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ぺ編001話-05

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woditor_trpg

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~大河物語シナリオ ぺ編1話 【Hスライムの恐怖!】 5/5


【外道スライム術士との激突】


GM「イニシアチブロールをどうぞ!」

カジエル :1D6 イニシアチブ。
       (コロコロ……) ダイス = 4

ヤマト  :1D6 イニシアチブ。
       (コロコロ……) ダイス = 3

GM   :ペンテさんもイニシアチブをお願いします。

ペンテ  :を?
      1D6 イニシアティブ。
       (コロコロ……) ダイス = 3

アニタ  :1D6。
       (コロコロ……) ダイス = 4

GM   :では行動順はスライムA⇒女⇒カジエル・アニタ・スライムB⇒ペンテ・ヤマト です。

GM   :スライムAは身体を思い切り引き絞り、女へと叩きつけます!
      女は手から魔術盾を展開して粘液ごとガードしますが、かなりの衝撃は伝わっているようです。

ヤマト  :(粘液ごとガードかー……)

GM   :続いて女のターンです。

GM   :「とっとと黙りなあああああ!」
      <範囲魔法>を使用し、魔力の刃で薙ぎ払います。
      全員に15点の精神攻撃です。

カジエル :(げえーっ)

アニタ  :精神 2D6+3。

カジエル :2D6+1 精神で判定!
       (コロコロ……) ダイス (6+2) + 1 = 9

ペンテ  :ペンテも?
編注:ペンテさんの防御判定を忘れていてすみません!

ヤマト  :2D6+2 精神で判定!
       (コロコロ……) ダイス (1+6) + 2 = 9

アニタ  :2D+6 精神。
       (コロコロ……) ダイス (5+4) + 6 = 15

GM   :君達が防御しようとしたとき、スライム2匹が目の前に飛び出します。
      スライムは大きく身体を引き伸ばし、狭い通路を粘液で塞いでいしまいました。
      魔力の刃は2匹の身体で止まり、それぞれ2人分のダメージを肩代わりしています。

カジエル :(すらいむううう)

ヤマト  :(いったいどれだけ強化されたんですかー)

GM   :この攻撃によって粘液の1/3ほどが寸断されてしまいましたが、まだまだ行動可能なようです。

ペンテ  :(すらいむさん、むりしないでー、あ、でも、女をまさぐっている最中だった)

GM   :女は「ちいっ、やつらは……!」などと言っています。

ペンテ  :(もぞもぞ、えへへへへ、もぞもぞ、うふふふふ、)

GM   :続いてカジエル・アニタの2名、どうぞ!

カジエル :(先にスタン攻撃いってだいじょぶですかっ)

アニタ  :どうぞ!

カジエル :(ありがとうございます!)

カジエル :「うお、二人ともすまねえ……こいつぁさっさと黙らせたほうがいいな」
      「黙るのは貴様だ!」

      フライパンを頭部にふりかぶり、
      突撃(武勇三倍)+スタン攻撃を宣言します。

カジエル :武勇6*3=18
      2D6+18 武勇で判定!
       (コロコロ……) ダイス (6+5) + 18 = 29

GM   :「あめえな、老いぼれえええええ!当たるかよおおおおおお!」
      女は<回避>を使用します!

カジエル :(やっちまったああああ!!)

ペンテ  :(ひどい!)

カジエル :「何っ!」

ヤマト  :(29が虚空に消えた……)

GM   :女「アッハハハ!おもしれえなあああ!お前らの顔!傑作だぜええええ!?」

カジエル :「くっ……やるじゃねえか!」

GM   :スライムA・Bが青黒く変色してぷるぷる震えています。

ペンテ  :キングスライムになります。

カジエル :(ぷるぷる)

アニタ  :接近して機敏で攻撃します。

アニタ  :2D6+5 機敏攻撃。
       (コロコロ……) ダイス (4+2) + 5 = 11

GM   :馬鹿笑いする女にアニタの斬撃がヒット!
      すかさず防御しますが、少し傷がついたようで血が垂れています。

カジエル :(いった!)

GM   :そこにスライムBの身体を鞭のようにしならせ、脚に絡みつきます!
      武勇16点相当の攻撃に加えて、膝までの衣服が瞬時に溶けますね。

カジエル :(とけたーっ)

ペンテ  :コッペスライム!

アニタ  :(スライムの行動はコッペやシェーダさんに選ばせてもよいのでは)

カジエル :(うむ)

ヤマト  :「むほっ!良くやったコッペ!」

GM   :(ご安心を。彼ら二人は別の視界で必死に戦っています。人間には分からないだけです。)

GM   :女「この野郎!」と叫んでスライムを跳ね飛ばします。常人なら到底そんなことはできないでしょう。

GM   :続いてヤマトのターンです。

GM   :ペンテのターンは一番最後ですね。

ペンテ  :(女の身体をまさぐりまくり)

ヤマト  :「ペンテ、そんな女に騙されたのかよ……」

ヤマト  :【軽わざ】を使用し機敏7で攻撃します。

ヤマト  :2D6+5 機敏で判定!
       (コロコロ……) ダイス (3+4) + 7 = 14

GM   :ヤマトの渾身の噛み付きが生身のふくらはぎへとクリーンヒット!
      これはかなり効いたようで、女も意味不明の叫びを上げています。

カジエル :(むほほ)

GM   :さて、ペンテは行動する前に精神で判定をお願いします。

ペンテ  :2D6+1 精神で対抗。
       (コロコロ……) ダイス (2+3) + 1 = 6

GM   :8点以上なら魅了から解放され、自らの意志での行動が可能に……ああっ!

カジエル :(ダイス神がんばって)

ペンテ  :わー、サイコロの神様、酷すぎる。

ヤマト  :「ペンテ、そんな女に騙されて……(ズルイゾ)」

GM   :ではペンテは、普段のペンテからは想像もつかないような残忍な目つきでヤマトをギロリ、とねめつけます。

カジエル :(ひいいい)

ペンテ  :「オタノシミチュウ ジャマスルナ!」

GM   :そして至近距離からショートソードをヤマトに振り下ろします。
      至近距離ですので、自己犠牲やその他のスキルでの防御はできません。
      2D6+7。
       (コロコロ……) ダイス (2+3) + 7 = 12 機敏

ペンテ  :(おおぅ、身体が勝手に……)

カジエル :(アーッ\(^o^)/)

GM   :ヤマトは機敏での防御をお願いします。

ヤマト  :2D6+7 機敏で判定!
       (コロコロ……) ダイス (6+1) + 7 = 14

ヤマト  :「遅いわあああ!」

GM   :ヤマトはすかさず噛み付きをやめ、回避に徹することでペンテの一撃を回避しますね。

ヤマト  :「貴様の曇った瞳で俺に攻撃を当てることなどできはしない……」

GM   :さて、ここで次のターンとなりますが

カジエル :「(犬、素が出ている!!)」

GM   :(渋いw)

GM   :女「お前ら本当に強いなあ……愛しいなあ……」

カジエル :「なにそれかっこいい」

GM   :女「だからよう、冥土の土産に見せてやるぜ……
       これが<無音詠唱>だ……」
<無音詠唱>
呪文を詠唱し、魔力を高めるスキルです。次回の行動時に、『精神』の数値が3倍になります。
熟達した魔術士は通常通りに行動しながら詠唱を同時に行うことができます。

カジエル :(しぼうふらぐ)

ペンテ  :謎スキルがっ!!

GM   :1D6 女のイニシアチブロール
       (コロコロ……) ダイス = 4

GM   :女「これで終わりにしてやる……後は大事に使ってやるさ……」

GM   :さあ、皆さんもイニシアチブをどうぞ。

カジエル :1D6 イニシアチブ。
       (コロコロ……) ダイス = 4

ヤマト  :1D6 イニシアチブ。
       (コロコロ……) ダイス = 5

ペンテ  :1D6 いにしあてぃぶ。
       (コロコロ……) ダイス = 2

アニタ  :1D6 イニシアチブ。
       (コロコロ……) ダイス = 4

カジエル :(おっ皆さん出目がいい)

GM   :空気読むダイス!

ペンテ  :(えへへ、ごそごそ、うへへ、ごそごそ)

GM   :お待たせしました。女よりも早く行動できるのはスライムAとヤマトだけです。

カジエル :(死んだー\(^o^)/)

ヤマト  :(うほー責任重大!)

カジエル :(ヤマトたんがんばってまじがんばって)

GM   :ここでスライムAがなにやら身体をうごめかせています。
      なんと、流麗な楷書体で「精神9」と表現していますね。

カジエル :(おお……)

GM   :ヤマトさん、攻撃をどうぞ!

ペンテ  :違うウィンドウで戦っているのか……。

GM   :女はふくらはぎへの攻撃が効いたようで、かなりフラフラです。

ヤマト  :「ふくらはぎダイスキー!」

ヤマト  :2D6+7 機敏で判定!
       (コロコロ……) ダイス (3+3) + 7 = 13

GM   :ヤマトが再びふくらはぎへ喰らい付くのと、スライムAが驚くべき速度で足元をすくうのは同時でした。
      ヤマトの機敏攻撃13点、スライムBの機敏攻撃12点が直撃し、女は倒れます。

GM   :しかし。
      意識を失っていない女は詠唱を完了させたようです。

カジエル :(ひいいい)

GM   :「ゼラチナス!ウォーーールッ!!!」
      呪文と共に背後の壁に穴があき、真っ黒な粘体が溢れ出して壁を形成します。
      そしてそのまま壁を君達の方に押し出してくる!!

カジエル :(うほーっ)

GM   :魔法の心得があるアニタには分かります。
      これは<範囲魔法><スタンアタック>の術式が組み込まれていると。
      背後は結界魔法で閉ざされており、逃げ場はありません。
      攻撃値にしておよそ32点分の精神攻撃が全体にかかります。

カジエル :(ひいいっどうみてもむりだあ)
      2D6+1 精神で判定!
       (コロコロ……) ダイス (5+1) + 1 = 7

ペンテ  :強ぃぃぃぃ!

カジエル :(突撃で行動不能になったターンって判定はできるんでしたっけ)

GM  :防御は可能ですね。

カジエル :(なるほど、ありがとうございますっ)

ペンテ  :ペンテも範囲に含まれてますか?

GM   :含まれます。それどころか、女もろとも巻き込んでこちらに押し寄せてきますね。

カジエル :(なんと。)

ペンテ  :ぎゃー、死ぬ、12ださないと死ぬ。

GM   :アニタさんとヤマトさんも防御判定をお願いします!

ヤマト  :回避は不可能なら6ゾロ以上じゃないですかー
      2D6+2 精神で判定!
       (コロコロ……) ダイス (2+4) + 2 = 8

ペンテ  :2D6+1 精神で防御。
       (コロコロ……) ダイス (5+6) + 1 = 12

カジエル :(おしい!)

ペンテ  :プラス奇跡1点。

GM   :カジエルさん8点、ヤマトさん11点、ペンテさん13点ですね

アニタ  :2D6+3 精神。
       (コロコロ……) ダイス (5+3) + 3 = 11

GM   :そしてアニタさんが11点。

GM   :そこにさきほどと同じようにスライムたちが前に立ちふさがります。

ペンテ  :(あら、奇跡使わなくても良かったかしら?)

GM   :スライムA「ごぽっウオオ」
      スライムB「ごぽごぽ」

GM   :しかしあまりにも巨大な質量・威力であり、先ほどの攻撃に耐えた後のスライム達では完全に防御できないようです。

カジエル :(ひいいむりしないでえええ)

GM   :スライムA・Bにそれぞれ51点。そして君達4人は15点分の精神攻撃を受けてください。

ヤマト  :(生きてる……)

ペンテ  :もう一度、精神で受けていいんですか?

GM   :防御結果は先ほどの値を適用してください。

ペンテ  :はーい、2点しか喰らわなかったー!

GM   :スタンアタックも足されていますから5点以上喰らっていたら気絶です。

アニタ  :4点ダメです。

ヤマト  :4点です。

カジエル :15-8=7点受ける、でいいのでしょうか?
      スタンアタックのため、HPに傷はなくスタン状態です。

カジエル :「ぴよぴよ」

GM   :おっと、スタン攻撃はダメージを与えないんでしたね。これは失敗
      では。カジエルは気絶してしまいましたが、アニタ・ヤマト・ペンテはなんとかスライムの濁流を乗り切ることができました。

ペンテ  :もしかして、全裸?

カジエル :(ガタッ)

ペンテ  :スライム濁流を受けたので。

ヤマト  :(なに……!?)

GM   :スライム2匹がかばってくれたので、全身にかぶってはいませんね。

ペンテ  :(いやん、下半身だけ脱げちゃったー!)

GM   :ただ、身長?が低いヤマトはたっぷりスライムに浸かっています。

カジエル :(アーッ!)

GM   :ペンテもアニタもカジエルも、膝下が見えてます。

ヤマト  :(俺の自慢の毛がぁああ!)

ペンテ  :おお、よかった、放送事故ったかと思いました!

【スライムの濁流を越えて】


GM   :ひとしきり嵐が過ぎ去った後、女もまた気絶して倒れているのを発見しました。

GM   :粘液の海にぷかぷかと浮いています。残念ながら全裸ではありません。

ペンテ  :スライムに浸して服を溶かそう。

ペンテ  :あれ? ダメ?

カジエル :(て女性スタン!うめえ)

ペンテ  :術者が倒れたから無効なのかな、っていうか水溶液は無いの?

GM   :着用しているローブに魔法合金が使われてでもいるのか、ローブは無事ですね。

ペンテ  :なんだと!

ヤマト  :「(足は見えたのにー)」

GM   :ではペンテさん、また女をまさぐってもいいですよ。

ペンテ  :もう、まさぐりまくりですよ。

GM   :ペンテさん以外でも。

GM   :すると、ローブのポケットからスポイトを発見しました。

ペンテ  :必要以上に胸と股間をまさぐっちゃうぞー。

感染@セイ(ちょっと覗いてみたら……おまわりさん、こっちです)

ペンテ  :って、もう見つかった!!

カジエル :(ひわい!)

ペンテ  :いや、これは仲間を助けるために必死になって水溶液を探した結果なんですよ!

GM   :スポイトには「Hスライム解除」とラベルが貼られています。

GM   :しかし中身はたったの1滴のみ。

GM   :スライムAとスライムBもまた離れたところでへちゃあっとへたばっています。

ペンテ  :どっちを解除しようかなー。

ヤマト  :(凄い形相で考え込んでいる)

GM   :あるいは、その成分を魔術士ギルドに回して分析してもらうこともできるかもしれません。

ペンテ  :ほぅほぅ、じゃぁ、分析してもらいましょうかね~。

GM   :いずれにせよ、メモの内容が正しければ数日放置しておけばシェーダもコッペも、他の兵士3人の意識も元に戻るでしょう。

ペンテ  :兵士を殺しちゃったワケでは無いのですね?

GM   :その証拠に、もと来た通路の方から べちゃっ、べちゃっ……ごぽっ……と音が聞こえてきます。

ペンテ  :「ははは、ここは立派なスライム屋敷だなー」

GM   :さて、18時間近ですので多少巻き気味に進行します!

ペンテ  :はい。

ペンテ  :じゃ、シェーダに1滴使うで宜しいでしょうか?

GM   :どっちがシェーダか分かりませんけどね。

ヤマト  :(Aがシェーダーさんじゃなかったかな)

カジエル :(あっぐったりしてるから区別つかないのかっ)

ペンテ  :そうかー、じゃぁAに水溶液を使ってみます。

GM   :分かりました。ではAへぽたり。

GM   :すると、スライムAはぐずぐずに崩壊しました。

シェーダ :では上の階で私が目覚めます! がばっ!

GM   :記憶は最後っ屁をうけて気絶したところからですね。

シェーダ :じゃあまた倒れます、バタッ。

GM   :気絶は解除で大丈夫ですよー!

シェーダ :じゃあ起きて皆さんのところへダッシュで合流です。
      「おかげさまで戻りましたよー!」

ペンテ  :コッペと兵士×3の身体を引きずって帰りましょうか。

シェーダ :「ああ、本当にありがとうございます……あ、そのスライムもコッペさんですから」

GM   :ずーるずーる。

ヤマト  :「コッペスライムにも来てもらおう、後で色々と役に立つ」

ペンテ  :「まぁ、コッペだから多少ぶつけても大丈夫だよね。うんうん」

シェーダ :「ど、どうしようこれ。すごい量ですよね」

GM   :君達は地下から上がり、なんとか民家の地階まで戻ってきました。

シェーダ :あ、さっきのお姉さんからローブをはぎ取ります。黒く染めて着ましょう。

シェーダ :お姉さんは代わりにマントでグルグル巻きにしておきます。
      では戻ってきました。

ヤマト  :ZENRA……じゃない……。

GM   :突入したときからすでに4時間以上が経過し、夏至が近いこの時期ではすでにほんのりと空が明るくなっています。

シェーダ :「生きて帰れた……今日もすごい冒険でした……」

ヤマト  :「わんわん」

GM   :その頃にはスライムBことコッペ・スライムの意識が戻りますね。

GM   :バケツの中でたぷんたぷんと揺れている自分に気がつきます。

シェーダ :「コッペさん、大丈夫ですか?」

ペンテ  :ウディタギルドから5分の場所で、こんな冒険をするとは……。

シェーダ :まあ返答は期待してませんけれど。ほとんどお話ができないんですよスライム体。

シェーダ :ということで問題無ければウディタ亭へ……って報酬はー!?

GM   :こうして君達は5分の道のりを露出度高めで歩いていきます。

ペンテ  :んで、どうすればいいんでしょ? 兵士が起きないと報酬もらえない?)

GM   :コッペ・スライム「バケツ……」

ヤマト  :「わぉん(初めから全裸)」

GM   :コッペ・スライム「イゴコチイイ……」

シェーダ :バケツから離れます。

GM   :そしてそれから3日ほど経ちました。

シェーダ :「こ、コッペさん!?」

GM   :その間にペンテがコッペ・スライムを悪用しようとしたり、コッペ・スライムがペンテを丸ごと呑みこんだりしましたが、それはまた別の話。違うときに語ることになるでしょう。

ペンテ  :なんか酷い言われようだ!

シェーダ :ペンテさんの全裸シーン二度目。

シェーダ :「ということで無事帰れてお仕事も終えられて良かったですね!」

GM   :シーンは休日の穏やかな昼下がりのウディタ亭。
      コッペも無事に人間の身体に戻っています。

ヤマト  :「くーん……」

GM   :そこに王国印の書簡が届けられますね。

コッペ  :「まだスライムの時のクセが……ごぽごぽ」

シェーダ :「もう……スライムになるのはこりごりです……フフ……」

シェーダ :「お、王国印……!すごいですよ皆さん!」

カジエル :「うう、気絶したときはどうなるかと思ったが、また酒が飲めて良かったぜ」

ペンテ  :「シェーダは状態異常になるのが好きなんだねー」

シェーダ :「これで3回目でしたっけ……」

GM   :内容は……
      「前略
       フューリーです。先日は大変お世話になりました。
       報酬の件ですが、我々の分の予算30万ゴールドを加え、
       計210万ゴールドの小切手を同封します。)

ペンテ  :毒・呪い・スライム。

カジエル :「うほっすげえ」

シェーダ :「(ブホッ) 210万!?」

ヤマト  :「ワオーン!!」

シェーダ :「突然お仕事のランクが上がってしまいましたよ、いいんですか?」

ペンテ  :ルッピー含めて7人で割ると30万も貰える。

シェーダ :「私は別にお金がなくても気にしませんが……」

GM   :我々王国軍もウディタギルド殿に負けぬよう精進して参りますので、
      今後ともよろしくお願いいたします。
                            王国軍少将フューリー」

コッペ  :「しばらくウマイ酒が飲めるじゃないか! はっはっは」

ペンテ  :少将? なに、かなりお偉いさんじゃない?

シェーダ :「謙虚な方ですね……フューリーさん、皆さんに打ちのめされたときはどう思ったんでしょう」

コッペ  :「いやあ、あとで謝りに行ったほうがいいよな うん」

カジエル :「俺も行くぜ」

シェーダ :「そうですね」

ヤマト  :「(アレはフューリーさんだったのか)」

シェーダ :語り部として、皆さんにスライム話をしてさしあげましょう。

GM   :こうして君達は無事に一仕事終え、無事に明日からの一日を歩みだすことができました。
      更に少なくない名声を得て、ウディタギルドはますます発展していくことでしょう。

観戦@セイ(少将なら、少々打ちのめされても大丈夫ですよ)

GM   :-完-



GM   :酷いオチが、オチがあああ!

シェーダ :「スライムになってしまうと、ほとんど言葉を話せなくなってしまうんですよ……そして精神が徐々に汚染されて……」

カジエル :(アーッ!)

シェーダ :いいオチが付きましたね。

感染@セイ(綺麗に「完」の前に滑り込めたので満足です)

コッペ  :セイさんが全部もっていった!

GM   :ということで、皆様お疲れ様でした!

シェーダ :お疲れ様でした!

コッペ  :おつかれさまでしたーっ。

カジエル :お疲れ様でした!

ペンテ  :おつかれさまでした。

感染@セイ見ていただけですが、お疲れ様でしたー。

GM   :ところどころ活躍させ具合の配分を間違えた感があり申し訳ないです!

ヤマト  :お疲れ様でしたー。

GM   :ここまでのスライム無双になるとは……

シェーダ :すみません先行してしまって。

ペンテ  :二つのグループを行ったり来たりしてたんですか?

コッペ  :ぺりかんさんはほんとうにお疲れ様でした。

ペンテ  :大変だなぁ……。

GM   :そうですね。えーと、ログ出力はどうやるんでしたっけ

GM   :全コピーか

シェーダ :TRPGで便利な分割プレイ! ログはCTRL+Aで取ってペーストしてます。

アニタ  :すみません後半死んでました。おつかれさまでしたー!

コッペ  :いやあ扉の向こうから皆さんの声が聞こえてきたときはワクワクがとまりませんでした。

カジエル :おおっスライム視点でも進行していたのですね……!!

GM   :人間サイドと同じくらいの進行密度でしたねー

カジエル :凄い。こちらもゆっくりと読ませていただきたいと思います。
      本当にお疲れ様です。

GM   :途中でシェーダさんが明らかに感づいていたときは本当にどうしようかと思いましたが、運が良くて助かりました。

コッペ  :(扉をあけはなち)「みんなスライムになりますよ!」→直後にぬわーっ。

GM   :それでは皆様!ご参加ありがとうございました!お疲れ様です!

一同   :お疲れ様でした!



彼らの冒険はこれでおしまいです。
では、スライムになってしまったシェーダ・コッペはどのように戦っていたのか。

次のページからはスライム視点を交えてリプレイを再構成します。

コッペがシェーダが倒れた場面へ巻き戻り……

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