登録日 :2017/11/19(日) 5:27:00
更新日 : 2017/11/19 Sun 06:02:40





基準年前後に活躍したゾルディアン高位体の女性。
青いドレスのような服装に金色の髪を持つ美女で碧月と呼ばれる惑星に居を構えている。
強大な魔族として知られるゾルディアンだが彼女自身は種族としては例外的な程穏やかな性格であり、
尚且つ物事をどこか違う視点から見ている所がある為むしろヘイカリートのようと言われることも。
一方で 意外と気難しい 事でも知られており、運よく碧月へ降り立つ事ができてもそう簡単に姿を現さないし
知識を教わる為に説得するだけでも一苦労だという。
これは後述する ある一件 が原因となっており、そのきっかけとなった人物こそが ラージア・アポカリュノス である。

9000年程前、ラージアは現在の様に苛烈な思想を秘める革命家ではなく、フォルヴレイン同盟内で穏健派ゾアクロイドに
対する不当な差別が行われている現状を嘆き、差別を無くすべきであると活動を続ける思想家で
彼女の助けもあって多くの支持者を得られたのだ。

最初こそ単なる協力者に過ぎなかったようだが交流を重ねる内に深い関係となっていたようで
その際に「いずれ君の望む世界を実現して見せよう」と プロポーズと同意義の告白をされる 等、
種族の枠を超えた恋人の関係 と言っても過言ではなかったという。
だがそれも長続きしなかった。
何故ならその思想を快く思わない派閥によってラージアは失脚させられてしまい、暫くの間幽閉されることとなった上、
この時点ではテロなどの過激な手段に走っていないにもかかわらず彼を政治犯として扱い、本来罪状に釣り合わぬ刑を下したからである。
が、これに異を唱えたある人物が再審を強く希望したため、
希望通り再審が行われ、その結果第2審で無罪を勝ち取り、暫くして釈放されることになるが
ラージアの怒りは収まらず、同時に同盟はその程度でしかなかったのだと悲しみも覚え、
後のヴァルドゥーラとなる義勇兵団を組織することとなる。
当初こそ裏社会勢力に対して十分な抑止力を発揮できなかった防衛軍や警備局に代わって武力行使を
遂行する事で治安の向上に貢献していた義勇兵団であったが組織してから暫く経った際にヴァルドゥーラと
正式に旗揚げしてからと言うもの次第に苛烈な武装集団としての一面が顔を出し始め、
差別なき世界の実現の為と称してゾアクロイドを取り込むと皮肉にも仮想敵である裏社会勢力と
同じ大量虐殺すら辞さない暴力的な武装集団と化してしまっていたのである。

義勇兵団から一変し 暴力的な革命派 と化したこの現状に唖然とし、何事か問い詰めたが
ラージアは 差別なき世界の実現の為にはやむを得ない犠牲。よってこれも世界の摂理の為であり、彼女の為でもあるのだ と開き直り、
彼女の制止すら聞く素振りを見せなくなっていた。
テレシアはこれに深く嘆き悲しみ、ラージアを振ると本格的に隠居を開始し、
ヴァルドゥーラ関連の紛争が起きようと介入せず、梃子では動かない存在となった。

とは言いつつヴァルドゥーラ危機においては中盤から重い腰を上げて参戦しているがこれはヴァルドゥーラに自身の住む碧月そのものが襲撃された上に
周辺宙域の蹂躙を見かねた為、やむを得なかったと後に語っており意外ではあるが乗り気ではなかったという。
この時ダイラガンを襲撃したヴァルドゥーラの侵略部隊を 全滅させており、 その際に後述する ある魔人の片鱗 を見せつけているのだ。

同危機において搭乗艦のゲラナヴィール級空母艦ごと沈められて死んだはずのランシェを救出したのも実は彼女で
ドレキアル級の主砲を受け炎上・爆発するゲラナヴィール級に乗り込み、間一髪でランシェを抱きかかえて脱出、
治療の為暫く姿を消すが同危機の最終決戦にて往生際悪くノルヴィール達へ
道連れ常套に攻撃しようとするラージアの前に再び出現し戦意喪失させ、停戦の調停にも顔を出している。
危機の収束後にはアニバーサリーフェスタでの一件の責任を負う形で退任したミスラテス・ヴァシェトラントと
運命的な対談 を行う事となり、セイヴァネスロードの関係者ではない人物でありながら その歴史にも名を残すこととなった。

何度も述べる通り穏和な性格とはいえ腐ってもゾルディアンであり、反物質制御によって
凄まじいカタストロフを起こす事も可能だが本人が力の行使を良しとせず、
強大すぎると言っても過言ではない自分の力を自覚している為力を振るうのはあくまで最終手段である。

実は彼女の血筋は ヴァーツの老魔人ザニンに由来している 事はあまり知られていない。
ザニンは強大な力を持つ魔人である一方、思慮深く多くのゾアクロイドとは違う視点からあらゆる物事を見ている哲学者としての顔も
持っている事で知られ、強大な力の他に彼女自身がそのような性格なのもこの為ではないかと推測がされている。

また、数あるゾアクロイド個体の中でも最高クラスと称されるその美貌やそれに似合わぬ
芯の強さからリーヴァス・アヴィエラ銀河団で活動する 著名な犯罪者達に惚れられている ことでも有名であり、
上記のラージアの他に生前のゼヴェロン・ヴォーダーも 彼女に惚れ込んだその一人として有名であった。
ゼヴェロンはテレシアを振り向かせようと…否、あわよくば手中に収めようと幾度となくあの手この手の手段を使ったが
芯の強い彼女は とうとう最後まで振り向くことはなかったのであった。


台詞
「やめてアゼリオ…私はこんなの望んでいないわ…!」
「ラージア…いや、アゼリオ…これ以上足掻いても自分の首を絞めるだけです…」

モチーフはさらば宇宙戦艦ヤマトやそのアニメ版である宇宙戦艦ヤマト2に登場した謎の女性テレサである。
とりわけ一糸纏わぬさらばのテレサではなく青いドレスを着た2のテレサのイメージが強く、
ズォーダー大帝がモチーフの一つであるラージアとの関係もここから。
種族に関しては本家が反物質制御によってテレザード星や超巨大戦艦を消し飛ばしていた事や
丁度考案時にザニンの血縁について話題となっていた事からゾルディアンをチョイスした経歴がある。