更新日:2018/02/15 Thu 16:48:05





基準年より1万年以上前に生まれたオウグレアス変種?の男性。
鬣のような長いざんばら髪と右目に彫った刺青が特徴で外見はセリュゾイド系がベースらしく赤い肌ではないのだが
セリュゾイド系としてはかなり浅黒い肌の上にオウグレアスとしては異様な程筋肉隆々であり、
むしろセリュエジアスを思わせる姿である。
爆発的な出力を秘めており、オウグレアスという種族全体で見れば同族最強の個体ではないかと
言う声も挙がる程の実力を持つが後述する理由から現在は戦うことはせずに隠居中である。
蕭々としたつかみどころのない性格で自分を卑下したような喋り方で喋り、
見た目は怖いが気さくな人物として通っている現在の彼からは想像できないが若い頃は
相当な戦闘狂で強者を求めてはキュルティロン銀河系の各地で名だたる格闘家に道場破りを
行って再起不能にしては恐れられていたという過去がある。
その好戦的な性格と爆発的な力から名付けられたあだ名は銀夜叉であり、
当然捜査局も彼を追ってはいたのだがただ戦闘狂なだけではなく頭も切れる為なかなか捕まらず、
強者とみれば裏社会、表社会の人物問わずに襲撃しては血祭りにあげていた。
その中にはかつて名うての武術家にしてアスリートであったネルカイン・ティベルワードの名もあり、
殺されなかったものの大きな傷を負っている。
しかしある人物との戦ったのが仇となってしまい、投獄されるのだが
その人物こそ当時悪名を轟かせていた犯罪組織・ヴェロヴロードの首領ヴェロザートであった。
ヴェロザートも相当なやり手ではあったものの、流石に能力差は大きく、
戦闘不能に追いやるが止めを刺すまで後一歩と言うところで負けを認めないヴェロザートの自爆攻撃
巻き込まれ、呪いのような癒えない傷を負わされてしまう。
その上ヴェロヴロードによる情報操作によってあろうことか暴走して30万人以上を虐殺したという罪を
着せられ、数千年以上逃げ回っていた彼はとうとう逮捕、投獄されてしまう。
逮捕から数か月後には裁判が行われ、彼の罪状から第一審、二審ともに死刑の判決が下され、
このまま確定かと思われたときであった。

この判決や報道に違和感を感じた義勇組織にしてガールズチーム・キュロイナスの
有志達によって探偵行為が行われ、その結果ヴェロヴロードの本拠地となるリゾート惑星で
ヴェロザートに戦いを挑んた事は事実ではあったものの虐殺の件は虚無であった事が判明、
ヴェロザートとの戦い以前に犯した余罪もあることから無罪には至らなかったがその件で
虐殺が無実となった為、再審が行われた結果、第一審では終身刑が求刑されていたが
第二審で懲役900年と減刑が決まり、懲役を受ける事となったのである。
だが彼は反抗したり脱走しようなどと言う考えは一切せず、監獄内での労働も忠実にこなし、
肉体が鈍るのを防ぐ為に暇な時間があるときには牢獄内で黙々と体を鍛える事を怠らなかった。
そして900年が経過し、基準年時代に出所すると自分の力は破壊するためでなく守る為に
備わった有意義なものであると改めて認識し、リュゾールを組織するが
組織から暫く経った頃、彼の評判を聞いたノルヴィールが彼の元を
訪れるという思いがけない経験をする事となる。
部下達が驚きを隠せず、中には失神した者も現れる中リュゼンは一切動じる事無く
接すると二人の間で密約を結び、その際に隠居を決めたのである。

そんな彼の最期は基準年より8000年後、唐突に訪れ、実にあっけなかった。
ゾアクロイドはおろか、徒に力を振るう監視者やザイオノイド系開発者のイレギュラー個体すらゾアクロイドと
同レベルで危険であるという思想を掲げる義勇組織デュカイネイシャーの先鋭派によって
闇討ちに等しい方法で襲撃・殺害されたのだ。
当時彼はイレギュラー個体から見た真の平和とは何かを語る講演会を行っており、先鋭派はそこを襲撃したのである。
刺客は不意打ちとはいえノルヴィールに派遣されたトビルセイドの護衛すら戦闘不能にし、
自身にも容赦なく攻撃を加えたが自身の抹殺が目的である事を察すると自らの命を
顧みずに講演会参加者の避難を優先、囮となる事を選び、参加者の避難が済んだことを
確認すると自らは参加者の避難先とは別の場所へ避難しようとするが運が悪いことに
ヴェロザートの魔導爆弾によって刻まれ自身を蝕んでいた呪いによって不整脈のような発作
起こして倒れてしまい、先鋭派はそれをいい事にタキオンニードルの集中砲火、槍で貫撃、剣戟等の攻撃を加え、
文字通り蜂の巣にされてしまう。
それでもこの時点では持ち前の生命力で死に至らず、ならばと首を刎ねられそうになるがすんでの所で
デュカイネイシャーを追っていたウィゾル・ドラシェインアルギュオ・エルシオス・ギャリオン
介入し現行犯で逮捕した事で止めは刺されなかった。
その後二人に励まされ、暫くの間意識を保っていたものの、残念ながら医療班が駆け付けた時には
既に事切れてしまっていた。

享年25000歳であった。

過去の話とは言え乱暴者だったのは事実であり、後述の通りその時代を知る者の中には
彼の死を喜んだ者は当然いたのだが
意外な事に政治家等の表社会の人物やマフィアの関係者といった裏社会の人物共に
死を喜ぶ者よりも惜しむ声の方が多く、
息子であるリスティオ・シュペルスは勿論の事かつての喧嘩仲間にして盟友の政治家オルドー・スモーガー
裏社会の人物ではなんとグーラ・ネクリシアまでもが彼の死に涙し、
ティラトス・ゾーヴィスに至っては本心かはともかく『競合相手の脱落は吉兆なのだろうが同格と
認めた男の死は誠に残念だ。哀悼の意を示そうではないか』とまで言わしめたというが
一方で過去に彼の襲撃を受け、失脚・弱体化という辛酸を舐めさせられた経験のあるヴェロザートは
部下からリュゼンの訃報を聞いた途端その部下にドン引きされる程その死を散々に蔑み、勝ち誇ったかのように酷く大笑いしたという。

感想:モチーフは幽遊白書の三大妖怪の一人・雷禅。
本家が鬼を思わせる妖怪であったことからオウグレアスをチョイスしている。
本家は絶食の末に絶命した事やチャットにてノルヴィールとの誓約を交わした事から
自らは戦わずに銀河の行く末を見守る隠居ポジとしている。
暴れん坊だった若い頃に関しては雷禅に加えて刃牙シリーズのチートキャラ・範馬勇次郎のイメージもあるが
実は先述の若い頃の道場破り属性から連想された後付けであり、当初は意識していなかったいわば偶然の一致だったりする。
ただし最期は子孫の幽助の前で餓死した本家と違って集中砲火を浴びて蜂の巣にされるという凄惨なものとなっているので注意(汗