「北上麗花は二度刺す」
執筆開始日時
2017/03/27
概要
花の慶次という漫画をご存知だろうか?
かつて週刊少年ジャンプにて連載され、人気を得た漫画である。
その中に、こんな一文がある。
『人は慶次が悩みなどとは無縁な男だと信じている』
慶次とは歌舞伎ものであり、相手や場所を選ばず、あるがまま、ほしいがままに振る舞う人物である。
さらに続く。
『一見、悩みそうもない生き物こそ深く悩むものだと慶次は思う。そうとも、熊や猪こそ悩むのである』
同じように、悩みなど無縁だと信じられている彼女、つまり、北上麗花も悩んでいた。
懊悩と言ってもいい。
彼女は歌詞を書こうとしていた。
天啓である。
しかし……
シャーペンの芯が無いのである!
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^北上麗花
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最終更新:2017年10月28日 17:08