RMZ-21 PUTERASU(プテラス)

全長:10.3m 全高:8.2m 全巾:3.7m 最大翼長:16.8m 重量:21.6t 
最高速度:Mach2.0〜2.2

  • 武装
胴体上部側面:20mmバルカン砲 ×2
背部:空対空ミサイル ×2
コックピット前部:機関砲
(コックピット部は単独で飛行可能)



ゼネバス帝国軍空海両用小型ゾイド「シンカー」。
それは以前には見られなかった戦略的な発想により作られたエイ型ゾイドである。
隠密性を意識したデザインとレーダー波の反射を抑える特殊塗料により高いステルス性を持ち、
潜航能力を用いて海中から進攻、目的地直前で海面より離水、亜音速での低空飛行により接近し、
飛来する迎撃部隊をその空戦能力を持って駆逐した上、地上拠点への爆撃を可能としていた。

静かにレーダー網をくぐり抜けてくる脅威となったシンカーに対し迎撃を行うは「ペガサロス」だったが、
この機はすでに旧式であり離陸には長い滑走路が必要で緊急発進に対応できずシンカーの迎撃は難しかった。
ヘリック共和国は特異な能力を持つシンカーにより多大な被害を被り、その対策は急務とされた。

プテラスの原型機は長距離重爆撃機「サラマンダー」のテスト機として開発され、
同時に重力制御飛行ユニット「改良型マグネッサーシステム」の実験機でもあった。
そのため様々なテストが行われ、十分な能力を満たしていることが確認された上で
シンカーに対抗できる空対空ゾイドとして量産が決定した。

プテラスの飛行ゾイドとしては大ぶりな脚部は不整地への着陸のみならず陸戦機への格闘攻撃も可能とした。
空戦能力に関しても音速領域に到達したスピードと優れた旋回能力は戦闘機として完成されていた。
垂直離着陸能力をも持ったことから滑走路の無い小規模な基地からも発進でき、
スクランブル時の対応が迅速になり、交戦までの移動距離も短く済みパイロットの負担も軽減した。

強襲攻撃機としては高い性能のシンカーだが、プテラスに比べると空対空能力は低く、
迫り来るシンカーを次々と撃墜していった。
結果、帝国軍はシンカーの内陸進攻を中止する運用制限を強いられるまでに至った。
これにより、脅威とされてきたシンカーの活動を海岸周辺に押さえ込むことに成功した。

(引用:ゾイドグラフィックスVol.8付属冊子内「ゾイド機体解説 ヒストリー・オブ・ゾイド」より)









後2



(以下、同梱冊子裏面の「発売当時のパッケージ裏再現」での説明文)
シンカーの厚い装甲や空戦能力に手を焼いた
共和国側が開発した、ドックファイト用の空
戦メカ。またVTOL性能もあり、いかなる
場所でも離陸できた。






(以下、同梱冊子内での説明文)
 共和国本土を脅かす存在となっていた帝国軍のシンカーへの対抗機とし
て長距離爆撃用ゾイド「サラマンダー」のテスト機を改修、量産化した本
格的空対空戦用ゾイド。

 新型コクピットモジュールを採用。固定武装としてモジュール自体に機関砲
を装備、脱出ポッドとしての機能も高かった。飛行ゾイドとしては大ぶりなサラ
マンダー譲りの脚部は不整地への着陸のみならず陸戦ゾイドへの格闘戦闘
時にも有効に機能。空戦性能に関しても初の改良型マグネッサーシステム搭
載機でありながら、音速領域に到達したスピードと優れた旋回能力は戦闘機
として完成された域に達していた。

 完成と同時に生産ラインにのせられ、対シンカー用のインターセプター
(迎撃機)として、海岸周辺の共和国軍の重要拠点に最優先で配備された。
 マッハ2.2のスピード、高い旋回性能、滞空能力等、マグネッサーシステム
を使いこなし迫り来るシンカーを次々と撃墜していった。プテラスの出現に
帝国軍は、シンカーの内陸進攻を中止する運用制限を強いられるまでに至っ
た。プテラスは、脅威とされていたシンカーのその活動を海岸周辺に押さえ
込むことに成功した。






EXを除くゾイドグラフィックスでは初の飛行ゾイド。

ゼンマイ駆動で翼をはばたかせながら歩行する。
手動での可動箇所はコックピットハッチの開閉、頭部の左右可動、翼部の展開がある。






最終更新:2008年09月29日 21:10