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外伝001話-02

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大河物語 外伝1話 【巨大ネズミ襲来】 2/4




シルメアリ:「イヌカイさんちのラブちゃんで、娘さんを探せないでしょうか……?」

イヌカイ :「例えば、村の方には食料庫を見張ってもらい、
       メアリさんを除いた我々全員で痕跡を探してみるのはどうでしょうか。」

シルメアリ:「私一人で、大丈夫でしょうか……不安です」

コッペ  :「これが人為的な誘拐であるとすれば、あからさまなトラップっぽいんだが、
       娘さんと駆け落ちしそうな男性に心当たりは?」

シルメアリ:「か、駆け落ち……(ドキン) そ、それはジャマしちゃいけないですね……」

GM   :「娘はまだ8歳ですよ(涙目

シルメアリ:「……駆け落ちにはちょっと早い、です、ね……」

コッペ  :「8歳! ううーむ」

シェーダ :「ガーン! 推定2mのネズミの口に入りますね」

イヌカイ :「ブーッ! シェーダさんなんてことを」

コッペ  :「(容赦ないな!)」

シェーダ :「巣までお持ち帰りされた可能性が高いといっているだけです。きっと生きてますよ」

シルメアリ:「も、もしケガしてても、私、がんばりますし……!
       きっとねずみは、食料庫のごはんで、おなか一杯になっているでしょう。
       とすれば、お弁当として、頬袋に入れてお持ち帰りしているかもしれません。
       とすれば、無事ですよ!」

      必死に励まします

アニタ  :「(食後のおやつかもしれないけどね)

GM   :村人A「どうすんべ?」
      村人B「だって、ネズミでたらどうする?」
      村人C「もう真っ暗だし、」
      村人D「探すっても、どうやって?」

      お母さん「ハッカネン先生、なんとかなりませんか?」

アニタ  :(誰!?

GM   :50代男性に駆け寄るお母さん

コッペ  :(まさかのネームド

イヌカイ :「(先生?)」

GM   :ハッカネン「なんとか、と言っても、わたしにもどうしたらいいものか、」

コッペ  :「ハッカネンさんとやらは一体なんの先生なんだ?」

GM   :カットラン村長「あいつは、自称錬金術師でな、
              実験の最中に、偶然、ヒーリングポーションなんかが出来てしまったり、

シェーダ :「それはすごい……本物ですね」

アニタ  :「へぇ、それはすごいわね!」

GM   :カットラン村長「医者のいないこの村では頼りになるんじゃよ。」

シルメアリ:「……もしかして、今回のネズミって……
       実験の失敗とか、薬を勝手に飲んだネズミが大きくなったとか、
       そういうの、かもですね……?」

シェーダ :「ありそうですね」

アニタ  :「飛躍しすぎじゃない? 今はそれより、女の子をどう助けるかでしょ。」

イヌカイ :「自称とわざわざつけているということは、
       村長さんは彼のことをあまり信用していないのですね?」

GM   :カットラン村長「失敗も多くてなー。」

イヌカイ :「ああ、失敗……ですか。」

シルメアリ:「まずはハッカネンさんの家のお薬を全部処分したいですね……
       って、それよりも、女の子の行方です!」

イヌカイ :「いやいや処分だなんてそんな乱暴な。」

シルメアリ:「第二第三のおおねずみが襲ってくると考えると……です」

アニタ  :「あなたの錬金術で、なにか役に立ちそうなものは作れない?
       8歳の女の子の居場所が分かる薬とか。」

GM   :ハッカネン「そ、そんな便利なもの、ありません!」

コッペ  :(どうも娘さん行方不明事件は戦力分断をねらってのことではなさそうですが、
       やはり別行動は危険そう)

GM   :ちなみに、村人たちは右往左往しています。

シェーダ :「それだけ巨大なネズミなら、
       足跡を辿っていけば巣まで行けることに今頃気付きました、ああ私のばかっ
       お昼にも足跡が残っていましたしね」

GM   :足跡はしっかり残ってますが、夜中なので難しいかも、

アニタ  :「じゃあ、夜でも昼のように明るく見える薬とか。」

イヌカイ :「足跡は森の中までは追えないのではないかと思いますよ。
       すぐならともかく一昼夜経ってしまってますからね。」

コッペ  :「せめて成功したポーションを支給してもらったりできないか?」

GM   :ハッカネン「ポーションは村人のために保存しておきたい。」

コッペ  :「なるほど、そういうことならしかたがないな…」

イヌカイ :「決め手がありませんね。」

コッペ  :「(さすがに絶好調の夜間に動物の住処に足を踏み入れるのはつらそうだ)」

シルメアリ:「匂いで追跡できないかな……」

コッペ  :「で、ねずみをちっちゃくする薬とかはできないのか?」

シルメアリ:「ああ、その薬があれば、エサに混ぜてしまえばいいです、ね……」

イヌカイ :「あまり気は進みませんがやはりラブに娘さんの臭いを追跡させてみましょうか。」

アニタ  :「このまま話しててもしょうがなさそうね。
       私がひとっ走り探しに行こうか?
       魔法撃ちながらいけば向こうが気付くかもしれないし。」

【錬金術師ハッカネンの告白】



GM   :村人たちは右往左往しているんですけど、
      ハッカネンは皆さんを手招きして、民家の裏に招きいれようとします。

シェーダ :行きます。

シルメアリ:いきます。

イヌカイ :行きましょう

シェーダ :>ハッカネンさんの家

アニタ  :それなら行きます

GM   :自宅まで着いて来るならその方がいいですね。では、ハッカネン宅です。

シェーダ :(あ、民家の裏ってハッカネンさんの家じゃなかった!)

コッペ  :(あっという間に小屋からはなれちゃったけど大丈夫なんでしょうか)

GM   :ハッカネンさんの家から食料庫までは30mほど

シェーダ :あ、じゃあ大丈夫ですね。

      「襲撃の可能性があるかもしれませんので手早くお願いしますハッカネンさん」

シルメアリ:「……身長が大きくなるお薬ってありますか」

ちっちゃくする薬、おっきくする薬、
さっきからなにやら怪しげな薬を貰いたがる冒険者一行。
だけど、まぁ、GMも人間ですから、同じような発想だったりします。

GM   :「実は、なんじゃが、
       数日前にな『ビックる』と『スモーる』という薬が出来てしまったんじゃ。

コッペ  :「まんまじゃねーか!!」

シルメアリ:「すごく……そのままです……」

アニタ  :(乳酸菌飲料

シルメアリ:(それはピックル

シェーダ :「その情報で事情はだいたい察しました」

イヌカイ :「ビックりするようなことをあっさりと……」

アニタ  :「へぇー、一応聞くけど、効果は?」

GM   :「ビックるは大きくなる。スモーるは元に戻る薬だ。」

シルメアリ:「スモーるをねずみに飲ませれば、ねずみさんのことは解決ですね……」

イヌカイ :「ここはコッペさんにビックるを飲んでもらってですね」

シルメアリ:「こっぺさんの力がさらに強くなるなんて、世界の破滅ではないでしょうか……」

コッペ  :「そんなに目立ったらこそこそサボれなくなってしまう」

GM   :「まだ、話はおわってない、ビックるは4錠、スモーるは3錠できたんだが、
       その日は食事を忘れるほどに研究に没頭していてな、
       森の中に木の実やきのこや山菜をとりに入ったんだよ。

       森の中を歩く事、数分、運悪く腹を空かせたオオカミの群れに出会って
       わたしは、おもわずビックるを飲んで巨大化したんだ。

コッペ  :「(え!?)」

アニタ  :「え……」」

イヌカイ :「えっ」

シェーダ :「自分で人体実験だなんて素晴らしい……」

シェーダ :「(なかなか人には真似できませんね)」

GM   :「オオカミは怖がって逃げていったが、
       ポケットに入っているはずのビックるが無くなっていて、
       森の中を探したんだが、なかなか見つからず、スモーるを使って元に戻り村に戻ったんだが、

わたし、ここでオオカミの群れと言いました。
ハッカネンを襲ったのはオオカミの群れです。

コッペ  :「(状況的にはポケットどころか全裸じゃないのか)」

シェーダ :(もうポケットもくそもないですよね)

アニタ  :「(サイヤ人理論よきっと)」

カマドゥ :(服もおおきくなってください。そこは)

GM   :「やっぱり、そのせいだよな、きっと、あ、でも、女の子については知らないぞ。」

シルメアリ:「きっと、っていうか、ほぼ断定的じゃないですか……?!

コッペ  :「女の子が巨大化して戻ってくる可能性もあるということだな?」

シルメアリ:「あ、そしたら、他にもビックるが森に落ちている可能性がありますよね、
       とすると、ネズミ以外も巨大化している……?!」

イヌカイ :「さすがに1錠で終わりだと思いたいですがね!」

アニタ  :「ええと……つまり、その薬を飲んでネズミが巨大化して今回の騒ぎが起きたと。
       しかもまだ2錠森の中に落ちてると。そういうこと?」

GM   :そういうことですね。

シェーダ :「その薬は即効性なんですか?
       ネズミの化け物にも有効なら『スモーる』を分けていただきたいのですが……」

アニタ  :「で? スモーるは無事なの? 減ったりしてない?」

GM   :スモーるはあと2錠
      もちろん、これは手元にあるから貰えます。

アニタ  :「そう、もしかしたら女の子はスモーるを飲んだのかと思ったけど、違うのね。」

GM   :「そこで、お願いがあるんじゃが、このコトを内密に処理して貰えないか?
       報酬といってはなんだが、わたしの作った薬で手をうってくれないか?」

シェーダ :「ありがとうございます。面白い研究があるなら、私としては黙っていても構いません」

イヌカイ :「(ああ、マッドな企みが……)」

シェーダ :「(ウフフ…)」

アニタ  :「どんな薬なの?」

GM   :ハッカネンは・ヒーリングポーション ×3 (1D6だけHP回復する)    売価 5,000G
            ・ツヨクナーる     ×1 (10分間だけ武勇が+2になる)   15,000G
            ・ハヤクナーる     ×1 (10分間だけ機敏が+2になる)   15,000G
            ・カシコクナーる    ×1 (10分間だけ精神が+2になる)   15,000G

      を報酬に依頼してきます。

イヌカイ :「これは凄い……効き目が本当なら、ですけどね」

シルメアリ:「全部ネーミングが……その……」

シェーダ :「ポーションが『イヤサレーる』でなかっただけずいぶんマシな方です」

GM   :「効果は大丈夫だと思う。いや、大丈夫だ。うん。」

シルメアリ:「ヒーリングポーションだけなぜその名前になったのかが凄くなぞですよ!」

GM   :(ヒーリングポーションはねおしのさんのセッションで出てきたのでそのまま使いました。)

シルメアリ:(ああ、なるほど

アニタ  :「うーん、ばらしても得にはならないし、いいわよ。
       ただし、今度似たようなことがあったら、そのときはバラすからね。」
       (物理的に)

イヌカイ :「で、そのビッグるとスモーるは量産できないんでしょうか。
       ネズミがあんなことになるのなら軍事転用でもされたらかなり大変なことになりそうですが。」

GM   :「ビックるはちょっと作り方がアレでな、スモーるなら1週間ほどあれば作れると思う。

コッペ  :「(アレ……?)」

シルメアリ:「(アレなんですね……)」

イヌカイ :「(アレって……)」


シルメアリ:「と、とにかく、ネズミのことに関しては分かりましたが、女の子の安否のほうが心配です」

コッペ  :(娘さんはラブさんが探索してくれてるんでしたっけ?

シルメアリ:「とにかく、娘さんを探しに行かないと……!」

イヌカイ :(まだラブは動いてません)

アニタ  :ネズミは盗めなさそうなので、ここで適当に盗んでおきます。判定よろしいですか?

GM   :盗み、どうぞー

イヌカイ :(うおっ!?)

アニタ  :機敏でいいですね。ダイス(4+1)+機敏5=10です

GM   :アニタさんはなにか不思議な液体を手に入れます。

シルメアリ:(先生からさらに薬を巻き上げたい

GM   :かすかに「毒消し」とラベルがついています。

コッペ  :毒消し(未鑑定)

シェーダ :(ごくり……)

イヌカイ :「(うわあ)」

シルメアリ:(鑑定早く使いすぎたかなw

アニタ  :「(あとでシルメアリに調べてもらおう……ってもう使ってた)」

GM   :ハッカネンは盗まれた事には気付いていません。

コッペ  :(この先生ならうっかりラベルを貼り間違えたとかありそうですぞ!)

アニタ  :とりあえず、懐にしまっておきます。

シェーダ :「さてこれからどうしましょう。2:3くらいでパーティ分けます?」

イヌカイ :「娘さん探索班と食料庫(と村人さんたち)護衛班ですね。」

シェーダ :「(娘さんが運良く巨大化できるよう祈っています)
       じゃなくて夜でも無駄と分かりつつ捜索に出た方がいいかもしれません」

シルメアリ:「他の巨大化した生物が村を襲わないとは限りませんが、
       森に徘徊していないとも限らないですよね……」

シェーダ :「ゾウ並みの生き物がノシノシ歩いてたら、
       ラブさんとあわせてうまくいけば足跡追跡できるかもしれません」
      (うまくいけば)

アニタ  :「ビックるがあと二錠あるのが気になるわね。
       下手すると巨大ネズミ3体と戦うことになるわよ。
       (クマとかが食べてなければいいけど)」

シルメアリ:「私は村のほうに待機していますね、そっちのほうが向いているでしょうし」

イヌカイ :「食料庫班はメアリさんの結界である程度持ちこたえられますから、
       探索班に戦力を割くべきではないでしょうか。」

シェーダ :「8歳児が巨大化して遠くから見えたりするおそれもあるんですよ」

シルメアリ:「でも、道に落ちてる薬を8歳の子が拾い食いなんてするでしょうか……うーん」

アニタ  :「もしビックるが落ちてたら、コッペに食べさせましょうね。」

イヌカイ :「異論はありませんね」

コッペ  :「えー!」

そういうポジションのキャラなんですよ、
コッペ、もう、あきらめましょう。

GM   :では探しに行く人は誰ですか、守る人はシルメアリさんだけですか?

シェーダ :「防衛に2人くらい割いた方がいいかもしれません。シルメアリさんと私が残りましょうか」

イヌカイ :イヌカイは捜索に出ます

シルメアリ:「シェーダさん……心強いです!」

アニタ  :「私は探索……ね。どっちにしても会いそうだし……」

シェーダ :「突然遭遇するか徐々に遭遇するかの違いですね」

コッペ  :「では俺も捜索班に加わるとしよう、何かあったら合図とか……あげられないだろうか」

シェーダ :「私の持ち物に花火がありますので持って行ってください」

コッペ  :「準備がいい! 了解した!」

イヌカイ :「花火なら威嚇にも使えそうですね。ありがとうございます。
       捜索班は前衛3人。防衛班に後衛2名。ちょうどいいのではないでしょうか」

GM   :では、イヌカイ、アニタ、コッペさんには機敏、または精神で判定してもらいましょう。
      真夜中なので目標値は16です。

夜中に、しかもパーティーを分けて捜索に出るとは思っていましたが、
目標値16となれば、そう易々と出るものじゃありません。
能力値が7だとしてもダイスで9以上出さないといけませんからね、

イヌカイ :ダイス(6+2)+機敏5=機敏13点です

コッペ  :6点です、どうにもならない!

アニタ  :道具袋から明かりを取り出していいですか?

GM   :明かりどうぞー

アニタ  :ボーナスつきますでしょうか!

イヌカイ :ペットの臭い追跡補正はつきそうでしょうか?(この判定が娘探索判定ならですが!)

GM   :そうですね、明かりがあったら、ちょっと簡単になって+2点しましょう。
      ペットにも+2点しましょう。

アニタ  :軽業で+2していいですか?

GM   :どうぞ、どうぞ

イヌカイ :樹上をほいほい飛び移って探索するアニタさんの図。怖い

シルメアリ:(じゃあラブちゃんは+4になるのかしら

イヌカイ :13点+明かり2点+ペット2点=17点に到達!

アニタ  :う、イヌカイさんが既に。ダイス(5+2)+機敏5+明かり2+軽わざ2=16です!

      (この状況なら使うだろうし……

ありゃ、出ちゃったか、仕方ないよね
プレイヤー側だって必死だし、

GM   :あ、いちおう3人は一緒に行動しているんですよね?

イヌカイ :団体行動の想定です!

【現場!】


GM   :じゃぁ、あきらかに不自然な場所を見つけるコトができます。
      周囲の木々が倒れていて、巨大な靴跡があります。

シェーダ :(゚д゚)

イヌカイ :「これは、靴跡!?」

アニタ  :「(靴跡!?)」

GM   :あと、獣のような足跡(巨大
      あと、ネズミのような足跡(巨大

シェーダ :(って靴跡ってことは元々大きい人がいたってことでしょうか?)

GM   :巨大ゆえに足跡が残っているのが分かります。

イヌカイ :(娘さん、拾い食いしちゃったんんだ)

GM   :あ、巨大な靴跡は2種類ありますね。

アニタ  :「誰かがビックるを飲んだってことでしょう。
       他にいなくなった村人はいないから、もしかしなくても……」

コッペ  :「(まさか本当にそうなるとは)」

シェーダ :(獣&幼女&ネズミさんの怪獣大決戦が……)

コッペ  :(映画化決定)

シルメアリ:(感動の大作

GM   :跡を追うことはできますが、真夜中です。
      あちらさんは夜行性です。
      (娘は違いますけどw)

アニタ  :黙って灯りをコッペに渡します。

GM   :獣の足跡を見たら、狩人は気付くかもしれません。
      イヌカイさんはオオカミじゃないかと思いました。

シェーダ :「(昼間に獲物を追えるのが普通のハンター、
        夜間になっても獲物を追えるのが一流のハンターです。
        きっとイヌカイさんはやってくれますよ……!)」 from倉庫付近

イヌカイ :「これだけ巨大だと自信が無いですが、獣の足跡はネズミとオオカミに見えますね。
       靴跡は、ええ、まあ。 

       ああ、ええ、ひょっとしたら朝になるまで待てば
       娘さんの頭が梢から突き出てるのが見えるんじゃないんでしょうかね」

シルメアリ:(娘さん、横になって寝てるかも

イヌカイ :「足跡が残っている以上、ラブに臭いで追跡させられますがどうしましょうか。
       一度戻って合流すべきでしょうか。」

コッペ  :「ではネズミと狼にスモーるを飲ませるという方向で」

シェーダ :(というかもうそこまで巨大化してた場合、
       相手が動いてたらズゴゴゴとかノッシノッシとかドシンドシンとか微振動とかありそうですね)

アニタ  :「3体ともここにいるなら、合流してケリをつけた方がいいわね。二人を呼びましょう。」

イヌカイ :(ネズミで高さ2mの体長10mmですよね。正面から相対したら腰が抜けますよ)

GM   :……そろそろ空が明るくなってきます。

イヌカイ :「3体って、では【念話】でシェーダさん達を呼びましょうか。
       目印には花火でも打ち上げておけばいいでしょう」

シェーダ :「(もしもしー、えっ、もうネズミが見つかったんですか!?)」

イヌカイ :「(ネズミどころかオオカミと……あー、娘さんも見つかりそうなんです。
        今から花火を打ち上げるので合流してもらってもいいですか?)」


コッペ  :「どうせならスモーるを飲ませてから対峙したいものなんだが、
       スモーるを食料の中にでもしのばせられないだろうか」

GM   :(スモーるは2錠ですから考えて使ってくださいね。)

コッペ  :(ええ、狼とネズミで)

シルメアリ:(娘さんはww)

イヌカイ :イヌカイは娘巨大化に混乱していて伝えるべき情報を若干間違えているようです

アニタ  :「(ネズミは女の子に戦ってもらって、私達は狼にスモーるを飲ませるのに集中、と。)」

シェーダ :「(はーいシルメアリさんどうしましょう)

       シルメリアさんまだ防衛に残ってもらっててもいいんですか!?
       確かに手空きにするのも気になるんですが」

シルメアリ:あ、メアリもシェーダさんについていきます
      って、どうしよう 一緒に戦ったほうがいいかな

アニタ  :場合によっては女の子を守る係になりますね。

GM   :では、木々が倒れている怪しげな場所に集合ですね

イヌカイ :かくかくしかじか

シェーダ :「今回敵がどれだけ分かれてるか分からないのが辛いですね。
       ネズミだけでも倒せれば倉庫はいくらか安全だと思うんですが」

      村に花火を残していきます。

イヌカイ :「いやあ、ネズミだから食料庫をあらされるだけで済んでますけど、
       巨大オオカミなんていたら村が丸ごと消えかねませんよ。」

コッペ  :「(ネズミより巨大狼のほうが何倍も怖い!)」

イヌカイ :「というかネズミも人を襲えることがわかったら大惨事でしょうしね!
       やっぱりあの薬、やばい。」

シルメアリ:「(それが村に、皆と合流してる間にきたら悲劇ですね……)」

GM   :さて、怪しげな場所に集合した皆さん、どうしましょう?

シェーダ :「ひとまず足跡を追って先を急ぎましょうトトトト」

GM   :ネズミの足跡、巨大な靴跡、オオカミっぽい足跡がありますけど

【女の子を救出!】


アニタ  :「とりあえず、女の子の足跡を追いましょう。」

イヌカイ :まずは娘さんの足取り……いや靴跡を追いたいですね

シルメアリ:「あ、はい!」 追いかけます

アニタ  :「保護できれば、後は村のまもりに集中できるし。」

GM   :1時間ほど追っていくと、木々の上、頭巾が見えますね。
      水鳥たちがぱーっと飛び去っていきました。

シルメアリ:(どこのあかずきんちゃん)

シェーダ :「娘さーん! お母さんが呼んでましたよー!」

アニタ  :(待て、女の子に化けた狼かもしれない)

シェーダ :ちなみに何mくらいあるんですか?

GM   :6メートルほどです。泣いてます。めっちゃ泣いてます。
      雨です。もう、涙が雨のように降ってきます。

      「こんなに大きくなっちゃって、帰れないよー!!」

イヌカイ :「野太い泣き声……ですね」

シェーダ :3階建てビル並みの幼女は圧巻……!

コッペ  :「と、とりあえずスモーる飲ませておこうぜ」

アニタ  :「待って、今は大きい方が安全じゃない?

イヌカイ :「(ブーッ)」

アニタ  :?

シェーダ :「大丈夫ですよー、小さくなれるお薬があるんですー!」

GM   :「ぼえぇぇぇ~」

コッペ  :「ぐわー鼓膜がー!」

GM   :「そうなの? 元に戻れるの?」巨大な嬉しそうな声

アニタ  :「大丈夫!大丈夫だから!」

シルメアリ:「確かに、今使うよりあとで使ったほうが安全ですね……」

イヌカイ :「これだけの騒音なら獣もそう簡単には近寄らないでしょうし、逆に運が良かったですね」

      などと喋っているが果たして周りに聞こえているのかどうか。

シルメアリ:「もうだいじょうだから、一緒にかえろー!」

シェーダ :(今さらですがこれ服も巨大化する魔法薬なんですか!
       全裸の8歳児さんとかイラストにできませんよ)

GM   :(服も巨大化します。でお願いします。)

コッペ  :(よかったCEROZにはならなかった

GM   :「この身体じゃ戻れないよー」

アニタ  :「後で必ず治すから、今は村に帰ろ!」

シェーダ :「これをお飲みくださーい!」 って、えっ、飲ませなくていいのん?

コッペ  :「飲ませないと村にかえってから薬のことばバレかねないんじゃねえか?」

イヌカイ :「村に戻ってからスモーるを飲ませたら、色々と発覚してしまいますよね。」

アニタ  :「そういえばそうね。」

シェーダ :「だからここでこっそり事を進めましょう。

      (8歳児が戦闘に参加してくれるとか思ってはいけません)」

シルメアリ:「じゃあ、今飲んでもらいましょうか」

GM   :「これを飲めばいいの?」豆粒のようです。

シェーダ :「そうですよー!苦くないから一息でごっくんしてくださーい!」

アニタ  :「そうよ。水無しで飲めるからー!苦くないからー!」

GM   :ごくり

シェーダ :「(苦かったらごめんなさいね……フフ……)」

GM   :すると、みるみるウチに、普通サイズの女の子になります。

シルメアリ:「できたら、イチゴ味とかならよかったんですがね……」

GM   :「わー、元に戻った!」

イヌカイ :「(うわあ、ハッカネズさん本物だ)」

GM   :「飴玉みたいに甘かったよ!」

シェーダ :「ああよかった、お母さんが心配してましたよ」

シルメアリ:「そっかー、よかった、です」

GM   :「身体が大きくなっちゃったから帰ったらお化けネズミみたいになっちゃうと思って

GM   :どうしようか困っていたようですね。

シェーダ :「でもお母さんのことを覚えていたなら、あなたはあなたです。大丈夫ですよ」

      ということで早急に村に帰って保護していただきましょう。ここはちょっと恐い。

GM   :はい、じゃぁ、村に一旦戻りました。

シルメアリ:「大きいネズミを見たのです?」とお嬢さんに話しかけます

シェーダ :「たぶん夜にやってきた分ではないでしょうか」

GM   :「大きいネズミは一昨日の夜、村で見たの」

イヌカイ :「なるほど、森では遭遇していないということですか。とにかく無事で良かった。」

シェーダ :開戦! 2mのネズミ vs 6mの幼女 でもそんなに心配いらないと思いますけれどね。

シルメアリ:「となると、村の安否も気になります、ね……」

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