「インド・ヨーロッパ祖語」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「インド・ヨーロッパ祖語」(2013/06/24 (月) 10:23:06) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*&bold(){[[インド・ヨーロッパ祖語]](原インド・ヨーロッパ語族)}
まだ一つだったころの[[インド・ヨーロッパ語族]]の祖先。
◆どこにあった?インド・ヨーロッパ語族の故郷はどこ?
謎が多い。インド・ヨーロッパ語族の多くの言語に共通する単語をもとに(「ぶな」とか「鮭」とか)、その単語はきっと昔からあったものと見て、それが実在するところこそ故郷だという主張がされてきているが、不確実である。
より信頼性の高い研究として、クラーエ『インド・ゲルマン人』(H. Krahe &italic(){Die Indogermanen.} 1935)では「東ヨーロッパのステップ地帯」がインド・ヨーロッパ語族の故郷であろうとされている。
#ref(gmap-ie.lf.kg.small.jpg)このへん? &italic(){by google map 2013}
◆誰が、いつごろ話していた?
9000年前ごろまで、アナトリア(今のトルコあたり)で話されていたという説がある。
より多くの人が指示している説では、6000年前ごろにクルガン人がヴォルガ河流域(上の地図、モスクワの南、カスピ海とか黒海に挟まれたあたりの地域)で話されていたという説が有力。
◆どんな発音だった?
破裂音に 無声・有声・有声有気 の3対立があった
摩擦音は s(~z) だけだった
…などと考えられている。
他に「[[咽頭音説]]」なども参照のこと。