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《文明設定


 この世界においては、20世紀にあってしかし、内燃機関の代わりに、蒸気機関が文明の主流を占めている。
 チャールズ・バベッジの志した階差機関は、サンジェルマン伯爵をはじめとした錬金術師たちの協力により、錬金術との融合をみる形で実現され、その後蒸気機関はパラケルススの提唱した四大の概念を取り入れながら、C.Gバイロン、レディ・エイダの手により急速な発展と拡大を見た。
 産業革命を機に、世界に輸出された蒸気文明の種は、各国においてそれぞれ発芽し、大都市と呼ばれるような規模の都市などは、その殆どが階差機関等を内包した巨大機関とでも呼ばれる物である。


セカンド・バベル》


 世界を巻き込んで勃発したWW2。多くの犠牲者を出したその大戦も、連合国の勝利という形で終わるかにみえていた。
 しかし、1945年。突如廃墟となったマンハッタン島を残してアメリカ大陸が焼失し、全ての空は蒸気の雲に覆われ、人の手で造り出した空を飛ぶものは例外なく大地に落ちた。
 人の目の届かない暗闇の奥に、お伽話の怪物《伝承存在》が跳梁跋扈し、大戦で疲弊していた人類は、碌な対抗手段を打てないままに大戦で失われた以上の多くの人命を失い、その生存圏を大きく縮小させることとなる。
 後に人は、アメリカ消失を機に訪れたこの混乱期を《セカンド・バベル》と呼称することとなる。


《現代》1955~1999


 人々は《デバイサー》と呼ばれる《デバイス》所持者を先頭に、生存権の維持・拡大を行っている。
 《デバイス》とは、元来医療目的に開発された、個人の身体能力を補助・強化する携帯用小型端末である。主に天然ガスをエネルギー源として、熱と電気で、脳と筋肉を刺激して、年老いて満足に動くことができなくなったような老人でも、成人男性と同じか、それをはるかに超える身体的パフォーマンスを実現させることを目的とした小型機関装置である。
 後に、もともと適性のあるものにしか《デバイス》は扱えないと判明し、長く開発は放棄されていたが、《セカンド・バベル》によって窮地に立たされた人類はこれの開発・量産を再開、適合者にこれを配布し、防人の立場を期待することとなる。
 このTRPGにおけるPCはすべて、この《デバイサー》にあたる。