【ミリマス】甘いひとときを【モバマス】
執筆開始日時
2017/02/13
概要
ミリモバクロス物です
宮尾美也と高森藍子のバレンタインの話
とても短い
「美也と藍子のお散歩日和」という作品の世界観がそのまま使われています
2月14日。
洋菓子屋を初め、雑貨屋、ブティック、百貨店、街ごとデコレーションされたように可愛らしく甘い雰囲気が漂っている。
今日はバレンタインデーだ。意中の男性にチョコレートをプレゼントしたり、日頃の感謝や友好の証として交換する。最近では自分へのご褒美として自身にチョコを贈る人もいるらしい。
「いつもありがとうございます!」
そんな街角で少女はチョコレートを配っていた。茶色の柔らかい髪をお団子にまとめ、丁寧な手付きでチョコを手渡ししているのはアイドル高森藍子。大きなイベントではない。それでも、まだまだアイドルとして人気を得ていない藍子にとっては大切な仕事である。
「これからもよろしいお願いしますね」
イベントの終わりが近づいてきた。より多くのファンと交流したい。しかし、目の前の一人を大切にしたい。贅沢な悩みだな、と微笑みを絶やさずに両手でそっとチョコを渡す藍子であった。
「あーちゃん、早く早く!」
急かされるのもいつものことだ。
タグ
^高森藍子 ^宮尾美也
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最終更新:2020年05月26日 20:53