本当の連携とはどういう事か


■個人についての基準

  • 敵の硬直にストスマスマや中級やブレイズパワシュを100%当てられる
  • バッシュを打つ敵の判断がつく、ライトでキルがとれる、イーグルでキルがとれる等、歩兵の中上級者の知識と技術
  • スコアで判断するならば、マッドマーダー以上・前線十人長以上をコンスタントに拾うレベル
  • TTSを参考にしなくとも、ベストなオベ位置やAT位置が経験則で判断出来る事


基本的に、上記のような人が読まないと意味ないかなーと思います。
ここに当てはまる人が、更に自身のスコアを伸ばす為、あるいは前線を厚くする為に読んで欲しいです。


本当の連携を語るのに必要な事は沢山あります。

連携は本当に難しい。どんな状況でも自分を出せて、どんな敵にも対応出来、どんな味方のミスもサポートしなければならない、応用の連続なのです。
今まで己の100%を敵の集団にぶつけていた事に対し、連携を意識するとその40~50%にまできっと「己」の重要度が減っていきます。
その限られた時間の中で結果を出さなければいけない。当然、無意味な動き、無駄なスキルを選択はどんどんマイナスになってくる。
「その牽制に意味はあるのか」「その攻撃に意味はあるのか」と自問自答を繰り返すようになる。
連携を求める事はつまり、より物事をシビアに受け止められるかという事と同義。

その点、バンク経験者の適応力は目を見張るものがあります。
バンクというフィールドはいかに自チームのミスを減らすか、それに近い物がある。
戦争が加算方式のフィールドに対し、バンクはいわば減点方式のフィールドなのです。

戦争とバンクの違いは、無意味や無駄やという単語の重さ。速さや効率という単語の重さ。
つまるところ、見えない積み重ねをいかに認識出来るか、といったところ。

戦争における連携である「本当の連携」はこれに近い。

そのレベルについての解説をしていきます。
先にも書きましたが、これから書く事を理解できないのであれば、決してこれらは実行しないでまず己を磨くこと。
己を磨けば絶対に僕の書いてる事は全て伝わるようになると思います。

話を元に戻しましょう。

連携を例えるならば…。
しゃくとり虫やヘビのようなものに例えるとちょっとはわかりやすいかな。
身近なもので言えば、下敷きや鉛筆を持って振って下さい。

頭としっぽが別々の動きをしてるけど、1個として見ると連動しているでしょう?
むしろ頭はとまっててもしっぽが寄せてきたり、しっぽが頭を押し出して動いてたりする。

このイメージで考えてほしい。

まず、前提として自分達は1個の集団であるということ。
ところが、職によって動く場所が違うし、オリがメインを張ってる時は皿がサポートし、皿がメインを張ってる時はオリがサポートする。
オベを追ったりラインを作ったりする時こそが、全員で動く時。
基本的に敵を相手にしてチャンスを作ってる時っていうのは、2つの中集団で1つの大集団を形成する事になります。

これらを、敵から見た時に常時1個の集団で行ってるようにする事によって結果が勝手についてくるもの。

予めルートからキルへの流れを思い描いておいて、敵をルートさせたら想像上の流れに当てはめるだけでいい。
後は職で役割分担されてるのだから、決まっているスキルを当てるだけでしっかり調理できてしまう。
重要なのは、1個の集団が別々に動くというトコロね。

それからこういう考え方もあります。

攻撃と迎撃っていうのは常にキャッチボールなのです。
つまり、毎回毎回「バッシュバッシュバッシュ」「追撃追撃追撃」っていうのは一方的なオナニーでしかない。敵の動向を気にせずこれを追求し挙句「連携しよう!」と言ってる人は軍死。「敵が味方にバッシュをしてたら何をする?」「敵が味方に追撃してたら何をする?」っていうのが抜けてるから前線が不安定になる。是非これからは改心してほしい。

バッシュしたらどんな迎撃がくる?
追撃をしたらどんな迎撃がくる?

そこまでふまえて考える事。

こっちのターンの後は必ず敵のターンが来る。基本的に一方的なこっちのターンっていうのはありえない。
が、敵のターンをこちらの意のままに操り、またこちらのターンにする事は出来る。これが流れを作るということ。

大抵の歩兵の理想は「味方のターン・敵のターン・味方のターン・敵のターン」と100vs0⇒0vs90⇒80vs0⇒0vs70の繰り返しって事になるけど、そうではない。
運ゲーになりやすいところでは「削れ削れ・削った奴がちょっと死んだ・でもこっちも死んだ、しかも復帰してきた」50vs50⇒50vs40⇒40vs45ってなってるわけだ。
むしろ敵の攻撃を意のままに操る事が出来るならば「味方のターン・味方の迎撃のターン・味方のターン」100vs0⇒100vs100⇒100vs0と繋げる事が出来るわけだ。


さてここでユーザーは大きな疑問を抱くことになる。

「果たしてそこまで考えてる人などいるのか・・・?」と。
「はて実際に考えていても実行出来る人などいるのか・・・?」と。

こういう疑問を持つ人は、①押し引きが判らない②味方を見て押し引きする、の実力である事に気付きましょう。
歩兵は己を確立してからが本当の戦いであると言えます。オベ建て召還だけがストラテジーではない。歩兵にもありとあらゆる戦略が通用するのです。

俺から言わせてもらえば、考えてない人は鴨なのだ。

どんな技術を持ってしても、所詮軍勢の中の1人に過ぎない。
逆に、考えてる人を要している軍勢があれば、それは名前を知らない人ばかりでも集団と認知される事になるでしょう。
最終更新:2009年03月23日 09:10