志保「お腹いっぱいです」
執筆開始日時
2015/04/21
概要
夜。事務所。プロデューサーが一人。
彼が椅子の上で伸びをすると椅子はギギギと鳴きました。
彼はお腹を見つめます。
学生時代は引き締まっていたお腹はだいぶ大きくなっていました。
「運動しないとなー……」
椅子から立ち上がり、足は給湯室に向かいます。
給湯室はあの人やあの人のおかげでちょっとしたキッチンになっています。
ホールケーキくらい簡単に作れます。中華料理なら満漢全席だって作れます。
プロデューサーは辺りに誰もいない事を確認して、炊飯ジャーの中身を確認しました。
5号焚きの炊飯ジャーは保温になって久しいらしく、お米は少し硬くなっています。
冷蔵庫にお目当ての食材がある事を確認して、エプロンを手慣れた感じで身に着けます。
「いざすすめや~キッチーン~♪」
腕を捲り準備は万全です。
時計の長針は10と11の間。この時間に食べれば肥る訳です。
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最終更新:2018年01月31日 20:20