怖すぎるにもほどがある。



アパシー 学校であった怖い話1995 特別編(-とくべつへん)

  • 登場作品:特
  • 種族:ゲーム(同人)
  • ジャンル:アドベンチャー
  • 発売日:2009年8月15日(C76)
  • 価格:2000円
  • 関連用語:新装版

概要

 『アパシー 学校であった怖い話1995 特別編』とは「七転び八転がり」が同人ゲームとして八番目に発表した作品である。
 コミックマーケット76に本来予定していた『アパシー 鳴神学園霊怪記(後年に制作発表された同名作品とは別物)』が現時点では完成しないと判断した制作陣によって、代案としてかねてより並行して制作を進めていた「アパシー 学校であった怖い話1995 完全版」を先に発表することが決定された。
 ちなみに題名は『最終版』と被るので、現在のものに中途で変更されている。

経緯

 その内容は『VNV』を基礎とし、単純な規模で言えば四倍にまで膨らませた(約80万文字のテキスト選択肢ありのアドベンチャーゲームである。 
 また『VNV』はあくまで基礎のため、分岐次第では全く違った話も聞ける。むしろ個々の話が長かったとは言え、一本道×7話であった『VNV』とは事情が全く異なる。そのシナリオ数は長短合わせ、総数51話
 個々のシナリオからも多様な展開に派生するため、ED数はさらに増加する。

 開発中も度々触れていたが、完成品は100枚を優に越える衝撃的なホラー画像スチルとやはり100種以上を数えるエンディング数と、本家『学怖』に迫るものとなった。
 もちろん分岐が追加された『VNV』の話も入っているが、「大本真美」が登場する七話目「学校であった怖い話」はゲームの性質が異なるため収録が見送られている。
 よって、七話目は六人分の完全書き下ろしとなっている。

システム

 一番の特徴はやや変則的ながら「七不思議の集会」システムを採用し、語り部を選択した順番で聞ける話が変化すると言う仕組みを取ったことだろう。語り部選択場面は『学怖』を髣髴とさせる並びを取っている。
 それを再現するため、語り出しは一種でこそあるものの、冒頭で語り部から問いかけという形で提示される選択肢が選択順によって追加されると言う仕掛けを取っている。

 根幹シナリオは語り部ごとに共通だが、非常に複雑に分岐するため全貌を把握するのは難しく、それでいてフラグ管理が(比較的)容易という構造を見込んでか後年の『鳴神学園七不思議』は本作を踏襲・発展させたシステムを採用している。
 本家同様の隠しシナリオも散りばめられており、自力でのコンプリートは難しいだろう。


関連動画

参考動画
PV


リンク

公式サイト
公式サイト(追加ディスク)


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最終更新:2024年01月21日 13:40