「用語辞典 /く」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

用語辞典 /く」(2024/03/31 (日) 15:24:07) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**く //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>用語辞典 /き]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>用語辞典 /け]]| } ---- #contents(,option=word) *索引 ---- #areaedit **口裂け女(くちさけおんな) -登場作品:VNV,,流神A -種族:[[都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]](現代妖怪) -関連人物:[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]] -関連用語:紅女  もはや説明不要。  「[[人面犬>用語辞典 /し#id_36cdb732]]」などと並ぶ「[[現代妖怪>用語辞典 /よ#id_922db150]]」のスターダムにして原点といえる存在。  70年代後半には全国の小学生を恐怖のどん底に叩き落し、現在も一定の存在感を保っている。  名が体を為すとはこのことであり、わかりやすいビジュアルから[[多くの派生する噂>ネタ /作品紹介 /学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!]]を生み出し、米国版Wikipediaではなぜか江戸時代にサムライ云々が――という出所不明かつ謎な説まで記述されているほどである。    しかし、それほどの知名度を持ちながら彼女を主題に据えた映像作品は長きに渡り制作されてこなかった。  その風貌が実在の形成学的異常と絡められ、差別的であると関連団体からクレームが入ったためだろう。  事実、アニメ『学校の怪談』では口裂け女が登場する回が欠番になってしまってたりする。    また「アパシー・シリーズ」では既存の都市伝説妖怪を避けて、独自に創作妖怪を登場させることが多い。    そのため、口裂け女や人面犬などは前振りとして語られるにとどまっている。  『VNV』「[[高木ババア>登場話早見 /VNV#id_aafc51fb]]」に登場。  上記で説明した通り、話の取っかかりとして口裂け女や人面犬が触れられている。  ただ、話の主題となっている「高木ババア」に関しては不意に出くわし対処法も伝わっている通り魔的な怪人というより、被害者を芋づる式に増やしていく「不幸の手紙(チェーンメール)」属性の方が作中では強くピックアップされている。  『流神A』「[[紅女>登場話早見 /流神A#id_a89098aa]]」に登場。  作中で噂として登場する「[[紅女>用語辞典 /あ#id_d57c26e0]]」は通り魔的な行動を行う女性の怪人であり「口裂け女」との類似性が指摘されている。   #areaedit(end) ---- #areaedit **首吊り桜(くびつりさくら) -登場作品:学怖,学怖S -関連人物:[[福沢玲子>キャラ年鑑 /主要人物 /福沢玲子]]《間違った噂》[[岩下明美>キャラ年鑑 /主要人物 /岩下明美]]《取引》,広岡邦夫,折原初子《犠牲者》 -関連用語:自殺,心中,不幸の手紙  隠しシナリオ「[[真説・桜の木の伝説>登場話早見 /学怖(S)#id_95994104]]」に登場。  呪われた[[桜の木>用語辞典 /さ#id_5c2659d7]]。  福沢さんの話を特定の展開で終了させた後で岩下さんを選択すると、先の話は微妙に間違ったものであり、訂正するかのように新たな話をしてくれる。  なお、元々の福沢さんの話は「植物には感情があり、戦時中に死体置き場であった桜が周辺の怨念を吸い、幹に顔が浮かぶようになった」という趣旨の話である。  しかし、岩下さnは「そんなこと言い出したら戦国時代はさらに殺伐としており、その辺の山々はもっと呪われているハズ」とツッコむ(罵倒)。  その上で、その木に宿っている怨念はもっと別のものであり、さらには人知れず生贄を求め続け、なおかつ生贄となった人間の存在自体を抹消してしまうという恐ろしい力を持った呪われた木である、という前置きをして次の話をしてくれる。  岩下さんの話では、昔々の学校の話で「桜の下で接吻をしたカップルは永遠に結ばれる」というロマンチックな逸話があり、それを実行しようとしたふたり男女の話が語られる。  しかしそれには「その瞬間を他人に見られると不幸になる」という注意点もあり、先の二人は先客として訪れていたカップルの現場を目撃してしまう。  結局先客のカップルは共に首を吊り、目撃してしまった方の二人も後追いさせられるかのように桜に取り殺されてしまう。これ以降この桜は「首吊り桜」と呼ばれる事になり、さらには生け贄を求める怪物へと変じてしまったそうな。  だがこの話の恐怖はそこに留まることはない。語り部である岩下さん自身である。  この話自体が「桜の精から直に聞いた」とし、主人公には話の間は決して動かないように、との注意がされている。もし話の途中で動いてしまう選択肢を選んでしまうと今度は主人公が呪われ、取り殺されてしまう。  さらには「プレイヤーが聞き直しをしようと画面を呼び出す操作」をするだけで動いたと見なされ、ゲームオーバーとなってしまう。  『学怖』は非常に選択肢が多く、「聞き直し」によってある程度のリセット&ロードの手間が省けるシステムとなっていたが「選択肢を選んだ後で聞き直しをする」という人間心理とシステムを逆手に取った展開になっている。  そして話を最後まで聞いた場合でも、今度は主人公が同条件でこの話を広めなくてはならず、しかも夜な夜な取り殺されたカップルの霊に語りかけられる、という呪いをかけられてしまう。  岩下さん自身もこの呪いの被害者であったわけだが、なんの素振りも見せずにこちらへ呪いをなすりつけてくる彼女の性根の悪さは特筆に値するだろう。 #areaedit(end) ---- #areaedit **黒電話(くろでんわ) -登場作品:学怖,探偵局,AMC1 -種族:アイテム -関連人物:[[神ヶ崎翔>キャラ年鑑 /主要人物 /神ヶ崎翔]]《所有》,[[荒井昭二>キャラ年鑑 /主要人物 /荒井昭二]],スーさん《?》 -関連用語:  1950年代からの日本で使用されていた電話機のタイプ。  番号入力を一回ごとに円盤を一定角度回して行っていた。現在では当然ほとんど使われていないが、レトロ・昭和を思わせるアイテムとして人気がある。  シリーズ中では特殊な黒電話がピックアップされることが多いが、単なる「黒電話」なら『学怖』のグラフィック上で度々登場する。文中では単に「電話」とのみ表記されており、わかりやすい記号としてのグラフィックが求められたのだろうか。  しかし、『学怖S』ではそのほとんどが無個性なコードレス電話に置き換えられている。いくら発売されたのが「[[1995年>用語辞典 /A-Z#id_6c0ffea2]]」といっても、黒電話は古臭く現状を捉えていないにもほどがあったのだろう。   『探偵局』第五話「[[天運の男、神ヶ崎翔>登場話早見 /探偵局#id_f487a4f8]]」  天運の男、神ヶ崎翔が所有する謎のアイテム。  ぱっと見た目は電話線が切れていて使えない。真っ黒な本体と送受話器は昔懐かしいソレそのもので、他に仕掛けなどありそうもない。本来ならどこに繋がるわけもなく、贔屓目に言って骨董品や粗大ゴミと言うしかない代物のはずだが、なぜか繋がる。  神ヶ崎は専用のアドレス帳らしきものを持っており、それを元に誰かと連絡を取ることができるようだ。  作中で登場した宛先としては「都市伝説」について教えを乞うため相談した「スーさん」なる男性が唯一それにあたるが、それにしても日によって繋がる繋がらないが決まっているなど、まるでこの世のものではない印象すら受ける。    スーさんのアドレスも「30680」と言う時代を半世紀以上飛び越えたような番号であり、手帳の年季の入りようを考えても相当以前から伝わっていることが想像できる。    『AMC1』「[[山本幸男の警備日誌>登場話早見 /AMC1#id_86f37a5f]]」ルートに登場。  警備員「[[山本幸男>キャラ年鑑 /や#id_e6db2fc5]]」の回顧録の一ページとして、少年時代の神ヶ崎らしき人物と遭遇した際の記録がある。六年前、中学生の頃の神ヶ崎にとっては私物ではなく、鳴神学園に勤めていた某教師が所有していたものだったらしい。    職員室にあった黒電話を発見、操作しているが通話相手からは無視され、持ち帰ろうとするも当然山本さんににとがめられている。帰り際に「この学校に入って合法的に手に入れる!」と豪語していた。2007年の彼を見る限りは実際入手出来たようである。    [手帳の方は祖父から受け継いだ?]    この黒電話の正体については『探偵局』の再始動までお預けを食らった形となっているが、「都市伝説」の情報を入手する際には大きく活用されることが予想される。  [[携帯電話絡みの事件>用語辞典 /け#id_ccd2c7b1]]も予告されているため、そちらでも見逃せない。  『学恋2』新堂編夜イベント「来訪者」に登場。  荒井さんが黒電話らしきものを持ち出すと言う夢を新堂さんが見る。なんでもこの特別な黒電話は死んだ人間からかかってくるのだが、もうすぐ死ぬ人間にしか受け取れないらしい。荒井さんは実証のため自ら電話を持って屋上から飛び降りたのだという。    つまり、これは死者からの電話!? と血相が変わったタイミングで夢から目覚める。  余談だが『霊怪記』のちらしに「霊界黒電話」なるワードがあり、符合がみられるが詳細は不明である。 #areaedit(end) ---- #areaedit **黒バラの城(くろばらのしろ) -登場作品:秘密 -種族:スポット(洋館) -関連人物:ジェームズ -関連用語:[[都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]],黒魔術,[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]]  初出はアプリ「OKOS」×「学怖」コラボ『都市伝説 黒バラの城』。  「OKOS」とは指定した時間に、キャラクターの声などでモーニングコールの電話をかけてくれたサービス(2021年3月サービス終了)。サービスの性質上、ゲーム、アニメなどのコンテンツとコラボ企画を度々行っており、その一環となる。  ⇒「[[都市伝説 黒バラの城>用語辞典 /重要用語 /都市伝説 黒バラの城]]」  『秘密』「[[行かない方がいい>登場話早見 /秘密#id_a12a1602]]」ルートに登場。  このルートの舞台となる廃洋館の通称が「黒バラの城」である。   &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- #areaedit **黒魔術(くろまじゅつ) -登場作品:学怖,学怖S,鳴七 -種族: -関連人物:平井香苗,美和子, -関連用語:[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]],呪い,魔女  黒魔術とは他者に害を与える魔術の総称。  目的を達成する上では悪魔や悪霊を介することを主としており、伝承では召喚術がメジャーな方法とされる。  シリーズ中でもそのオーソドックスなイメージが踏襲されていると言って良い。  うち、「アパシー・シリーズ」中で問題になってくるのは黒魔術について専門的な知識や技量を有する魔術師や「魔女」その人が不特定多数に害をもたらすのはもちろん、魔術の門外漢が生兵法に手を出して惨劇に巻き込まれることが多い。  あまつさえ、魔術や魔女、もしくは悪魔が作成したオカルトアイテムが人知れず流通して何も知らない第三者の手に渡ることで予想外の被害を起こすこともある。意外とプレイヤーの目につきにくいそちらも含めれば、黒魔術の登場頻度は案外高かったりする。 &bold(){ (執筆者募集中) }  『鳴七』「イケメンマスク」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***黒魔術研究会(くろまじゅつけんきゅうかい) -登場作品:学恋V,流神A,極,鳴七,稲in -種族:部活(公認) -活動日:月齢にしたがって活動 -活動場所:場所もさまざま -関連人物:[[綾小路行人>キャラ年鑑 /主要人物 /綾小路行人]]《顧問,所属》,中山真美華,岡沢真里《所属》 -関連用語:[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]],呪い,魔女  黒魔術研究会とは鳴神学園に存在する部活動のひとつ。  文字通り、呪いや悪魔の召喚などの黒魔術について活動を行っているようだが、一般生徒がその活動内容を知る機会には乏しい。  というより一般向けに広報を行っている様子はなく、公認の部活動ではあるが一種の秘密結社のような性質も持っていることがうかがえる。作品によってその規模や性質もさまざまだが、一般人が立ち入ることはまず不可能な本格派であることは共通している。    『鳴七』以降は部長の綾小路行人および唯一その他の部員である「[[中山真美華>キャラ年鑑 /な#id_32313830]]」の二人体制になっており、何らかの思惑に基づいて行動しているようだがその真意は不明である。  ただ、部長としては部員を増やしたいのにかかわらず、綾小路に対する個人的な好意が原動力になっている中山さんが妨害工作に走るため勧誘は遅々として進まないというのが現状のようだ。  『学恋V』「中山真美華」ルートに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }  『極』「[[人肉食堂>登場話早見 /極#id_2a40c03a]]」に登場。  こちらの名義は「黒魔術同好会」であり、発足も比較的最近のようだがこの項で記述する。    この部を教導するのはご存じ「綾小路行人」。  作中で描写された分には同好会自体のメンバーは部長である彼しか確認が取れていないものの、ソロモン72柱に連なる悪魔をある目的で召喚し各界に散った年配層も含む「同好の士」を集めた晩餐会を開くなど、学内に留まらずその影響力は大きいようだ。  『鳴七』「」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }  『稲in』に登場。   &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- #areaedit **黒百合総合病院(くろゆりそうごうびょういん) -登場作品:四八,追加,極,新生2,秘密 -種族:組織 -関連人物:黒川茂,藤村正美,高柳稔,津蛾兄弟,葛城美和 -関連用語:  臓器売買や非人道的な人体実験など黒い噂が絶えることのない悪名高き医療法人。  にもかかわらず、捜査のメスが入ることはなくなぜか盛況を保っている。  作品によって多少の表記のゆらぎはあるようだが、公式の見解としては「&bold(){黒百合}」が正式名称のようだ。  その内部には多くの「[[医療系都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]]」を抱えているようで「死体洗いのアルバイト」や「骨折実験」など、冗談のようだが代表的なそれらも確認できる。悪魔の所業は踏み入れたが最後出られない犠牲者を量産し続けている。  謎の双子「[[津蛾鶴人>キャラ年鑑 /ち‐つ#id_cbaefc2e]]&[[津蛾亀人>キャラ年鑑 /ち‐つ#id_08ecea2a]]」もこの病院と深い繋がりを持っており、実験材料の調達に重宝しているようだ。    『四八』埼玉シナリオ「黒百合総合病院」に登場。  初登場作品。  考えなしのアルバイター「[[小日向修>キャラ年鑑 /け‐こ#id_d3fed377]]」の治験応募に対して所属する「[[高柳稔>キャラ年鑑 /た1#id_dba78c92]]」医師が死亡前提の人体実験を行ったり、地下に全国各地から横流しされた大量の死体を保存していたりする。    [埼玉の大病院と言う職場と聞いてひとつ思い浮かばないだろうか?  そう、『晦』の語り部の一人「[[藤村正美>キャラ年鑑 /主要人物 /藤村正美]]」である。  彼女事ある度に患者への献身的行為を自慢してはいるのだが、だからと言って生命の尊厳に対し畏敬を払っているかと言えば、自信はない。  彼女が働いた数々の非道を思えば、控えめに考えてもシナリオライターのちょっとした遊びだと思われて仕方無いのであった。]   『追加版』「[[我慢クラブ(改訂)>登場話早見 /追加版#id_fce894af]]」に登場。  我慢クラブ部長「[[黒川茂>キャラ年鑑 /く#id_941a28e4]]」は黒百合総合病院に伝手を持っており、ここで開発された自殺誘発薬「アポトーシス」を我慢比べの道具に用いる。  確かに入院にかこつけて死んでほしいという需要は世の裏側に数多く存在するだろうが、本当に開発してしまうあたり何ともあきれた話である。   『極』「[[人肉食堂>登場話早見 /極#id_2a40c03a]]」に登場。  ルートのクライマックスのひとつにこの病院に勤める医師と看護師の両名が主人公の現状について会話を交わす一幕が用意されている。  このシナリオの主人公は選択を重ねるにつれて、次第にプレイヤーの意図を外れて支離滅裂な思考と行動を重ねていく。  なんでも主人公は頭を打った拍子で精神の混濁を引き起こし、偏執症(パラノイア)に陥ってしまったらしい。  一方で黒百合総合病院がまったく信用できないのも確かである。  もしかしたらどこかの段階で彼らの介入があったことで主人公は発狂に至ったのではないか? とプレイヤーの立場から邪推したくもなるかもしれない。  『新生2』「赤い靴下」「正義のゴネシエーター」に登場。  「[[赤い靴下>登場話早見 /新生2#id_cb301e1b]]」。  今回は「クロユリ総合病院」名義、主人公「坂上修一」が受診に向かった病院である。  「[[正義のゴネシエーター>登場話早見 /新生2#id_f98da651]]」。  こちらでは黒百合総合病院名義、整形手術の治験モニターを募集していた。  そこに整形ができなくなって困っていた「[[大篭哀子>キャラ年鑑 /お1#id_5167024c]]」が飛びつく形で話に上ることに。   一見すると普通の病院だが、話が進んでいく毎に現実的な方向に危険で杜撰な体制が明らかになっていく。しかもこの病院そのものには語る岩下さんは興味がないようで、話の焦点は大篭さんの末路に絞られる。  結果、病院そのものに社会的な罰が下ったと取れる言及は彼女の口から引き出せなかったりする。  『秘密』「」に登場。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>用語辞典 /き]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>用語辞典 /け]]| } ---- &color(red){情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。} &color(red){もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。} ---- #comment() ----
**く //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>用語辞典 /き]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>用語辞典 /け]]| } ---- #contents(,option=word) *索引 ---- #areaedit **口裂け女(くちさけおんな) -登場作品:VNV,流神A,レトin -種族:[[都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]](現代妖怪) -関連人物:[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]] -関連用語:紅女  もはや説明不要。  「[[人面犬>用語辞典 /し#id_36cdb732]]」などと並ぶ「[[現代妖怪>用語辞典 /よ#id_922db150]]」のスターダムにして原点といえる存在。  70年代後半には全国の小学生を恐怖のどん底に叩き落し、現在も一定の存在感を保っている。  名が体を為すとはこのことであり、わかりやすいビジュアルから[[多くの派生する噂>ネタ /作品紹介 /学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!]]を生み出し、米国版Wikipediaではなぜか江戸時代にサムライ云々が――という出所不明かつ謎な説まで記述されているほどである。    しかし、それほどの知名度を持ちながら彼女を主題に据えた映像作品は長きに渡り制作されてこなかった。  その風貌が実在の形成学的異常と絡められ、差別的であると関連団体からクレームが入ったためだろう。  事実、アニメ『学校の怪談』では口裂け女が登場する回が欠番になってしまってたりする。    また「アパシー・シリーズ」では既存の都市伝説妖怪を避けて、独自に創作妖怪を登場させることが多い。    そのため、口裂け女や人面犬などは前振りとして語られるにとどまっている。  『VNV』「[[高木ババア>登場話早見 /VNV#id_aafc51fb]]」に登場。  上記で説明した通り、話の取っかかりとして口裂け女や人面犬が触れられている。  ただ、話の主題となっている「高木ババア」に関しては不意に出くわし対処法も伝わっている通り魔的な怪人というより、被害者を芋づる式に増やしていく「不幸の手紙(チェーンメール)」属性の方が作中では強くピックアップされている。  『流神A』「[[紅女>登場話早見 /流神A#id_a89098aa]]」に登場。  作中で噂として登場する「[[紅女>用語辞典 /あ#id_d57c26e0]]」は通り魔的な行動を行う女性の怪人であり「口裂け女」との類似性が指摘されている。    『レトin』「[[第三章>登場話早見 /その他#id_032448a5]]」に登場。   &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- #areaedit **首吊り桜(くびつりさくら) -登場作品:学怖,学怖S -関連人物:[[福沢玲子>キャラ年鑑 /主要人物 /福沢玲子]]《間違った噂》[[岩下明美>キャラ年鑑 /主要人物 /岩下明美]]《取引》,広岡邦夫,折原初子《犠牲者》 -関連用語:自殺,心中,不幸の手紙  隠しシナリオ「[[真説・桜の木の伝説>登場話早見 /学怖(S)#id_95994104]]」に登場。  呪われた[[桜の木>用語辞典 /さ#id_5c2659d7]]。  福沢さんの話を特定の展開で終了させた後で岩下さんを選択すると、先の話は微妙に間違ったものであり、訂正するかのように新たな話をしてくれる。  なお、元々の福沢さんの話は「植物には感情があり、戦時中に死体置き場であった桜が周辺の怨念を吸い、幹に顔が浮かぶようになった」という趣旨の話である。  しかし、岩下さnは「そんなこと言い出したら戦国時代はさらに殺伐としており、その辺の山々はもっと呪われているハズ」とツッコむ(罵倒)。  その上で、その木に宿っている怨念はもっと別のものであり、さらには人知れず生贄を求め続け、なおかつ生贄となった人間の存在自体を抹消してしまうという恐ろしい力を持った呪われた木である、という前置きをして次の話をしてくれる。  岩下さんの話では、昔々の学校の話で「桜の下で接吻をしたカップルは永遠に結ばれる」というロマンチックな逸話があり、それを実行しようとしたふたり男女の話が語られる。  しかしそれには「その瞬間を他人に見られると不幸になる」という注意点もあり、先の二人は先客として訪れていたカップルの現場を目撃してしまう。  結局先客のカップルは共に首を吊り、目撃してしまった方の二人も後追いさせられるかのように桜に取り殺されてしまう。これ以降この桜は「首吊り桜」と呼ばれる事になり、さらには生け贄を求める怪物へと変じてしまったそうな。  だがこの話の恐怖はそこに留まることはない。語り部である岩下さん自身である。  この話自体が「桜の精から直に聞いた」とし、主人公には話の間は決して動かないように、との注意がされている。もし話の途中で動いてしまう選択肢を選んでしまうと今度は主人公が呪われ、取り殺されてしまう。  さらには「プレイヤーが聞き直しをしようと画面を呼び出す操作」をするだけで動いたと見なされ、ゲームオーバーとなってしまう。  『学怖』は非常に選択肢が多く、「聞き直し」によってある程度のリセット&ロードの手間が省けるシステムとなっていたが「選択肢を選んだ後で聞き直しをする」という人間心理とシステムを逆手に取った展開になっている。  そして話を最後まで聞いた場合でも、今度は主人公が同条件でこの話を広めなくてはならず、しかも夜な夜な取り殺されたカップルの霊に語りかけられる、という呪いをかけられてしまう。  岩下さん自身もこの呪いの被害者であったわけだが、なんの素振りも見せずにこちらへ呪いをなすりつけてくる彼女の性根の悪さは特筆に値するだろう。 #areaedit(end) ---- #areaedit **黒電話(くろでんわ) -登場作品:学怖,探偵局,AMC1 -種族:アイテム -関連人物:[[神ヶ崎翔>キャラ年鑑 /主要人物 /神ヶ崎翔]]《所有》,[[荒井昭二>キャラ年鑑 /主要人物 /荒井昭二]],スーさん《?》 -関連用語:  1950年代からの日本で使用されていた電話機のタイプ。  番号入力を一回ごとに円盤を一定角度回して行っていた。現在では当然ほとんど使われていないが、レトロ・昭和を思わせるアイテムとして人気がある。  シリーズ中では特殊な黒電話がピックアップされることが多いが、単なる「黒電話」なら『学怖』のグラフィック上で度々登場する。文中では単に「電話」とのみ表記されており、わかりやすい記号としてのグラフィックが求められたのだろうか。  しかし、『学怖S』ではそのほとんどが無個性なコードレス電話に置き換えられている。いくら発売されたのが「[[1995年>用語辞典 /A-Z#id_6c0ffea2]]」といっても、黒電話は古臭く現状を捉えていないにもほどがあったのだろう。   『探偵局』第五話「[[天運の男、神ヶ崎翔>登場話早見 /探偵局#id_f487a4f8]]」  天運の男、神ヶ崎翔が所有する謎のアイテム。  ぱっと見た目は電話線が切れていて使えない。真っ黒な本体と送受話器は昔懐かしいソレそのもので、他に仕掛けなどありそうもない。本来ならどこに繋がるわけもなく、贔屓目に言って骨董品や粗大ゴミと言うしかない代物のはずだが、なぜか繋がる。  神ヶ崎は専用のアドレス帳らしきものを持っており、それを元に誰かと連絡を取ることができるようだ。  作中で登場した宛先としては「都市伝説」について教えを乞うため相談した「スーさん」なる男性が唯一それにあたるが、それにしても日によって繋がる繋がらないが決まっているなど、まるでこの世のものではない印象すら受ける。    スーさんのアドレスも「30680」と言う時代を半世紀以上飛び越えたような番号であり、手帳の年季の入りようを考えても相当以前から伝わっていることが想像できる。    『AMC1』「[[山本幸男の警備日誌>登場話早見 /AMC1#id_86f37a5f]]」ルートに登場。  警備員「[[山本幸男>キャラ年鑑 /や#id_e6db2fc5]]」の回顧録の一ページとして、少年時代の神ヶ崎らしき人物と遭遇した際の記録がある。六年前、中学生の頃の神ヶ崎にとっては私物ではなく、鳴神学園に勤めていた某教師が所有していたものだったらしい。    職員室にあった黒電話を発見、操作しているが通話相手からは無視され、持ち帰ろうとするも当然山本さんににとがめられている。帰り際に「この学校に入って合法的に手に入れる!」と豪語していた。2007年の彼を見る限りは実際入手出来たようである。    [手帳の方は祖父から受け継いだ?]    この黒電話の正体については『探偵局』の再始動までお預けを食らった形となっているが、「都市伝説」の情報を入手する際には大きく活用されることが予想される。  [[携帯電話絡みの事件>用語辞典 /け#id_ccd2c7b1]]も予告されているため、そちらでも見逃せない。  『学恋2』新堂編夜イベント「来訪者」に登場。  荒井さんが黒電話らしきものを持ち出すと言う夢を新堂さんが見る。なんでもこの特別な黒電話は死んだ人間からかかってくるのだが、もうすぐ死ぬ人間にしか受け取れないらしい。荒井さんは実証のため自ら電話を持って屋上から飛び降りたのだという。    つまり、これは死者からの電話!? と血相が変わったタイミングで夢から目覚める。  余談だが『霊怪記』のちらしに「霊界黒電話」なるワードがあり、符合がみられるが詳細は不明である。 #areaedit(end) ---- #areaedit **黒バラの城(くろばらのしろ) -登場作品:秘密 -種族:スポット(洋館) -関連人物:ジェームズ -関連用語:[[都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]],黒魔術,[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]]  初出はアプリ「OKOS」×「学怖」コラボ『都市伝説 黒バラの城』。  「OKOS」とは指定した時間に、キャラクターの声などでモーニングコールの電話をかけてくれたサービス(2021年3月サービス終了)。サービスの性質上、ゲーム、アニメなどのコンテンツとコラボ企画を度々行っており、その一環となる。  ⇒「[[都市伝説 黒バラの城>用語辞典 /重要用語 /都市伝説 黒バラの城]]」  『秘密』「[[行かない方がいい>登場話早見 /秘密#id_a12a1602]]」ルートに登場。  このルートの舞台となる廃洋館の通称が「黒バラの城」である。   &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- #areaedit **黒魔術(くろまじゅつ) -登場作品:学怖,学怖S,鳴七 -種族: -関連人物:平井香苗,美和子, -関連用語:[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]],呪い,魔女  黒魔術とは他者に害を与える魔術の総称。  目的を達成する上では悪魔や悪霊を介することを主としており、伝承では召喚術がメジャーな方法とされる。  シリーズ中でもそのオーソドックスなイメージが踏襲されていると言って良い。  うち、「アパシー・シリーズ」中で問題になってくるのは黒魔術について専門的な知識や技量を有する魔術師や「魔女」その人が不特定多数に害をもたらすのはもちろん、魔術の門外漢が生兵法に手を出して惨劇に巻き込まれることが多い。  あまつさえ、魔術や魔女、もしくは悪魔が作成したオカルトアイテムが人知れず流通して何も知らない第三者の手に渡ることで予想外の被害を起こすこともある。意外とプレイヤーの目につきにくいそちらも含めれば、黒魔術の登場頻度は案外高かったりする。 &bold(){ (執筆者募集中) }  『鳴七』「イケメンマスク」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***黒魔術研究会(くろまじゅつけんきゅうかい) -登場作品:学恋V,流神A,極,鳴七,稲in -種族:部活(公認) -活動日:月齢にしたがって活動 -活動場所:場所もさまざま -関連人物:[[綾小路行人>キャラ年鑑 /主要人物 /綾小路行人]]《顧問,所属》,中山真美華,岡沢真里《所属》 -関連用語:[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]],呪い,魔女  黒魔術研究会とは鳴神学園に存在する部活動のひとつ。  文字通り、呪いや悪魔の召喚などの黒魔術について活動を行っているようだが、一般生徒がその活動内容を知る機会には乏しい。  というより一般向けに広報を行っている様子はなく、公認の部活動ではあるが一種の秘密結社のような性質も持っていることがうかがえる。作品によってその規模や性質もさまざまだが、一般人が立ち入ることはまず不可能な本格派であることは共通している。    『鳴七』以降は部長の綾小路行人および唯一その他の部員である「[[中山真美華>キャラ年鑑 /な#id_32313830]]」の二人体制になっており、何らかの思惑に基づいて行動しているようだがその真意は不明である。  ただ、部長としては部員を増やしたいのにかかわらず、綾小路に対する個人的な好意が原動力になっている中山さんが妨害工作に走るため勧誘は遅々として進まないというのが現状のようだ。  『学恋V』「中山真美華」ルートに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }  『極』「[[人肉食堂>登場話早見 /極#id_2a40c03a]]」に登場。  こちらの名義は「黒魔術同好会」であり、発足も比較的最近のようだがこの項で記述する。    この部を教導するのはご存じ「綾小路行人」。  作中で描写された分には同好会自体のメンバーは部長である彼しか確認が取れていないものの、ソロモン72柱に連なる悪魔をある目的で召喚し各界に散った年配層も含む「同好の士」を集めた晩餐会を開くなど、学内に留まらずその影響力は大きいようだ。  『鳴七』「」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }  『稲in』に登場。   &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- #areaedit **黒百合総合病院(くろゆりそうごうびょういん) -登場作品:四八,追加,極,新生2,秘密 -種族:組織 -関連人物:黒川茂,藤村正美,高柳稔,津蛾兄弟,葛城美和 -関連用語:  臓器売買や非人道的な人体実験など黒い噂が絶えることのない悪名高き医療法人。  にもかかわらず、捜査のメスが入ることはなくなぜか盛況を保っている。  作品によって多少の表記のゆらぎはあるようだが、公式の見解としては「&bold(){黒百合}」が正式名称のようだ。  その内部には多くの「[[医療系都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]]」を抱えているようで「死体洗いのアルバイト」や「骨折実験」など、冗談のようだが代表的なそれらも確認できる。悪魔の所業は踏み入れたが最後出られない犠牲者を量産し続けている。  謎の双子「[[津蛾鶴人>キャラ年鑑 /ち‐つ#id_cbaefc2e]]&[[津蛾亀人>キャラ年鑑 /ち‐つ#id_08ecea2a]]」もこの病院と深い繋がりを持っており、実験材料の調達に重宝しているようだ。    『四八』埼玉シナリオ「黒百合総合病院」に登場。  初登場作品。  考えなしのアルバイター「[[小日向修>キャラ年鑑 /け‐こ#id_d3fed377]]」の治験応募に対して所属する「[[高柳稔>キャラ年鑑 /た1#id_dba78c92]]」医師が死亡前提の人体実験を行ったり、地下に全国各地から横流しされた大量の死体を保存していたりする。    [埼玉の大病院と言う職場と聞いてひとつ思い浮かばないだろうか?  そう、『晦』の語り部の一人「[[藤村正美>キャラ年鑑 /主要人物 /藤村正美]]」である。  彼女事ある度に患者への献身的行為を自慢してはいるのだが、だからと言って生命の尊厳に対し畏敬を払っているかと言えば、自信はない。  彼女が働いた数々の非道を思えば、控えめに考えてもシナリオライターのちょっとした遊びだと思われて仕方無いのであった。]   『追加版』「[[我慢クラブ(改訂)>登場話早見 /追加版#id_fce894af]]」に登場。  我慢クラブ部長「[[黒川茂>キャラ年鑑 /く#id_941a28e4]]」は黒百合総合病院に伝手を持っており、ここで開発された自殺誘発薬「アポトーシス」を我慢比べの道具に用いる。  確かに入院にかこつけて死んでほしいという需要は世の裏側に数多く存在するだろうが、本当に開発してしまうあたり何ともあきれた話である。   『極』「[[人肉食堂>登場話早見 /極#id_2a40c03a]]」に登場。  ルートのクライマックスのひとつにこの病院に勤める医師と看護師の両名が主人公の現状について会話を交わす一幕が用意されている。  このシナリオの主人公は選択を重ねるにつれて、次第にプレイヤーの意図を外れて支離滅裂な思考と行動を重ねていく。  なんでも主人公は頭を打った拍子で精神の混濁を引き起こし、偏執症(パラノイア)に陥ってしまったらしい。  一方で黒百合総合病院がまったく信用できないのも確かである。  もしかしたらどこかの段階で彼らの介入があったことで主人公は発狂に至ったのではないか? とプレイヤーの立場から邪推したくもなるかもしれない。  『新生2』「赤い靴下」「正義のゴネシエーター」に登場。  「[[赤い靴下>登場話早見 /新生2#id_cb301e1b]]」。  今回は「クロユリ総合病院」名義、主人公「坂上修一」が受診に向かった病院である。  「[[正義のゴネシエーター>登場話早見 /新生2#id_f98da651]]」。  こちらでは黒百合総合病院名義、整形手術の治験モニターを募集していた。  そこに整形ができなくなって困っていた「[[大篭哀子>キャラ年鑑 /お1#id_5167024c]]」が飛びつく形で話に上ることに。   一見すると普通の病院だが、話が進んでいく毎に現実的な方向に危険で杜撰な体制が明らかになっていく。しかもこの病院そのものには語る岩下さんは興味がないようで、話の焦点は大篭さんの末路に絞られる。  結果、病院そのものに社会的な罰が下ったと取れる言及は彼女の口から引き出せなかったりする。  『秘密』「」に登場。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>用語辞典 /き]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>用語辞典 /け]]| } ---- &color(red){情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。} &color(red){もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。} ---- #comment() ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: