友好国設定



ひとことで言えば「不戦設定」です。

ここに、A島とB島があり、B島に怪獣が現れた、としましょう。
B島がA島に怪獣退治を依頼して、A島がB島に一個艦隊を派遣しました。
さて、どうなるか。
A島の艦艇は射程内にある攻撃可能な地形を索敵し、攻撃目標としますから、B島の施設や艦艇も攻撃目標にしてしまいます。
これでは、B島の怪獣退治の依頼をうけることはできません。

あるいは、A島とB島が協力してC島を攻撃しようと、ともにC島へ一個艦隊派遣した場合も、同様にA島とB島の艦艇どうしで攻撃目標にしてしまうことになります。

そこで、友好国設定が意味を持つようになります。
A島がB島を友好国に認定している場合は、A島の艦艇はB島の艦艇や攻撃可能な地形が射程内にあっても、決してこれを攻撃目標にすることはありません。
また、B島がA島を同じく友好国に設定すれば、お互いの艦艇を攻撃目標とすることがなくなりますから、一緒にC島へ攻め込むこともできます。

ただし、B島がA島を友好国に設定しなければ、A島はB島を攻撃目標にしなくとも、B島はA島を攻撃目標にしてしまうことを忘れては行けません。
つまり、途中でB島がC島に寝返ることも自由にできるわけです。

注意して欲しいのは、友好国は「攻撃目標にしない」設定であり、「攻撃しない」わけではありません。
ほとんどの艦艇攻撃には誤差があり、敵の艦艇あるいは攻撃可能な地形の近くにいる艦艇や地形はすべて攻撃される可能性を持っているのです。

ただし、設置者の裁量でそれを無害化する設定も用意しています。これはプレイヤーに設定の選択権はありません。「自島の攻撃だけ被害をなくす」か「友好国も含めて被害をなくす」かも設定できるようになっています。プレイヤーは『設定一覧』で、
この設定を確認できるようになっています。

他に、他島では補給できない設定の場合でも、友好国に認定してくれている島では補給できたり、また、友好国の補給能力のある艦艇が周囲にいる場合には、補給が可能になります。
また、機雷で自爆しない設定の場合は、友好国設定してくれている島の機雷で被害を受けることがなくなります。

友好国の設定と解除はトグルスイッチのようになっているので、コマンド入力の際は友好国にしたいあるいは友好国をやめたい島を「目標の島」で選び「友好国設定・解除」を入力することで、ターン更新時に設定・解除ができます。
「目標の島」で自島を選んだ場合は、ひとつでも友好国になっている島がある場合は、その島すべてを友好国から解除します。また、ひとつも友好国がない場合は、現存するすべての島を友好国に設定します。

結局のところ「友好国」というのは、陣営戦における同一陣営のようなものなのですが、決定的な違いはそれが各島の自由で設定できるというところです。

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最終更新:2007年04月17日 23:50