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#areaedit ***現代の民話 #areaedit(end) ---- #contents(,option=word) ---- #areaedit **都市伝説(としでんせつ) -登場作品:,探偵局,AMC2,学恋2,流神A,男怖,小学怖,新生,極,新生2,秘密 -種族:現象 -関連人物:津蛾兄弟 -関連用語:[[学校の怪談>用語辞典 /重要用語 /学校の怪談]],トモダチのトモダチ,現代妖怪《所属》,[[オカルト同好会>用語辞典 /重要用語 /オカルト同好会]],都市伝説探偵局,警察史編纂室《対抗》,F.O.A.F《利用》  町中でまことしやかに噂される流説。近現代に出現した怪談のほとんどはこれに属する。  と言うよりも「怪談」の同義語として言い換えが進んでいる部分も大きい。  怪談や物語といえば「昔々~」とあるものであったが、いまや山村はコンクリート造りの街に変わり、人も変化していった。  そんな中で物語が新しく生まれ、変わっていくのは必然と言える。  また、この都市伝説という概念だが、元が学術用語なだけあって新旧問わず「怪談」が発生に至った過程や背景を調査し、実態を明らかにしようという性質も強い。  本邦では1988年に発刊された訳書の中で「Urban Legend」の訳語として「都市伝説」が紹介されたことを皮切りに、2000年代初頭にはこの概念が人口に膾炙し創作の題材に求められるようになっていった。    本wikiが取り扱う「アパシー・シリーズ」とコラボした『流行り神』シリーズはその最初期の例である。  2004年に第一作が発売された流行り神を追いかけるようにして三年後の2007年に発売された『鳴神学園都市伝説探偵局』もまた、シリーズのストリームのひとつとして作品を徐々に重ねつつある。  両作に共通するのは理不尽な都市伝説の怪異に呑まれる「ホラー」としての一面だけでなく、前述した学術的視点を用いてその正体を突き止めて立ち向かう「ミステリー」、「サスペンス」方面にジャンルを広げたという意味合いである。  功罪は別として、シリーズに多大な影響を及ぼした社会的通念、概念であることは否定のしようがないだろう。  なお、“都市”とはあるが、この用語自体は環境を街中に限定しない。発生年代が近代以降であるなら田舎や僻地が舞台であっても成立するし、古くからの民話や神話も解釈次第では「都市伝説」として研究される対象になりえる、そんな側面も存在する。  「[[トモダチのトモダチ>用語辞典 /と#id_b573429e]]」。他人と知人の間。  曖昧とした仲介者を元に伝播される&font(red){噂}話。  人々の願望・恐怖が具現化された現代の寓話。    『流神A』での定義によるとかくの如く語られている。 #areaedit(end) ---- #areaedit ***医療系都市伝説  「壁に耳あり」、「黄色い救急車」、「死体洗いのアルバイト」などが代表例。医療現場で行われた非常識な行為、アンビバレンツで生命倫理を無視するような偏見が形になったような話が主である。  シリーズにおいては「[[黒百合総合病院>用語辞典 /く#id_1bfea9c0]]」に集約されている。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***怪人系都市伝説  「[[口裂け女>用語辞典 /く#id_a8ce246c]]」、「首無しライダー」、「[[ひきこさん>用語辞典 /ひ#id_b1b17f50]]」など現代の犯罪や交通事情にツッコんだものが代表例。「[[現代妖怪>用語辞典 /よ#id_922db150]]」。  古くは「切り裂きジャック」から見られる「[[通り魔>用語辞典 /と#id_3493ca49]]」や異常犯罪者の系譜から見られる。元は普通の人間だったが、悲惨な事故や社会の闇に巻き込まれることで悪霊や人外に成り果ててしまったというバックストーリーが語られることが多い。  社会の矛盾や人間の悪意によって生まれてしまったこれら怪人はもちろん聞いたものに恐怖を誘う存在ではあるのだが、同時に大衆の漠然とした不安や偏見が漠然な形となって再構成されたものであるのかもしれない。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***食品系都市伝説  「ミミズバーガー」、「コークロア」、「人肉ラーメン」などが代表例。  「食の安全」が叫ばれるようになった現代であるからこそ、隆盛を誇るのが異物混入や食品の出自が異常であった――などの話も勢いを増している。  グローバリズムへの反感からか、某大資本の商品がやたら槍玉にあげられることが多い。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***都市伝説の創作性  都市伝説とは口伝えの流言飛語、デマ、錯誤が現実化する恐怖と言い換えられもする。  つまり、話の発端が善意悪意その気なしのいずれかにせよ、誰か特定個人がつぶやいた作り話であろうといつの間にか膨大な人間の間で噂話のリレーがなされ、知名度を得た後ではもはや手遅れなんてシチュエーションも想像に難くはないのだ。  発端の人間が打ち消そうとしても雪だるま式に膨らんだ虚像は独り歩きを始める。  噂の内容に則した被害者を生んだり、噂の中の怪物が現実に現れたり……。  言うならば虚構が現実に、虚像が実像に転じることで生まれる怖さや、誰もが無自覚なうちに無責任な流言の火付け役になることで加害者になってしまう恐ろしさもまた、都市伝説の持つ特性のひとつと言えよう。  また、得体の知れない形を持たないはずの良くないモノが噂話という具体的なフォーマットを介して実害を及ぼすこともあり得る。    これらを逆手に取り、本来なら実態のない噂のはずの「都市伝説」を生身の人間を介して実体化させたり、幽霊妖怪UMAなどからなる怪異を発見、捕獲したり、といった試みがなんらかの結社または個人の手によって行われるなんてこともままある。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***対抗神話  都市伝説が口伝てに伝播していくなかで微妙に変化していくとは先に述べた通りだが、その中で話の根幹に対抗するかのような派生を見せることがある。  例としては「ムラサキカガミ」の呪言を封じる様々な呪文や口裂け女や人面犬の発生が人為的なものであったとする説などが挙げられる。  前者に関してはわかりやすく、理不尽な形で唐突に心身に危害を及ぼす妖怪によく付属する属性の一種である。  そもそも目撃者が全滅してもらっては、「この話を最初に伝えたのは誰なんだ?」というツッコミで困ると言う大人の事情もある  一方、後者については元々の話を揺さぶる。噂の対抗馬として、成り代わろうとするからである。  あくまで噂が噂であるならそれを大規模に伝播させるには大規模な組織が必要になり、その場合は酔狂でないなら一種の動機が必要になる。  ここで、人心操作を狙ったと仮定しよう。立派な「陰謀論」の完成である。   #areaedit(end) #areaedit ***ネットロア &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- &color(red){情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。} &color(red){もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。} ---- #comment() ----
#areaedit ***現代の民話 #areaedit(end) ---- #contents(,option=word) ---- #areaedit **都市伝説(としでんせつ) -登場作品:,探偵局,AMC2,学恋2,流神A,男怖,小学怖,新生,極,新生2,秘密 -種族:現象 -関連人物:津蛾兄弟 -関連用語:[[学校の怪談>用語辞典 /重要用語 /学校の怪談]],トモダチのトモダチ,現代妖怪《所属》,[[オカルト同好会>用語辞典 /重要用語 /オカルト同好会]],都市伝説探偵局,警察史編纂室《対抗》,F.O.A.F《利用》  町中でまことしやかに噂される流説。近現代に出現した怪談のほとんどはこれに属する。  と言うよりも「怪談」の同義語として言い換えが進んでいる部分も大きい。  怪談や物語といえば「昔々~」とあるものであったが、いまや山村はコンクリート造りの街に変わり、人も変化していった。  そんな中で物語が新しく生まれ、変わっていくのは必然と言える。  また、この都市伝説という概念だが、元が学術用語なだけあって新旧問わず「怪談」が発生に至った過程や背景を調査し、実態を明らかにしようという性質も強い。  本邦では1988年に発刊された訳書の中で「Urban Legend」の訳語として「都市伝説」が紹介されたことを皮切りに、2000年代初頭にはこの概念が人口に膾炙し創作の題材に求められるようになっていった。    本wikiが取り扱う「[[アパシー・シリーズ>用語辞典 /重要用語 /アパシー・シリーズ]]」とコラボした『流行り神』シリーズはその最初期の例である。  2004年に第一作が発売された流行り神を追いかけるようにして三年後の2007年に発売された『鳴神学園都市伝説探偵局』もまた、シリーズのストリームのひとつとして作品を徐々に重ねつつある。  両作に共通するのは理不尽な都市伝説の怪異に呑まれる「ホラー」としての一面だけでなく、前述した学術的視点を用いてその正体を突き止めて立ち向かう「ミステリー」、「サスペンス」方面にジャンルを広げたという意味合いである。  功罪は別として、シリーズに多大な影響を及ぼした社会的通念、概念であることは否定のしようがないだろう。  なお、“都市”とはあるが、この用語自体は環境を街中に限定しない。発生年代が近代以降であるなら田舎や僻地が舞台であっても成立するし、古くからの民話や神話も解釈次第では「都市伝説」として研究される対象になりえる、そんな側面も存在する。  「[[トモダチのトモダチ>用語辞典 /と#id_b573429e]]」。他人と知人の間。  曖昧とした仲介者を元に伝播される&font(red){噂}話。  人々の願望・恐怖が具現化された現代の寓話。    『流神A』での定義によるとかくの如く語られている。 #areaedit(end) ---- #areaedit ***医療系都市伝説  「壁に耳あり」、「黄色い救急車」、「死体洗いのアルバイト」などが代表例。医療現場で行われた非常識な行為、アンビバレンツで生命倫理を無視するような偏見が形になったような話が主である。  シリーズにおいては「[[黒百合総合病院>用語辞典 /く#id_1bfea9c0]]」に集約されている。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***怪人系都市伝説  「[[口裂け女>用語辞典 /く#id_a8ce246c]]」、「首無しライダー」、「[[ひきこさん>用語辞典 /ひ#id_b1b17f50]]」など現代の犯罪や交通事情にツッコんだものが代表例。「[[現代妖怪>用語辞典 /よ#id_922db150]]」。  古くは「切り裂きジャック」から見られる「[[通り魔>用語辞典 /と#id_3493ca49]]」や異常犯罪者の系譜から見られる。元は普通の人間だったが、悲惨な事故や社会の闇に巻き込まれることで悪霊や人外に成り果ててしまったというバックストーリーが語られることが多い。  社会の矛盾や人間の悪意によって生まれてしまったこれら怪人はもちろん聞いたものに恐怖を誘う存在ではあるのだが、同時に大衆の漠然とした不安や偏見が漠然な形となって再構成されたものであるのかもしれない。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***食品系都市伝説  「ミミズバーガー」、「コークロア」、「人肉ラーメン」などが代表例。  「食の安全」が叫ばれるようになった現代であるからこそ、隆盛を誇るのが異物混入や食品の出自が異常であった――などの話も勢いを増している。  グローバリズムへの反感からか、某大資本の商品がやたら槍玉にあげられることが多い。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***都市伝説の創作性  都市伝説とは口伝えの流言飛語、デマ、錯誤が現実化する恐怖と言い換えられもする。  つまり、話の発端が善意悪意その気なしのいずれかにせよ、誰か特定個人がつぶやいた作り話であろうといつの間にか膨大な人間の間で噂話のリレーがなされ、知名度を得た後ではもはや手遅れなんてシチュエーションも想像に難くはないのだ。  発端の人間が打ち消そうとしても雪だるま式に膨らんだ虚像は独り歩きを始める。  噂の内容に則した被害者を生んだり、噂の中の怪物が現実に現れたり……。  言うならば虚構が現実に、虚像が実像に転じることで生まれる怖さや、誰もが無自覚なうちに無責任な流言の火付け役になることで加害者になってしまう恐ろしさもまた、都市伝説の持つ特性のひとつと言えよう。  また、得体の知れない形を持たないはずの良くないモノが噂話という具体的なフォーマットを介して実害を及ぼすこともあり得る。    これらを逆手に取り、本来なら実態のない噂のはずの「都市伝説」を生身の人間を介して実体化させたり、幽霊妖怪UMAなどからなる怪異を発見、捕獲したり、といった試みがなんらかの結社または個人の手によって行われるなんてこともままある。 &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) #areaedit ***対抗神話  都市伝説が口伝てに伝播していくなかで微妙に変化していくとは先に述べた通りだが、その中で話の根幹に対抗するかのような派生を見せることがある。  例としては「ムラサキカガミ」の呪言を封じる様々な呪文や口裂け女や人面犬の発生が人為的なものであったとする説などが挙げられる。  前者に関してはわかりやすく、理不尽な形で唐突に心身に危害を及ぼす妖怪によく付属する属性の一種である。  そもそも目撃者が全滅してもらっては、「この話を最初に伝えたのは誰なんだ?」というツッコミで困ると言う大人の事情もある  一方、後者については元々の話を揺さぶる。噂の対抗馬として、成り代わろうとするからである。  あくまで噂が噂であるならそれを大規模に伝播させるには大規模な組織が必要になり、その場合は酔狂でないなら一種の動機が必要になる。  ここで、人心操作を狙った何者かが存在したと仮定しよう。立派な「陰謀論」の完成である。   #areaedit(end) #areaedit ***ネットロア &bold(){ (執筆者募集中) } #areaedit(end) ---- &color(red){情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。} &color(red){もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。} ---- #comment() ----

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