HMM005(プラモデル・ラジコンショー限定受注品)

ヘリック共和国 機動陸軍 機甲師団 高速戦闘隊所属「SHIELD LIGER Mk2」

  • スペック、武装
全長:21.6m 全高:11.5m 重量:110.0t 最高速度:240km/h

格闘武装 「牙部:レーザーサーベル」 「爪部:アタッククロー」
射撃武装 「胸部:三連衝撃砲」 「臀部:ミサイルポッド」
     「背部:二連装加速ビーム砲」 「尾部:対ゾイド30mm2連装ビーム砲」
     「背部:2連装ビームキャノン」
防御装備 「頭部:エネルギーシールド発生装置」


  • 機体説明
戦場におけるシールドライガーは当初の目的どおり、各戦線で難題になっていたサーベルタイガーへの対抗策としての期待に応えた能力を発揮した。
しかし開発時から明るみに出ていたゾイドコアとパイロットの同調に時間がかかるという問題点が一向に解消されず、シールドライガーの生産ライン立ち上げは大幅に遅れる事となり満足な機体数を配備することができなかった。

当然、前線からのシールドライガー増産の要望は多く、共和国上層部も、本来の主力ゾイドたるべきシールドライガーの生産数向上で戦力増強を図る事が急務との形をとってはいたものの、円滑な生産へ移行するための問題点は解決策を見出せないでいた。

ゾイドコアとパイロットの同調問題は「ゴジュラス」「コマンドウルフ」等の機種にも生産の弊害となっていた。
この研究に共和国同盟は全力を持って対処し、野生体時から人間と接する形をとる「調教」を行いつつ、
兵器化する時点でゾイドコアの本能を抑制し、その低下した本能を搭載するメカニズムで補う事で問題を解決。
さらに、各ゾイド間で細部の部品を共通化することで、生産ラインを構築する事を可能にした。
これらのシステムで生産される生産向上型ゾイドを総じて「タイプMk2」と呼んだ。
こうしてシールドライガーは、真の実力を発揮する事になるのだが、眠れる獅子がその日を迎えるまでには機体導入から6年もの長い歳月を必要としたのである。


  • 武装説明1
シールドライガーMk2の特徴的な武装である「2連装ビームキャノン」、通称ダブルキャノンユニットは、本来「マッドサンダー」の副砲として開発された大型大出力のビーム砲だ。
有効射程距離が長く、銃身の上下に備えたセンサーによる遠距離精密射撃が可能。
この装備の追加により、今までほぼ近距離での攻撃しかできなかったシールドライガーの弱点をカバーすることに成功した。
ビームの集束率を自在に変更する事が出来、イメージとしては 'ショットガン的な' 射撃を行う事も可能となっている。
シールドライガーMk2に装備された2連装ビームキャノンは上下への仰角をとることが出来、対空迎撃戦闘をも行う事ができるが、左右への砲塔旋回機能は無い。


  • 武装説明2
シールドライガーMk2本体の腰部後方にマウントされたパワーアシストコントローラーから伸びる「エネルギー供給ベルト」はビームキャノンにエネルギーを供給している。
また、ビームキャノンの射撃時に発生する余剰エネルギーを変換し、パワーアシストコントローラーに戻す機能も備えている。
 「パワーアシストコントローラー」は、ライガー本体のパワーを増幅し、加えて、廃熱される余剰熱をビームキャノン用としてエネルギーに変換することができる供給器である。
両サイドには武装を装着できるマルチウェポンマウントが備わっている。


  • 武装説明3
尾部先端に装備されているのは予備武装「対ゾイド30mm2連装ビームガン」。
従来のシールドライガーに装備されていたものに比べ、連射速度・射撃時間・照準精度が格段に向上している。
装備位置的に、追撃されているときなどに最高速度を維持したまま射撃するのにうってつけだろう。


  • 感想
「シールドライガー」としてはすでに3体目となる本作。
ビームキャノンは本家トミー版と比べると大胆にアレンジされている。
ビーム砲がジャッキアップされることにより後ろ上方までの可動範囲を誇るのは凄い。

ノーマルのHMMシールドライガーに比べ、値段が840円上がっているが、
ビームキャノンだけでも1000円は上がっていても不思議ではないボリューム。
さらには尾部先端の武器「対ゾイド30mm2連装ビーム砲」も新規パーツとなっており、
この値段は不満がないどころか嬉しいほどだ。

ノーマルのHMMシールドライガーでは組みにくく感じた脚のフィン状パーツや足の甲のパーツの取り付けにも全く問題が無かった。
撮影中に外れる事も無く洗練された印象を受けた(これも個体差に過ぎないのかもしれないが…)。







(飛行ゾイドを相手に)「それで後ろを取ったつもりか!!」みたいな。





ヘルーマ・マクレグ少尉
「この機体、操作性を上げるために野生体の本能を押さえて、格闘戦能力が若干低下したって言っていたな…どこが低下だ?」

 ※元コマンドウルフ乗りの感想です。
  体感には個人差があります。




最終更新:2009年11月21日 12:40