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道明寺秋彦(どうみょうじ あきひこ)

  • 登場作品:流神A
  • 種族:?
  • 職業:警視庁 ???
  • 年齢:?歳
  • 身長/体重:182cm/70kg
  • 関連人物:
  • 関連用語:F.O.A.F《所属》,都市伝説

概要

 『流行り神』シリーズ三部作に登場。
 その時々で名乗る肩書を変えながら都市伝説がらみの事件の裏で暗躍している謎の男。
 主人公「風海純也」が初めて挑んだ「コックリさん」にまつわる事件をはじめ、彼らが挑む事件の捜査過程で唐突に接触、または暗に介入するなどし、入手経路不明ながら事件解決に有益な情報を提供して去っていく。
 一応警察組織の人間と思われるが、裏取りにはことごとく失敗しており、結局所属は不明である。ちなみにこの姓名も偽名。

 敬いより揶揄が混じった主人公への「センパイ」呼びなど、常に下手に出ているようでいて、その実は悪趣味な物言いが混じる飄々とした口調が特徴的。信用を置く以前に軽薄な印象が先に来る。
 そのため、主人公のことを素直に慕っている「小暮宗一郎」から信頼できない人物として好かれていない。主人公も彼の言葉を鵜呑みにしてはいないが、ただものではないと認めてもいるようだ。

 どうも見た目通りの年ではないらしく、単なる使い走りやメッセンジャーに偽装した黒幕や大物らしき風格を漂わせる向きもある。その一方でホットサンドに目がないという意外な面も。

 余談だが、『流行り神』三部作はキャラクターデザインこそ「菅原健」氏で一貫しているものの、ナンバリングの進行に連れて画風が変化していることでも知られている。
 野趣味や怜悧さが増したと好評を受けるレギュラー陣も多いものの、彼の場合は胡散臭げな年齢不詳の優男風(『流行り神』)からふてぶてしそうなオッサン顔(『流行り神2』以降)へ驚愕の変化を遂げた。ゆえに彼に限っては好評不評以前のツッコミどころとしてファンの間では有名である。

流行り神

 第二話「鬼」に登場。
 「警察史編纂室」異動後に風海純也と小暮宗一郎の両名がはじめて挑んだ「児童誘拐事件」において、両名が行う独自の捜査の過程の中でふたりに接触してくる。
 実際は他のシナリオでも主人公らを密かにサポートしていたりもするのだが、顔見せと顔合わせはこのシナリオが初である。

 事件を担当する捜査一課の印南警視の部下を名乗りながら彼の俗物性を明け透けに揶揄したり、小暮の同期とうそぶきつつ、実際は小暮さんの側からは面識がなかったりと、さっそく信用の置けない怪人物っぷりを発揮してくれている。
 事件解決後、捜査一課に彼のような刑事が在籍していないことが判明し、彼の言葉の多くは虚言であることも明らかとなった。とは言え、彼の協力なくして編纂室の捜査の進展が見込めなかったのも確かであり、謎は次回作以降へと持ち越される形となる。

流行り神2

 組織こと「F.O.A.F」の一員であることがプレイヤー目線でも明らかになる。
 本作では組織に属する政財界の重鎮相手に、道明寺本人の口から自身が観察してきた都市伝説がらみの事件(=編纂室が関わった案件)を紹介していくという構成を取っており、シナリオの導入を担う狂言回し的な役をこなしている。

 表社会でステータスを築いているものの、危険な都市伝説相手に高みの見物を決め込んでいる風であり俗物根性丸出しな眼前の組織のメンバーたちのことを内心では小馬鹿にしており、表面ではへりくだりおどけながらも極めて冷徹に観察の眼を向ける。

 第一話「予知夢」。


 (執筆者募集中) 


 最終話「流行り神」。


 (執筆者募集中) 


 かごめ編「座敷わらし」。


 (執筆者募集中) 


 終章「道明寺レポート」。
 データベース199種を集める(≒このシナリオを除きオールクリア)ことが発生条件になっているこのシナリオにおいても幕間に続き、彼「道明寺秋彦」が視点人物を務める。
 三部作の最後を飾る『流行り神3』への示唆、開幕も兼ねた非常に重要な幕間短編である。

 (ネタバレにつき格納)

+ ...
 風海警部補の父「風海局長」ら、組織で重きを為す立場またはカウンター・ポジションに就いている主人公の親世代と密接なつながりを持つ同志であり、一連の事件の舞台裏および組織の裏事情を知る立場にいることが明らかになった。

 斜に構えた態度で現状を確認しつつ決意を新たとするほか三者を俯瞰しつつ、彼自身も内心では覚悟を固めているようである。
 傍観者としての目線は控えめだが、その一方でどこか諦念に似た投げやりな態度をみせる。
 なお、本編に引き続いて「人魚」の肉を食ったという物言いも健在である。


流行り神3



 (執筆者募集中) 


 第零話「客の消えるブティック」。


 (執筆者募集中) 


 蘭子編「死のネックレス」。


 (執筆者募集中) 


 D.K.編「死なない死刑囚」。


 (執筆者募集中) 


 薫編「トイレの花子さん」。


 (執筆者募集中) 



アパシー・シリーズ




流神A

 「開かずの間」、「紅女」、「渋谷で配られる無料の飴」に登場。
 いずれのシナリオにおいても「編纂室」または「探偵局」が事件を解決に導き、苦い思いを抱きつつも日常へ帰っていくというタイミングで補足とばかりにプレイヤーの前に現れ、事件のちょっとした裏側を皮肉交じりのつぶやきという形で教えてくれる。

 「開かずの間」。
 “後輩”の「羽黒薫(男)」と共に、ある女に入れ込んだ組織の人間の追跡調査をしていたと思われる。
 当然、事件の真相は彼らも掴んでいたもよう。高校生たちの青春を茶化しながら、彼らの捜査で浮上しなかった怪奇現象についての補足情報を語る。

 「紅女」。
 根気よく周回してレベルとHPを稼がなければ発生させることができないグッドエンドその2に登場する。 
 風海警部補にホットサンドをおススメする定番のやり取りもそこそこに、裏で編纂室に「紅女」についての情報をリークしてくれていたことが判明する。ただし事件の主犯「曽我秀雄」へ向けるスタンスは相変わらず鵺めいたもの、イマイチ判然としない。

 彼の真意はどうであれ彼が探偵局の危機を間接的に救ってくれた構図になるが、プレイヤー目線では知らなきゃよかった後味の悪い情報(本編に撒かれた布石が発芽しただけとも言えるが……)も教えてくれる。必要なこととはいえ、相変わらず人が悪い。 

 「渋谷で配られる無料の飴
 最後のセルフクエスチョンで全問正解しなければ発生させることができないグッドエンドその2に登場する。
 厳密にいえばその前段階、小暮さんが飴玉ばらまき実行犯の着ぐるみの身柄を押さえに待ち合わせ場所に向かった際に、やはりふらりと現れて冷やかすような言葉をかける。この場合はやはり彼の手回しか、手遅れというバッドエンドのパターンである。

 「麻薬」入りかと思いきや、実は別の意味で精神を向上させる薬物入りの飴を流通させていた組織の一派を追跡していたようである。
 この案件に対する編纂室の介入は彼に取っても予想外だったようだ。この場合、道明寺は飴玉から検出されるはずの成分を通常の麻薬のものにすり替えるなどの裏工作を行うことで彼らを現実的な真相に誘導し、事件を闇に葬ることに成功したことになる。

 また、本編とは全く関係のないところに大量のバッドエンドが配置されたこのシナリオだが、道明寺はそちらでもに二回ほど名前、もしくは姿を見せる。
 ひとつめはスンバラリア星人「風間望」が接触の機会を持つはずだった男として。
 もうひとつは不用意に飴玉を食べてしまったことで、詳細は全く不明ながら処置なしの状態に陥ってしまった小暮さんを前にして、羽黒を連れ立って現れるというもの。小暮さんの疑問に対し答えもないまま、嘲弄しつつ立ち去るというものである。

 いずれにせよ、この男が普段やっている裏仕事に真正面から関わってしまってはロクな目に遭わないのも納得かもしれない。
 ついでに言えば、この事件の裏で道明寺が「超能力」や「宇宙人」といったオカルト案件に関わった(かもしれない)結果が……。

 (ネタバレにつき格納)

+ ...
 [回り回って水面下で結実した可能性を妄想できなくもない。
 道明寺の暗躍が『真 流行り神2』における「F.O.A.F」が行った超能力少年少女たちの開発や宇宙人との接触によって獲得したオーバーテクノロジーへとつながった――! などと考えてみる線も与太話と断った上でみるなら悪くないかもしれない。
 もっとも『アパシー 流行り神』を『流行り神』『真 流行り神』シリーズの歴史に組み込むのは無理筋であるのだが。]



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最終更新:2023年07月29日 18:00