誘導する事が出来る。
その逆に、退路と思われる場所から“消えてしまえば”敵は追うのを諦める。

頭がキレるプレイヤーは、これを利用した完璧な撤退法、カウンターの方法、囲み法などが思い浮かぶだろう。そしてそれを広めてほしい。


訳がわからない!という人の為の応用。

敵が20 味方が15 こちらはそのうち復帰組みが合流する撤退時。
味方のオベがあったが敵国は全員前進。

この状況で自軍の一番の撤退法は、「デッドを最小限に抑える事」と「オベ>を折らせない事」の両立である。5人差の状況下、どうすればこの2つを達成出来るかを考えよ。

答えは答えの館に記載しておきます。



「豚は太らせてから食え」

1vs1は不毛です。何故なら、例え圧勝したとしても1キルしか取れないから。
5vs5はチャンスがあります。いくら戦力差が激しかろうと、どちらの軍勢も5キル取れる可能性はあるのです。
が、10vs10や20vs20となると、歩兵の戦力差は致命的な差になります。
圧倒的な完封が出来てしまうかもしれないのも、多数vs多数となった時です。

さて、例え同じ10vs10でも「密集している敵」と「バラけている敵」では圧勝する確率が変わってきます。

並大抵のプレイヤーであればルートからバッシュ、カレスからヘルなどが基本手段である為、敵がどんな陣形でも結果を出せる場合があります。
しかしこれが凄く高いレベルの味方10人であった場合、敵が密集していてくれたほうが非常に好都合。

並みプレイヤーの使用する範囲攻撃というのは、狙わなくても当たるだとか、誰かには当たるからプラスになっているだろうというレベル。
上級プレイヤーの使用する範囲攻撃は、PW効率を加速させてくれる攻撃法であったり、確実に獲物を仕留める為のスキルだったりします。

範囲の使い方が圧倒的に上手い。
しかしこれはあくまで個々で考えた時。

戦術は無限にあります。バラけている敵を食べるっていうのは、時間がかかります。別々の視線を維持しないといけないし、捕まえるまでに労力が必要になる。しかし、予め敵を一方向に集めておけば・・・こちらが息を合わせるだけで後は技術の勝負になる事がわかるでしょう。

攻撃範囲が狭いように、味方の土俵であり陣形が対処出来る範囲というのは結構狭いものです。それを補うための先ジャベであったりするわけですが。

その反面、敵を全て土俵の上にあげたまま戦えば、気付かぬうちにこっちのペースに陥れる事が出来るわけだ。

地形で作れる箇所は多々ある。
崖や、段差や、内週外周の境界線がある立地。
これらの場面では、いつでも応用が可能。地形に来させることだけで、こちらのタイミングで轢き殺せる準備が整った事になる。

果たして問題は、きっとラインvsラインが作られるであろうという場面。
ここでどう動けば敵をこちらの土俵にあげられるのか。

答えは完結で、こちらが集合してしまえばいい。

これは言わずもがな、「歩兵は、歩兵の居る場所にしか赴かない」の応用である。ラインを重要視したり、フロントを重要視したりする理由はココにある。

このレベルの戦術を多用する10名であれば、技術レベルで敵に劣るわけがない。後はいかに効率良く敵をかき集めるかに焦点を絞ればいい。

常に逆に、逆に考える事。

自分がやられたらどう動くのか!
自分が敵だったらどう対応に行くのか!

まじ簡単っす。


「進軍時のオベの折り方」

ここではオベに焦点を絞るが、部隊行動等少数で動く時に、「どこまで全員でミッションをこなし、どこから敵を迎撃するのか」という解説をする。

基本的に、少数の行動をする時はそれ相応の実力がある者だけで行ったほうが良い。

この時のギリギリラインは、味方の数と敵の数が同数のラインまで、である。

敵の数を超えてしまった場合、いかに実力があるもの同士でも簡単にはいかなくなる。
もし敵が多くなってしまい戦わざるを得ない場合、そこではまず敵の数を同数にするプレイをする事。片手と短が同時に動いてバッシュガドを確定させるとか、短がフリーに動いてアムパワを連打するという類だ。
で、同数にしてからがスタートライン。
ここから自分達の形にするべく、各々が決められたように動いていく。

さてここでクエスチョン。

「つまり、敵の数より味方が多い場合、余っている歩兵はオベを折っていても良い。」

上記の太字、実はこれは60点の解答である。

正しいと思われる戦い方とオベの折り方をシミュレートして見てください。

答えは答えの館に記載しておきます。


さて、基本的に歩兵vs歩兵、あるいは軍勢vs軍勢という状況になった場合、先に動かされたほうの負けです。
常に先手を取っていたものが絶対に勝ちます。

例えば今回のような状況。
これは「オベを守りにいかざるえを得ない状況」なわけだ。
果たしてそのプレイヤー、あるいはプレイヤー達がソロないし複数で殴られているオベの方面へ走ったとして、どのような選択肢がありますか?
オベを折っている敵は5以上10という少数に対して、こちらの手数は限られている。それでも何とかしないといけない、この時に何をすると思いますか?

上手い歩兵は諦めるでしょう。きっと次に殴られるオベに焦点を合わせ、味方の迎撃組みが来るのを信じてじっと我慢するしかないと思います。

およそやれる事なんか限られて居ます。ハイドからアムぐらいがせいぜい、カレスを撃ってもヘルを撃ってもクランブルを撃っても殺せないどころか殺されますよ。

そういう思考の中で、“牽制”という行為自体に意味があるとは到底おもえない、これが俺の頭の中。

理解出来るとすぐわかるんだけどなーw



「ATの有用性」



「カウンターの瞬間を感じれるようになり、その時に一番いい位置に居るには」
最終更新:2009年03月23日 14:27