徳川まつり「めめんと・もめんと?」
執筆開始日時
2017/05/15
概要
これはミリマスssです
無かった筈のお話は、唐突にページに割り込んできた。
朝、窓から差し込む明るさで目をさます。
燦々と降り注ぐ太陽の光は、目覚ましにセットしたアラームを乗り越えた私を容赦なく叩き起こした。
こんな時、最適解はもう一度眠る事。
この後に鳴るアラームはセットしていない。
おやすみなさい…
再び夢の世界へ潜り込もうと布団を頭まで掛けようとして。
そう言えば、目覚ましが鳴ったと言う事は何か用事があったのだと思い出した。
けれど、それが何だか思い出せない。
思い出せないと言う事は、別に大した用事ではなかったのだろうか。
…ダメだよね、それで誰かに迷惑かけちゃ。
もぞもぞと起き上がって、部屋を見回す。
そう言えば、洗面所はどこだっただろうか?
まだ寝ぼけているからか思い出せない。
徘徊するゾンビのように家中を巡り、ようやく辿り着いて。
…え?
一つの違和感、そして不安。
洗面器に取り付けられた大きな鏡。
それに映ったのは、青緑の髪をした。
おそらくは、私の筈で。
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支援者 元スレの>>19氏
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最終更新:2020年05月26日 20:50