「ケラスティアン」(2018/03/06 (火) 00:47:11) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2017/2/25(日)7:12
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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出身天体:キュルティロン銀河系
出身惑星;ケラステア
根源系統:人属
中系統:セニレイン系統人属
スペック:雌雄2性型、平均身長2m、平均出力gex5.5、平均寿命800年
評価:能力4、知性5.5、社会6、合計16.5
森林や山岳の多い惑星ケラステア出身の長身なヒューマノイド種族。
セニレイン系統に属する種族でその姿は背中から翼を生やしたいわば翼人の姿と
正にキシュキリアンに類似した姿であり、実際に間違われることもあるのだが
セリュエジアスやフィルネイス同様に同系統内でも原始的な形質を残した古い系統にある為角を生やしておらず、
身長も平均で2mを超えるキシュキリアンより小さい(それでも2mはあるのだが)
平均寿命800年、ザイオノイドという程ではないにしろそれでも中堅以上で歴史も相応に長い準監視者であり
高位体となれば1000年以上を生きる事もある等キュルティロン銀河系の数ある準監視者に
相当する種族の中でももっとも監視者に近いとされる高貴な種族の一つだが
その経歴は複雑なものであり、出身惑星であるケラステアも実は発祥の惑星ではない。
というのも彼らのルーツは驚くなかれ、かの勇猛な戦神族オウグレアスと同じオウグレンであり、
オウグレアスが監視者に進化した後に発生した言わば後発文明種に相当するのだ。
同じセニレイン系統に属する両種族だが遺伝子的にはオウグレアスよりも
キシュキリアンに近い事が判明している。
また、全身の筋力が強く攻撃的な波動制御に長けるオウグレアスに対し攻撃よりも幻術等を得意とし
より繊細な波動制御が得意なのも特徴と言えるだろうか。
深い山奥と険しい山岳地帯での生活の賜物か背中の翼を使って鬱蒼と生い茂る木々の間を
高速で飛び回る事が可能であり、その機動力は誇張こそあれどセニレイン人類の中で最速とも言われる程だ。
同じ星を発祥とする両種族に対立が全くなかったと言えば嘘になるとはいえ相手も
勇猛ではあるが理性的な監視者種族であったため深刻な紛争がなかったのもまた事実である。
これは両種族の住む環境が異なっていた事が幸いしており、沿岸部や山地でも麓の方に居住区を築いて
生活していたオウグレアスに対してケラスティアンは深い山奥や高地に好んで居住し住み分けができており
長らく干渉しないで生活してきた為である。
とはいっても両種族の邂逅はオウグレンの深い山奥に調査に入ったオウグレアスが"異民族"に
襲撃された事が始まりであり、ここからオウグレアス側の調査団による調査が進んだのだ。
山の民で長らく他種族と交流をしなかったケラスティアンはオウグレアスを警戒しており、
彼らとコンタクトを取ろうとする調査団を幻術で翻弄し、時には捕らえてしまう事さえあったという。
ただそれでも大きな紛争には発展せず、急速に和解した事でも知られその年代こそ65万年前と
キュルティロン銀河大戦が終わって間もない時である。
この経歴はリーヴァス超銀河系におけるラハレクシスとカーティサスの関係にもよく似ているが
それ以上の速度で急速に和解した理由は当時キュルティロン大戦が終わって久しく、
まだ戦後の火の粉が燻っており対立しているどころではなかったのが何よりの要因であるとされる。
出力では大きく優位に立つオウグレアスが苦戦した原因としてはホームの環境もそうだが
先述した様にオウグレアスが攻撃的な術式に特化していたのに対し、クラステンが幻術に特化していた事も原因にある。
和解後はオウグレアスと手を取り合いながら経験を重ね、和解から1万年と比較的早くに宇宙進出を果たし、
当時無人であった惑星ラスカノールを開拓し、新たな新天地とする事となるのだが
再びオウグレアスと緊迫した関係に陥った事態が起きる。
移民を始めてから間もなく平和に暮らしていた彼らを当時悪名を轟かせていたオリュフィオス達が襲撃したのである。
ホームを生かしたゲリラ戦で翻弄するもののさしものケラスティアンもパワーに加えてトリッキーさも併せ持つオリュフィオスの侵攻部隊に押され始め、
もはや自分達では対処しきれないとフォルヴレイン同盟へ駆け込んだが盟主である当の
フォヴレイロンや先輩種族であるオウグレアスは
戦後の処理に手が回っている事を理由に本気で対応する事をしなかった。
しかし根気強く彼らは説得しようやく重い腰を上げた時には時すでに遅し、
ラスカノールはオリュフィオスに攻め落とされてしまった。
フォルヴレインの間の悪さや対応の遅さによって結果的にせっかく得た新天地を
失ったケラスティアンはその先見性からこのまま所属していても自分達に明るい未来はないとみて
フォルヴレインを見限り、離反したのである。
とりわけ、この時に盟主であるフォヴレイロンだけでなくかつて恩を
受けた種族であったオウグレアスの実力に伴わない対応の遅さを目の当たりにしており、
後述する通りある意味では和解前以上に冷え切った仲となってしまっている。
だがここで新天地を失い意気消沈した彼らを受け入れたのがヘイロニアス銀河共同体であった。
現在でこそ良好な関係を築いているフォルヴレインとヘイロニアスの二大勢力だが当時は
銀河大戦でフォルヴレインの対応の遅さによってヘイロニアスが被った被害が原因で冷戦下にあり、
炙り出された彼らが外交のカードになると見込んだのである。
勿論ヘイロニアスはフォルヴレインと違ってきちんと受け皿を用意しており、
さらなる新天地として紹介したのが現在のケラステアというわけだ。
基準年現在では種族的に和解が成立してこそいるが個体レベルでは現在でも
かつては大恩ある種族であったオウグレアスや同盟の盟主フォヴレイロンに対して露骨に
感情的にはならないとはいえ冷淡な態度をとる個体がいるようである。
>&bold(){感想}
>モチーフは鬼と並んで日本の妖怪の代名詞として知られる天狗。
>シャルバロン銀河系にもテガルラという天狗をモチーフにした種族がいるが
>こちらは顔つきは比較的人間に近く、長身で背中に翼を生やす等差別化している。
>ポジションとしてはセニレイン人類兼キュルティロン版ネヴィリアンだが
>性格面には博識ではあるが同時に高慢な一面もあるところを本家天狗からトレースしている。
>ザイオノイドではなく準ザイオノイド扱いではあるがこれは攻撃的な能力を持つセニレイン人類が
>多い事から差別化として幻術や機動力に優れた種族としている為である。
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出身天体:キュルティロン銀河系
出身惑星;ケラステア
根源系統:人属
中系統:セニレイン系統人属
スペック:雌雄2性型、平均身長2m、平均出力gex5.5、平均寿命800年
評価:能力4、知性5.5、社会6、合計16.5
森林や山岳の多い惑星ケラステア出身の長身なヒューマノイド種族。
セニレイン系統に属する種族でその姿は背中から翼を生やしたいわば翼人の姿と
正にキシュキリアンに類似した姿であり、実際に間違われることもあるのだが
セリュエジアスやフィルネイス同様に同系統内でも原始的な形質を残した古い系統にある為角を生やしておらず、
身長も平均で2mを超えるキシュキリアンより小さい(それでも2mはあるのだが)
平均寿命800年、ザイオノイドという程ではないにしろそれでも中堅以上で歴史も相応に長い準監視者であり
高位体となれば1000年以上を生きる事もある等キュルティロン銀河系の数ある準監視者に
相当する種族の中でももっとも監視者に近いとされる高貴な種族の一つだが
その経歴は複雑なものであり、出身惑星であるケラステアも実は発祥の惑星ではない。
というのも彼らのルーツは驚くなかれ、かの勇猛な戦神族オウグレアスと同じオウグレンであり、
オウグレアスが監視者に進化した後に発生した言わば後発文明種に相当するのだ。
同じセニレイン系統に属する両種族だが遺伝子的にはオウグレアスよりも
キシュキリアンに近い事が判明している。
また、全身の筋力が強く攻撃的な波動制御に長けるオウグレアスに対し攻撃よりも幻術等を得意とし
より繊細な波動制御が得意なのも特徴と言えるだろうか。
深い山奥と険しい山岳地帯での生活の賜物か背中の翼を使って鬱蒼と生い茂る木々の間を
高速で飛び回る事が可能であり、その機動力は誇張こそあれどセニレイン人類の中で最速とも言われる程だ。
同じ星を発祥とする両種族に対立が全くなかったと言えば嘘になるとはいえ相手も
勇猛ではあるが理性的な監視者種族であったため深刻な紛争がなかったのもまた事実である。
これは両種族の住む環境が異なっていた事が幸いしており、沿岸部や山地でも麓の方に居住区を築いて
生活していたオウグレアスに対してケラスティアンは深い山奥や高地に好んで居住し住み分けができており
長らく干渉しないで生活してきた為である。
とはいっても両種族の邂逅はオウグレンの深い山奥に調査に入ったオウグレアスが"異民族"に
襲撃された事が始まりであり、ここからオウグレアス側の調査団による調査が進んだのだ。
山の民で長らく他種族と交流をしなかったケラスティアンはオウグレアスを警戒しており、
彼らとコンタクトを取ろうとする調査団を幻術で翻弄し、時には捕らえてしまう事さえあったという。
ただそれでも大きな紛争には発展せず、急速に和解した事でも知られその年代こそ65万年前と
キュルティロン銀河大戦が終わって間もない時である。
この経歴はリーヴァス超銀河系におけるラハレクシスとカーティサスの関係にもよく似ているが
それ以上の速度で急速に和解した理由は当時キュルティロン大戦が終わって久しく、
まだ戦後の火の粉が燻っており対立しているどころではなかったのが何よりの要因であるとされる。
出力では大きく優位に立つオウグレアスが苦戦した原因としてはホームの環境もそうだが
先述した様にオウグレアスが攻撃的な術式に特化していたのに対し、ケラスティアンが幻術に特化していた事も原因にある。
和解後はオウグレアスと手を取り合いながら経験を重ね、和解から1万年と比較的早くに宇宙進出を果たし、
当時無人であった惑星ラスカノールを開拓し、新たな新天地とする事となるのだが
再びオウグレアスと緊迫した関係に陥った事態が起きる。
移民を始めてから間もなく平和に暮らしていた彼らを当時悪名を轟かせていたオリュフィオス達が襲撃したのである。
ホームを生かしたゲリラ戦で翻弄するもののさしものケラスティアンもパワーに加えてトリッキーさも併せ持つオリュフィオスの侵攻部隊に押され始め、
もはや自分達では対処しきれないとフォルヴレイン同盟へ駆け込んだが盟主である当の
フォヴレイロンや先輩種族であるオウグレアスは
戦後の処理に手が回っている事を理由に本気で対応する事をしなかった。
しかし根気強く彼らは説得しようやく重い腰を上げた時には時すでに遅し、
ラスカノールはオリュフィオスに攻め落とされてしまった。
フォルヴレインの間の悪さや対応の遅さによって結果的にせっかく得た新天地を
失ったケラスティアンはその先見性からこのまま所属していても自分達に明るい未来はないとみて
フォルヴレインを見限り、離反したのである。
とりわけ、この時に盟主であるフォヴレイロンだけでなくかつて恩を
受けた種族であったオウグレアスの実力に伴わない対応の遅さを目の当たりにしており、
後述する通りある意味では和解前以上に冷え切った仲となってしまっている。
だがここで新天地を失い意気消沈した彼らを受け入れたのがヘイロニアス銀河共同体であった。
現在でこそ良好な関係を築いているフォルヴレインとヘイロニアスの二大勢力だが当時は
銀河大戦でフォルヴレインの対応の遅さによってヘイロニアスが被った被害が原因で冷戦下にあり、
炙り出された彼らが外交のカードになると見込んだのである。
勿論ヘイロニアスはフォルヴレインと違ってきちんと受け皿を用意しており、
さらなる新天地として紹介したのが現在のケラステアというわけだ。
基準年現在では種族的に和解が成立してこそいるが個体レベルでは現在でも
かつては大恩ある種族であったオウグレアスや同盟の盟主フォヴレイロンに対して露骨に
感情的にはならないとはいえ冷淡な態度をとる個体がいるようである。
>&bold(){感想}
>モチーフは鬼と並んで日本の妖怪の代名詞として知られる天狗。
>シャルバロン銀河系にもテガルラという天狗をモチーフにした種族がいるが
>こちらは顔つきは比較的人間に近く、長身で背中に翼を生やす等差別化している。
>ポジションとしてはセニレイン人類兼キュルティロン版ネヴィリアンだが
>性格面には博識ではあるが同時に高慢な一面もあるところを本家天狗からトレースしている。
>ザイオノイドではなく準ザイオノイド扱いではあるがこれは攻撃的な能力を持つセニレイン人類が
>多い事から差別化として幻術や機動力に優れた種族としている為である。
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