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ウェールズ語


かつてブリテン島(イギリス本土)の大部分に分布していたケルト語の南半分ブリティッシュ方言から分化。現在ではイギリスのウェールズ地方で使用されている。インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属する。英語と同じラテン字を使用。1981年の調査で503549人の話者がいる。6世紀ごろ初期ウェールズ語と呼ばれる状態になり、7世紀始めの碑文が残されている。8~12世紀の古ウェールズ語の時代には「Surexit記録」「聖チャドの書」などの写本が残され、12~14世紀の中期には資料が豊富になる。中世騎士物語『マビノギオン』が有名。

①語頭子音の変化
軟変異(p/b, t/d, k/g, b/v, d/DH, g/φ, LH/l, m/v, RJ/r)鼻変異(p/MH, t/nh, k/NGH, b/m, d/n, g/NG)帯気変異(p/f, t/TH, k/x)という3種類の変異規則がある。例えば、形容詞 hen「古い」は後続名詞を軟変異させ、fy「私の」は鼻変異させる。

②VSO語順
中期ウェールズ語では主語が語頭に来ることも。

③語彙
英語ばかりでなく、ノルウェイ語やアングロ・ノーマン語の語彙も借用が多い。