片手間言語学内検索 / 「語族」で検索した結果

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  • インド・ヨーロッパ語族
    インド・ヨーロッパ語族 印欧語族とも呼ばれる。インドからヨーロッパに渡る多くの言語を含む語族。とくに英語などヨーロッパの言語が世界に広まった関係で、世界30億人もの人々が広範囲に使用する事実上世界一勢力の広い語族。 イギリスの裁判官ウィリアム・ジョーンズが、1786年にサンスクリット語とヨーロッパの諸言語のあいだに良く似た特徴があることに気づいたのがきっかけ。これらの言語の間には、ただ単に語が似ているだけでなく、似方に一定の法則性があり、文法的な性質にも類似点があった。これを詳細に調べた結果、インドからヨーロッパに及ぶ広範囲の多くの言語が、一つの祖先(祖語)に辿れるだろうと結論付けられた。 また、この研究によって比較言語学が発展。これが現代言語学のはじまりにもつながった。現代言語学における多くの用語や概念が、このインド・ヨーロッパ語族の研究に基づいたものである点には注意...
  • ニジェール・コルドファン語族
    ニジェール・コルドファン語族 世界の言語大紹介> ニジェール・コルドファン語族は、アフリカ大陸、サハラ砂漠以南に広く分布する言語。有名な言語に、スワヒリ語がある。 (アフリカ大陸北部に広く分布するのは、アフロ・アジア語族。有名な言語に、アラビア語) この語族は次の7つの語派に分かれる。 ①大西洋語派(アトランティック語派):  フラニ語、フルフルデ語など。 ②マンデ語派 ③グル語派 ④クワ語派:ヨルバ語など ※①~④はギニア湾岸に密集 ⑤アダマワ・ウバンギ語派 ⑥コルドファン語派 ※アフリカ内陸部に位置する ⑦ベヌエ・コンゴ語派  バントゥー諸語  スワヒリ語など ※中央アフリカから南部まで広く分布 【音声的特長】 1.母音調和がある! 一つの単語(または形態素)の内部では、同じ仲...
  • 世界の言語大紹介
    ...●インド・ヨーロッパ語族 ★ゲルマン語派 英語 ドイツ語 オランダ語 フリージア語 アフリカーンス語 スウェーデン語 デンマーク語 ノルウェー語 アイスランド語 ゲルマン語 ★イタリック語派 フランス語 イタリア語 スペイン語 カタルーニャ語 ポルトガル語 アストゥリアス語 ルーマニア語 オック語 ラテン語 ★スラブ語派 チェコ語 スロヴェニア語 クロアチア語 セルビア語 ロシア語 ウクライナ語 ブルガリア語 ベラルーシ語 マケドニア語 ★ケルト語派 ゲール語(アイルランド語) ウェールズ語 ★バルト語派 リトアニア語 ラトビア語 プロシア語 ★インド語派 ヒンディー語 パンジャビー語 ベンガル語 ネパール語 マラーティー語 ウルドゥー語 ロマーニー語 パーリ語 サンスクリット語 ★イラン語派 ペルシャ語 クルド語 パシュトー語 ...
  • 北ゲルマン語群
    北ゲルマン語群  >世界の言語大紹介>インド・ヨーロッパ語族>ゲルマン語派 インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派の一派。スカンジナビア半島を中心に分布。このため北欧語と呼ばれることも。オナジスカンジナビア半島でも、フィンランド語はフィン・ウゴル語族で、別系統。 分類 東西二派に分かれる。このほか、これらの祖語であるノルド祖語、両者の特徴をかねそろえたゴットランド語がある。 ノルド語(古ノルド語、死語) この北ゲルマン語群のことをノルド語と呼ぶこともある。 東スカンジナビア語群  スウェーデン語  デンマーク語  ブークモール(ノルウェー語文字言語の規範) 西スカンジナビア語群  ニーノシュク(新ノルウェー語)  フェロー語  アイスランド語 ゴットランド語 ゲルマン語派としてドイツ語によく似た名詞の4つの格変化、3性をも...
  • 言語学用語集
    ... インド・ヨーロッパ語族 インド・ヨーロッパ祖語 音声学 かきくけこ 格 獲得 形態論 言語  言語って何?  言語と、言語に似てるもの  言語を分析してみる。 言語獲得 ケントゥム語 語学  語学に役立つ言語学 語用論 さしすせそ サテム語 サンスクリット語 サンディ 数(すう) スワヒリ語 性 ソシュール たちつてと 調音音声学 動詞 なにぬねの ニジェール・コルドファン語族 二重分節性 はひふへほ フェルディナン・ド・ソシュール 品詞 まみむめも 名詞 やゆよ らりるれろ 連声 ロマーニー語 わをん ヲ格→目的格 ん
  • アイスランド語
    アイスランド語  >世界の言語大紹介>インド・ヨーロッパ語族>ゲルマン語派>北ゲルマン語群 インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群の、西スカンジナビア語群あるいは離島北欧語群に属する言語。アイスランドで、25万人ほどの話者がいる。 ①強弱アクセントは原則的に語頭におかれる。 古いゲルマン語のこの特徴を残しているのはアイスランド語だけ! 摩擦音・鼻音・流音には有声無声の対立があり、 閉鎖音は有気無気で対立。 ②ドイツ語的変化の複雑さ。(他の北欧語はオランダ語みたいにシンプルになっているのに…) 名詞には3つの性(男性女性中性)があり、数の変化と4つの格変化(主格対格与格属格)をする。形容詞もこれに合わせて変化する。 ③他の北欧語同様、定冠詞は名詞に後続 ただし、不定冠詞は無い。 ④動詞には弱変化と強変化があり、過去形・過去分...
  • インド・ヨーロッパ祖語
    インド・ヨーロッパ祖語(原インド・ヨーロッパ語族) まだ一つだったころのインド・ヨーロッパ語族の祖先。 ◆どこにあった?インド・ヨーロッパ語族の故郷はどこ? 謎が多い。インド・ヨーロッパ語族の多くの言語に共通する単語をもとに(「ぶな」とか「鮭」とか)、その単語はきっと昔からあったものと見て、それが実在するところこそ故郷だという主張がされてきているが、不確実である。 より信頼性の高い研究として、クラーエ『インド・ゲルマン人』(H. Krahe Die Indogermanen. 1935)では「東ヨーロッパのステップ地帯」がインド・ヨーロッパ語族の故郷であろうとされている。 このへん? by google map 2013 ◆誰が、いつごろ話していた? 9000年前ごろまで、アナトリア(今のトルコあたり)で話されていたという説がある。 よ...
  • ゲルマン語派
    ゲルマン語派  >世界の言語大紹介>インド・ヨーロッパ語族 インド・ヨーロッパ語族の1語派。インド・ヨーロッパ祖語からゲルマン祖語に分かれ、グリムの法則などの変化を蒙って現在に至る。英語、ドイツ語を含む大勢力。 分類 ゲルマン語派は、さらに以下の三つに分類される。 東ゲルマン語群 すでに死語になっている。  ゴート語など 北ゲルマン語群 北欧語、ノルド語などとも呼ばれる。スカンジナビア半島に分布。  東スカンジナビア語群   スウェーデン語   デンマーク語   ブークモール(ノルウェー語文字言語の規範)  西スカンジナビア語群   ニーノシュク(新ノルウェー語)   アイスランド語 西ゲルマン語群 英語とドイツ語。  アングロ・フリジア語群   英語   フリジア語  低地ドイツ語   低ザクセン語   低地フラン...
  • ゲール語
    ...。インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属する。5世紀ごろキリスト教伝来でゲール文字が発達。7世紀~11世紀ごろ文学が発達。アイルランド全人口は354万、ゲール語だけで生活する地区の人口は5万あまり。 ①文字と発音 ゲール文字とラテン字が使用されている。ゲール文字では長母音を表す記号、有気音を表す記号を文字の上に付したりする。ラテン字の場合、有気音はhで示す。アクセントは第一音節に。南部方言では語末の音が弱化する。母音調和がある。 ②VSO語順 アナトリア(今のトルコあたり)で使用されていた古い言語リュキア語もVSO語順だったので、祖先はここから来たのではないかと考えられている。平叙文でも疑問文でも動詞が文頭に。形容詞は名詞の後に。 ③前置代名詞 前置詞+人称代名詞=前置代名詞が古くから残されている。このことからゲール語が古いインド・ヨーロッパ語族の特徴を残...
  • ロマーニー語
    ロマーニー語 インド・ヨーロッパ語族インド語派の言語。ロマ人、あるいはジプシーの言語で、ロマ語・ジプシー語などとも呼ばれる。ジプシーとはヨーロッパに点在する移動民族で(転じて渡り歩く人々を指すこともある)、「エジプトから来た」ことから「ジプシー」と呼ばれるようになった。最近では差別的な意味があるとしてロマ人と呼ばれることも多い。 世界各地のジプシーは総数600万~1000万とされる。故郷は10世紀ごろ住んでいたインド北西部だが、現在シリアやアルメニア、バルカン半島、イギリスにまで居住を広げている。各地でいろいろな言語の影響を受けながら、多様化しつつもインド語派の母語は維持し続けている。 似ている言語→サンスクリット語 世界の言語大紹介
  • ウェールズ語
    ...。インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属する。英語と同じラテン字を使用。1981年の調査で503549人の話者がいる。6世紀ごろ初期ウェールズ語と呼ばれる状態になり、7世紀始めの碑文が残されている。8~12世紀の古ウェールズ語の時代には「Surexit記録」「聖チャドの書」などの写本が残され、12~14世紀の中期には資料が豊富になる。中世騎士物語『マビノギオン』が有名。 ①語頭子音の変化 軟変異(p/b, t/d, k/g, b/v, d/DH, g/φ, LH/l, m/v, RJ/r)鼻変異(p/MH, t/nh, k/NGH, b/m, d/n, g/NG)帯気変異(p/f, t/TH, k/x)という3種類の変異規則がある。例えば、形容詞 hen「古い」は後続名詞を軟変異させ、fy「私の」は鼻変異させる。 ②VSO語順 中期ウェールズ語では主語が語頭に来るこ...
  • ケルト語派
    ケルト語派 インド・ヨーロッパ語族の1語派。東ヨーロッパかアナトリア(現在のトルコあたり)にいたインド・ヨーロッパ語族の祖先のうち、徐々に西方に移動し現在の東部フランス、南西ドイツ、北部スイスのあたりに住み始めたのがケルト系の民族である。紀元前5世紀にはより勢力を伸ばし、フランス全域やブリテン島(現在のイギリス)にも広がった。ラテン語の中の乗り物関係の語は、多くがこの言語から来ている。 その後ローマの勢力の拡大でロマンス系の言語が同地域に広がり、またブリテン島には英語が広がり、現在ケルト語派の言語は絶滅したり限られた地域でしか使用されなくなった。 ケルト語派は大雑把にまず島嶼ケルト語と、大陸ケルト語に分類できる。島嶼ケルト語は、QとPに分けることができる。これは古い時代のインド・ヨーロッパ語族の kw が、Q[カ]のまま残されている言語と、P[パ]という全然違う音に...
  • スワヒリ語
    スワヒリ語 世界の言語大紹介>ニジェール・コルドファン語族> スワヒリ語は、ニジェール・コルドファン語族の言語で、東アフリカでは国境を越えて広く使われている。 1.発音と文字→簡単! 現在のスワヒリ語は、英語と同じアルファベットで書かれていて、しかもほとんどローマ字読みで大丈夫です。 昔はアラビア文字で書かれていたんだそうな。 2.名詞は「クラス」に分けられる。 日本語の名詞は、小さいもの→「個(ヶ)」、長いもの→「本」、小さい動物→「匹」のように、形や様子で分類・区別されている。同様に、ニジェール・コルドファン語族の名詞も、いくつかの名詞クラスに分けられる。 「人間」m- ではじまる。  mtu 人間 mtoto 子供 …など人に関する語。 「樹木」m- ではじまる。  mti 木 mgomba バナナの木 …など木や植物のほか、無生...
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