経歴

生年1943年か1944年(1999年の東京都知事選挙時点で55歳)。ニューヨーク大学大学院卒業後に山一證券へ入社し、メリルリンチ、シティバンク銀行で日米間の金融に関する国際業務に従事する。その後、山一証券を退社してベンチャー企業を立ち上げ、代表取締役社長に就任する。

1999年の東京都知事選挙において初出馬し、4733票で落選する。それ以降の国政選挙には一切出馬しておらず、その後の消息が一切不明だが、川上の演説を聞いた一部の者からは非常に個性的な人間であったという証言がある。

当時は赤尾敏、東郷健といった昭和の名物候補者がいた中で比較的平凡な候補者だが、政見放送の内容が注目を集め、一定のファンを獲得している。

政見の特徴

川上が掲げる政策は「増え続ける都・国の借金を解決するために民営化を徹底する」という当時としては普遍的なものだが、政見放送の終盤において「私の気持ちを聞いて下さい」と言い、突如として童謡「ほたるこい」を熱唱する。視聴者に囁くような口ぶりで語っていたそれまでのイメージを完全に覆すシーンとして、収録から四半世紀が経過した現代において注目を浴びているのである。

川上の政見放送は内容にもある程度工夫が見られるが、その中には「ブッシュ(元)大統領と手紙や電話でやりとりしている」と発言するなど、多少信憑性が疑われたり、破壊的な内容も見てとれる。また、緊張しているのか時々目をしばたかせる。

  • ブッシュ大統領、日本を助けて下さい。
  • 皆さん、私の気持ちを聞いて下さい。ほー、ほー、ほーたるこーい、あっちのみーずはあーまいぞー、こっちのみーずはにーがいぞー

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最終更新:2018年08月05日 02:19