analog bus world
http://w.atwiki.jp/ansin01/
analog bus world
ja
2014-02-11T18:00:19+09:00
1392109219
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架空バス analog bus world
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[[架空バスメーカーAnsin社>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/57.html]]
最新更新日 2012.04.07
#ref(front-25.PNG)
[[架空バスメーカーCONNECTION>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/58.html]]
最新更新日 2010.12.19
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[[架空トロリーバス Saitama Trolleyliner>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/74.html]]
最新更新日 2011.05.21
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[[「ネタ」ラジコン連節バス>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/67.html]]
最新更新日 2010.08.29
***[[リンク集>http://www32.atwiki.jp/ansin01/?page=%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E9%9B%86]]07/11/23
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***&mailto(routemaster0_0@yahoo.co.jp){作者へのメールはこちら}
お問い合わせ・発注などにご活用ください。
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今日:&counter(today)
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Ansin社トップページ
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/57.html
*&bold(){Ansin社}
#ref(factory.png)
Startlineファミリー
右から、Startline10(新型)、Startline10.5、startline CNG、Startline A(新型)
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*CONTENTS
**[[初めて来られた方へ>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/11.html]]07/04/20
**[[製品案内>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/12.html]] 11/11/06
**[[新型スタートライン開発の小咄>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/72.html]]2012/01/04移設
**[[Startline解体新書>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/80.html]]11/06/02
**[[過去のトップ画像>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/30.html]]07/10/17
**[[特集!幕張に登場した新型連節バス>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/44.html]]07/11/15
**更新履歴
2012.01.04 一部コンテンツ整理
2011.11.06 製品案内 Startline CNGを改良して販売再開
2011.06.22 Startline解体新書のページを更新
2011.06.02 Startline解体新書のページを公開
2011.01.01 新型スタートラインのページを公開
2010.12.29 トップ画像更新
2012-04-07T21:19:05+09:00
1333801145
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作者紹介
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/70.html
***こんな人が作ってます。
#ref(ware.png)
HN ADC
年齢 26歳
小さいころからバスが好きで、特に親の実家のあった福岡のバスには
深い思い入れがあります。
架空バスに目覚めたのは5年ほど前。
ペーパークラフトによって自分の思い描いたバスが形になることに感激し、
以来理想のバスを追い求めて図面を起こし続けています。
パソコンは図面の作成や複製が簡単にでき、欠かせない道具ですが、
本来は画面の外でするアナログな作業のほうに楽しみを感じています。
まぁwebに掲載している時点でデジタルなわけですが。
というわけで、今後も画面外の世界を大切にしながらサイト運営を続けていきたいと
思います。
現在は青森に転勤中。
家族構成
嫁 1人
その他の趣味
野球
自転車(野球で肩を痛めてからは、こちらがメイン)
旅行
[[analog bus worldへ戻る>http://www32.atwiki.jp/ansin01/]]
2012-04-07T11:42:43+09:00
1333766563
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ディーゼル ラインナップ
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/85.html
**ラインナップ
***LKG-NR280H
#ref(diesel001-150.png)
-全長 10500mm
-全幅 2500mm
-全高 3050mm
-FOH 2600mm
-WB 4550mm
-ROH 3300mm
-エンジン UDtrucks GH7TA(245ps)/GH7TB(280ps)
-ミッション UD機械式AT 12速 / ZFトルコン式AT 6速(高出力仕様のみ)/ 6速MT(高出力仕様のみ)
***LKG-NR280M
-全長11000mm
-全幅2500mm
-全高3050mm
***NR280A
#ref(diesel-a-001-150.png)
-全長18000mm
-全幅2500mm
-全高3050mm
#ref(articulate-interior002.png)
車内写真 2両目中扉後は2段ステップがつきます。
1両目中扉後ろ以後の通路をスロープとし、段差をなくすことも可能です。
その場合、2両目中扉はワンステップとなります。
※公道走行には特認が必要です。
2012-01-15T13:50:40+09:00
1326603040
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製品案内>
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/12.html
*大型路線バスStartlineシリーズ
**Startlineシリーズの特徴
→[[コンセプト>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/16.html]]
→[[シャーシの工夫>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/14.html]]
→[[ボディーの工夫>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/17.html]]
**[[Startlineシリーズを知っていただくために>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/26.html]]
**Startline ディーゼル
→[[ラインナップ>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/85.html]]
**Startline CNG
→[[工夫と特徴>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/83.html]]
→[[ラインナップ>]]
**[[Startline車種一覧(PKG代 販売終了)>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/20.html]]
**[[オーダーフォームはこちら>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/56.html]]
現在改定中の為、御注文の方は御相談下さい。
2012-01-04T18:49:10+09:00
1325670550
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Startlineシリーズを知っていただくために>
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/26.html
Startlineシリーズは、パーツの組み合わせの変更によって、
様々な用途に対してそれぞれ最適な仕様の車両を作ることが
できます。その組み合わせは多岐にわたるため、一見するだけ
では何がどう違うのかが分かり辛いでしょう。そこで、複雑怪
奇な車種を少しでも理解していただくための説明をしたいと思
います。まず、Startlineシリーズの各車種の名称は、以下
のように付けられます。
例)&u(){N}―&u(){LE1}(えぬ だっしゅ えるいーわん)
① ②
①シャーシ前半分(中扉より前)の構造
Startlineシリーズは、用途によってホイールベースやドア幅
を変えるという変わった事をしています。それはなぜか。それは、
用途によって必要とされる寸法が大きく異なるからです。もちろ
ん、オールマイティーに使える適当な寸法というのはあります。
しかし、使いやすさや理想を追求するならば、それは適当では
あっても最適ではないのです。最適設計を追及するため、
Startlineシリーズではシャーシ前半部で5つのパターンが用意
されています。それらは、フロントオーバーハング・ホイール
ベース・前中扉幅の違いによって分類されています。
分類の詳細は[[「①シャーシ前半の構造」>]]をご覧下さい。
②シャーシ後半分の構造
Startlineシリーズは、中扉以降段上げのLE系とフルフラット型の
LF系の2つに分類できます。さらに、その中でもLE1 / LE2、
LF1 / LF2に分類されます。
分類の詳細は[[「②シャーシ後半の構造」>]]をご覧下さい。
2012-01-04T17:28:28+09:00
1325665708
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特徴と工夫
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/83.html
#ref(startline-cng-h003.png)
***なぜ、今CNG車か
CNG車が売れていない現状で、どうして新たにCNG車を出したのか。
Ansin社も、CNGが今後の低公害車の主力だとは考えていないようです。
しかし、新しいエンジンを引っ張ってきてまでなぜ新たな車種を
出したのか。
それは、1つは今持っている技術を風化させない為です。
自社製のエンジンを持たないAnsinにはCNGエンジンのノウハウはありませんが、
CNGバスのボディーのノウハウはあります。
この技術が近い将来何かの役に立つかもしれないということです。
技術は財産ですが、放っておいてしまうと何も残らないのです。
もう一つは、海外のメーカーとのつながりを作っておきたいということです。
Ansin社では今まで殆ど国内メーカーからエンジンを調達してきました。
それには当然メンテや信頼性、ユーザーの要望があったわけですが、
国内メーカーが海外メーカーの傘下になるなどの動きがあったこと。
今後海外メーカーの技術が国内に入ってくることも考えられるということ。
今後の展望を考えて、VOLVOの技術を買うことにしました。
なので、CNGに限らず今後も同社の技術を用いた車両が出てくるかもしれません。
#ref(startline-cng-h004.png)
***新型車体採用のワケ
今回のCNG車開発に当たっては、どうしても軽い車体が必要でした。
Startlineシリーズは前輪に19.5インチの小さいタイヤを履いており、
それだけ前輪に大きな荷重を掛けることができません。
装備品の重量がかさむCNG車では、さらに定員数などが不利になります。
そこで、次期Startlineに載せようと開発が進んでいた新型の軽量ボディーを
前倒しで採用することにしました。
一番の変更点はボディー外板にFRPを多用したことです。
外板はバスのボディーのなかでも重量面で大きな割合を占めるため、
軽量化の矢面に上がるのは自然な流れと言えます。
ちなみに前面、側面のデザインにも若干手を加えていますが、
これは製造過程での合理化を進めた結果です。
特にフロントバンパーは今回のデザイン変更の結果工数が減り、加工が楽になりました。
ランプは当然現行モデルのモノを流用できる設計となっています。
#ref(startline-cng-h006.png)
***天井に食い込んだCNGボンベ
外見上最大の特徴であるボンベは、天井に150mm程食い込んでいます。
Startlineはもともと天井が高いので、車内高はそれでも2300mm程度確保しています。
これによって車高のアップが抑えられ、重量のアップも防ぐことができました。
ディーゼル車では前方にあったエアコンユニットは、後部屋根上に追いやられています。
2012-01-04T17:22:07+09:00
1325665327
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リンク集
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/43.html
*リンクについての方針
**当サイトからのリンク
拝見して面白いと思ったサイトさんを中心に貼らせていただいています。
リンクフリーのサイトさんに関しては、こちらから一方的に
リンクを貼らせていただくかもしれません。
**当サイトへのリンク
基本的に自由です。
トップページ以外へのリンクも一向に構いませんが、
サイト構成の変化などによって繋がらなくなるかもしれません。
基本的に連絡も不要ですが、もししていただけるようでしたら掲示板もしくはメール
にてお願いします。
バナーを用意しましたので、よろしければご使用下さい。(200×50ピクセル PNG)
#ref(ansin001.png)
*リンク(50音順)
**[[安芸マリンバス>http://www.geocities.jp/akimarinebus/]]2011/12/04リンク変更
公式サイト風の架空バスのサイトです。
詳細な時刻表・ダイヤ編成・路線図など、ここまでしっかりしているサイトは
なかなかないと思います。
時刻表はラッシュ時と昼間の所要時間が違っていたり、車両運用面でも
意図が読み取れます。読めば読むほど面白いと感じさせられるサイトです。
**[[鎌倉特殊車体工業>http://www.geocities.jp/khsr21/pc001.html]]
架空のバスメーカーと路線バスのサイトです。
メーカーではミッドシップエンジンに対する考察の深さや信念が感じられます。
先進的な技術の採用は時として「何でもアリ」なものになりがちですが、
確かな理由付けによってそれを説得力のあるものにしています。
路線バスでは、実際の風景にバスのイラストが挿入されていて、
見る者の目を楽しませてくれます。
**[[港南電鉄>http://www.geocities.jp/playtownbingo7570/]]
路線バスを中心に数多くのペーパークラフトが掲載されています。
当サイトも、港南電鉄さんの規格のサイズを使わせていただいています。
したがって、当サイトのバスも並べて遊ぶことができます。
**[[直鉄>http://sky.geocities.jp/naotetsu70/]]08/03/26リンク修正
架空のバス・鉄道事業者さんのサイトです。
野川電鉄・港南電鉄規格のペーパークラフトを用いた架空バスのサイトが多く存在
する中で、実際にバスを組んでいる数少ないサイトです。ペーパークラフトである
ことを活かし、うまく表現されています。また、トップページのトラムや、バスの
行先表示機などが一つ一つ手作りで作られています。
バス部門では、車両の特徴をうまく見抜いた車両選定が行われているのも特長。
**[[本山ホームタウンバス>http://blue.ap.teacup.com/hometownbus/]]
架空バスのページです。
イラストに対する熱意が感じられます。車内の座席・手すりだけでなく、
フロントガラス内のバックミラーなど、細かいところまで気合が入ってます。
そして1番驚いたのは、バスコレのシャーシ(?)にペーパークラフトの
ボディーを載せた写真。風景も再現されていて、ペパクラをうまく活用して
いると感じさせられました。
**[[Southan Yokohama Bus System>http://www7a.biglobe.ne.jp/~s-y-b-s/index.htm]]11/12/04リンク変更
架空のバスメーカーとバス会社のページ。
製作されている車両は地に足のついたデザインで、なおかつ角ばった無駄の無さが良い印象です。
ポスト新規制へも大きな変更なくスムーズに移行しており、色々弄らざるを得なかったうちとは
好対照です。
完成度の高いものほど、弄る必要はありません。
個人的には更なる熟成がとても楽しみです。
**[[武南急行自動車>http://www32.atwiki.jp/ansin/]]
小生のもう1つのサイト。
埼玉県(武蔵野)南部を走る架空路線バス。
※Ansin社車両も掲載してますが、武蔵野急行自動車とAnsin社とは全く関係ありません。
2011-12-04T18:20:23+09:00
1322990423
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Startline CNG車種一覧>
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/40.html
**Startline CNG
#ref(startline-cng001.png)
LKG-NR280H(改)
VOLVO製G9Bエンジン(300HP)ZF6速AT
***[[特徴と工夫>http://www32.atwiki.jp/ansin01/pages/83.html]]
***ラインナップ
2011-11-06T22:09:53+09:00
1320584993
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LKG-NR280H 都市型 車両総重量12360kg
https://w.atwiki.jp/ansin01/pages/82.html
StartlineのNR280Hの設定重量は、12360kgということになっています。
これは、他社の大型路線バス車両と比べ、2t強軽い数値となっています。
これは適当な数値ではなく、以下の計算を経て設定された数値です。
※以下の計算はこのバスを物理的に成り立たせるための作文であり、実際のバスの設計が
以下のように行われているわけではありません。
バスの総重量は、空車時の重量+定員分の重量(一人当たり55kg)で算出します。
そして、バスのアクスルやタイヤには設計上の重量制限があり、当然ながらそれを
超えることはできません。
逆にいえば、重量制限を超えないようにバスを設計する必要があります。
Startlineシリーズの前輪には、一般的に大型路線用に用いられる275/70R22.5-148/145Jよりも小さい
265/80R19.5-140/138Jというタイヤが使われています。
このタイヤは、幅265㎜、偏平率80%の19.5インチタイヤという意味です。
なぜ小さいタイヤを使っているかというと、タイヤハウスを小さくし、床面積を稼ぎ、またタイヤハウス上の
座席の高さを下げるためです。
そして19.5の後ろの140/138Jというのが、タイヤの許容重量を示す「ロードインデックス」
というものです。
[[ヨコハマタイヤ「ロードインデックス表」に飛びます>http://www.yokohamatire.jp/check-de-smile/choose/page03.html]]
140/138とは、それぞれシングルタイヤ/ダブルタイヤとしてつかった時の許容重量を示す数値です。
バスは大抵前輪シングル、後輪ダブルとなっていますので、前輪/後輪と言っても良いでしょう。
上記リンクを調べると、Startlineの前輪の許容重量は、2輪合わせて5000kgということになります。①
一般的な大型路線車用のタイヤでは2輪合計で5800kgですから、タイヤが小さい分許容重量も
小さくなっていることが分かります。
つまりその分、前輪にかかる負荷を減らさなくてはなりません。
ちなみに後輪は、Startlineも他社路線車と同じく275/70R22.5を採用しています。こちらは4輪で許容重量
13600kgとなっていて法律で定められた1軸10tよりも余裕があるので、前輪ほど神経を使わなくて済みそうです。
#ref(5startline105.png)
冒頭に述べたように、バスの重量は空車時の重量+定員分の重量です。
空車時の前後の軸重配分は、バスの場合3:7程度となります。②
従って、たとえば空車時の重量が10tのバスの場合、前輪に3000kg、後輪に7000kgの負荷がかかる計算です。
これに定員分の重量がプラスになります。
前の頁でご紹介したNR280H都市型の定員が72名でしたので、55kg×72名=3960kgが定員分の重量になります。
本来であればこの分をモーメント計算して前輪・後輪に振り分けるのですが、ここでは暫定的に前後に均等にかかるものとします。
そうすると、前軸にかかる定員分の負荷は3,960kg÷2=1980kgとなります。
先ほどの①の計算で前輪2輪の許容重量は5000kgとなっていますが、10パーセント(500kg)の余裕をみるとして、
空車時の前軸に許容される負荷の最大値は、5000kg-500kg-1980kg=2520kgということになります。
この2520kgという数値は、正直言ってかなりシビアです。
②をそのまま当てはめると、空車時の車両重量は2520kg÷3×10=8400kgとなります。
冒頭の12360kgsは、8400kg+3960kgによって導かれた数値となります。
参考までに、いすゞの大型ノンステの最新規制適合車LKG-LVは空車時で10600kgです。
すなわち、Startlineが前輪に19.5インチタイヤを装備するためには、エルガよりも2200kgも軽くなければならないのです。
#ref(5startline106.png)
★以下、余談★
結局、前輪を小さくしたいがためにさまざまなコストをかけなくてはなりませんでした。
・燃料タンクの後輪直後への移設(前輪負荷が下がり、後輪負荷が上がる)
・ホイールベース短縮による車体補強の見直し
・側面・バンパー・屋根など、外板材質を鉄からFRPに変更
・室内装備の徹底的な軽量化(座席の軽量化など)
・ホイールのアルミ化
など
差別化は商品を売るための武器となりますが、行き過ぎた差別化は自分自身の首を絞めることにも
なります。
長尺車への対応や特殊仕様への対応の必要から、オプションで22.5インチ前輪仕様を設けざるを
えませんでした。
★★以下、更なる余談★★
実際のバスの開発においては、前輪よりも後輪の軸重制限クリアに大変苦労しているようです。
なぜなら、バスはリアエンジンで走行用の機器が後部に集中しているためです。
しかも最近の度重なる排ガス規制で、尿素SCRやDPFの搭載などを余儀なくされ、バス車両の
後部は重くなる傾向にあります。
先ほど例に挙げたいすゞのエルガでも、ここ2回の排ガス規制強化によって、1t近く重量化しています。
(しかも、積んでるエンジンも同じ!)
すると、床面積を減らすことで定員を減らさなければならない場合が出てきます。
後ろの軸重を減らす必要がある場合、後部の座席を減らしたり、わざと段差を設けて人を立てなくしたり、
といったことが行われます。
バスを乗り比べる機会があったら、後部の室内に注目してみましょう。
後部に不自然な段差があったり、わざと座席が減らされたりしていたら、それは定員減らしのための
苦肉の策で、メーカーの設計の苦労が垣間見えることでしょう。
----
[[ansinトップページへ戻る>http://www32.atwiki.jp/ansin/pages/25.html]]
2011-06-22T01:12:27+09:00
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