○ 4月12日「女性セブン」(4月26日号)発売。
「超人気芸人『母に生活保護』仰天の言い分」
推定年収5000万円ある芸人Aとして報道。
「役所から問い合わせが来とるけど、
もらえるもんはもろとけばええんや」のソースはこれ。
○ 以降、ネット、ツイッターなどで芸人Aは誰かと大きな関心事に。
○ 4月16日、日刊サイゾーが上記「女性セブン」の記事を紹介。
○ 4月18日、日刊サイゾー 「「生活保護の“不正受給”を許すな!」
ベテラン芸能記者が、次長課長・河本準一と吉本興業を指弾!!」
該当の芸人が次長課長の河本準一であると特定。
上記「女性セブン」は、河本と所属事務所から抗議を受けて
実名の公開を控えたと報じる。
「名前を出したら訴える・・」のソース。
ただし、この記事はその後サイゾーのサイトから削除される。
○ 上記「サイゾー」の記事を見た市民から
片山さつきのサイト、ブログに告発のメールが多数寄せられる。
しかしこの時点では、河本母の行政上のデータに
直接アクセスできた者は誰もおらず(個人情報保護で守られている)、
週刊誌やサイゾーの記事も、あくまで“状況証拠”による疑惑どまり。
河本準一本人も、よしもとも、当然のごとく報道は一切スルー。
またテレビや大新聞もそろって本件を無視したので
ネットでは既存マスメディアへの不信と失望の声が広がる。
○ 5月2日 片山さつきブログ
「河本準一氏の「年収5千万円、母親生活保護不正受給疑惑」について、
厚労省の担当課長に調査を依頼しました。」の記事
○ 吉本興業側から片山議員に電話で「説明したい」と連絡入る。
「河本には面倒をみる必要がある親族が4人いて、
全員に経済的支援をするのは負担が大きい」
「芸人の仕事は不安定なので、河本は貯蓄をして
おきたいと考えている」
「行政側と相談して、負担可能な金額は送金しており、
その金額を差し引いた額の保護費を受け取っている
○ 上の電話の前後に、吉本から依頼を受けたと見られる民主党議員が
片山議員にコンタクト。(真相解明を自粛するように圧力?)
○ 5月16日 よしもとが釈明コメントを発表。
片山議員らが国政調査権を発動して調査に乗り出すことを恐れた?
翌日発売の「週刊文春」の中吊り広告が主要新聞にも載り、観念?
○ 5月17日発売「週刊文春」(5月24日号)
片山さつきも追及 次長課長河本「生活保護母」を直撃した!
○ 5月18日昼頃
吉本興業側の弁護団が永田町の参院議員会館を訪れ、
世耕弘成参院議員と片山さつき参院議員に事情説明。
片山議員いわく「説明になっていない」
「かんじんな質問には黙ってしまう」
「生きるか死ぬかの方のための制度ですよ」と言うと、
吉本側3人とも、「はあ?」とびっくり。
前述の「河本に母親以外の面倒を見ないといけない
4人の親族がいる」の会話について、
この日、吉本側は「言ってない」と否定。
しかし片山議員が「録音があります」というと、黙ってしまう。
○ 5月18日昼頃 つづき
片山議員から「河本さんご本人から釈明されてはいかがですか?」
「受給に問題があったのなら、返金されてはいかがですか?」など提案。
○ この頃、2ちゃんねるに河本スレ乱立。
なぜかニュース速報+では本スレが継続せず、
芸スポに本スレが立って、46まで伸びる。
吉本および河本への批判がますます加熱。
○ 5月24日?
ホンダのキャンペーン写真から河本が削除されていたことが
わかる。削除じたいは、4月からすでに?
○ 5月25日、よしもとの専務・弁護士と共に、河本準一記者会見。
詳細、数字は語らず。
不正は認めないまま、
「5年分を返金する」という支離滅裂な会見。
テレビ局のほとんどは、その矛盾については突っ込まず。
よみうりテレビでは、痛烈な片山バッシング、
事実誤認に基づいた片山議員への個人攻撃が執拗に繰り返される
○ 同会見。河本退席後に、「よしもと所属の他の芸人にも生活保護受給の
実態はあるか?」の質問に対して、
「(違法行為に走らないような)手当てはしている。」
「受けるときは胸を張って受けられるように、(と指示している)」
芸能人として稼ぎがない場合はアルバイトで生活をまかなうのが普通では?
「若手芸人でも生活保護を申請するのは当然の権利」と言わんばかりの
吉本幹部の口調に、中継を見ていた人は強い違和感を覚える。
最終更新:2012年05月29日 19:26