シャーシ前半の構造


N-(Normal)基本


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最も使い勝手の良いシャーシで、他のタイプもこれをベースに作られます。

FOHは2600mmを確保し、前ドアは1200mm幅を確保しています。これにより、

前扉からでも車椅子の乗降が可能です。中扉は1050mmを確保しており、

車内の前後両方からの乗客を同時に素早くさばけます。


U-(Urban)都市特化


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都心など、大量の乗客を素早くさばく必要のある路線や、道が狭く長時間停車

のできない路線への使用を想定した作りになっています。FOHはN―と同じく

2600mmを確保して1200mm幅の前扉を設置したのと同時に、中扉にも1200mm幅

の引戸を設置しています。これによってどちらの扉でも2列での乗降が可能です。

中扉中央には手すりを設置し、高齢者の乗降を助けます。この手すりは簡単に

取り外しができますが、都市特化仕様では前扉からの車椅子乗降が推奨されて

います。また、燃料タンクは中扉真向かいの進行方向右側に搭載されます(H尺

以外は左側にも移設可能)。これによって中扉周辺のスペースを広げることが

でき、前方への乗客の滞留による混雑を緩和することができるでしょう。


S-(suburb)近郊特化


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近郊特化仕様では、ある程度の詰め込みと座席数の両立を狙った作りとなってい

ます。N-やS-と異なってFOHは2400mmに短縮し、その分ホイールベースを

200mm延長しています。これによってホイールベース間の座席を増やすことができ、

また収容力を上げることができます。多くの乗客の乗降を迅速に行えるよう、中扉

はN-と同じく1050mm幅を確保しています。


R-(Rural)郊外特化


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郊外特化仕様では、大きなラッシュのない路線や長距離路線、もしくは急行路線など

での使用を想定し、余裕ある座席数とシートピッチの確保を優先させています。S-と

同じくFOHを短縮してホイールベース間のスペースを広めに取るとともに中扉幅を

900mmに抑えることで広い座席設置空間をとることができます。


M-(Mountain)山間・狭隘特化


山間・狭隘特化仕様では、山間部や狭隘路を通る路線への使用を想定した作りとなって

います。フロントオーバーハングは2300mmと短く、より小回りの利くようになってい

ます。オプションの22.5インチタイヤと組み合わせれば走破性がさらに向上するで

しょう。また、山間部でのATに抵抗のある事業者さん向けには、MTもあります。
最終更新:2007年10月01日 15:16