HMM002

ヘリック共和国 機動陸軍 機甲師団 高速戦闘隊所属「RZ-009COMMAND WOLF」

  • スペック、武装
全長:14.7m 全高:7.9m 全幅:5.9m 重量:46.0t 最高速度:210km/h

格闘武装 「牙部:エレクトロン・バイト・ファング」 「爪部:ストライククロー」
射撃武装 「背部:50mm対ゾイド2連ビーム砲」
撹乱装備 「腰部:スモークディスチャージャー」
索敵装置 「耳部:高感度マルチセンサー」


  • 機体説明
コマンドウルフは開発の遅れていたシールドライガーにかわり、先に実戦配備された対サーベルタイガー(後のセイバータイガー)用ゾイドである。
機体バリエーションは、後に標準装備となった50mm対ゾイド2連ビーム砲座を装備したC型、
共和国MK-2部隊への編入に伴い駆動系を強化したN型、
デザートライガーと同様の砂漠戦仕様のデザートタイプに始まり森林戦・夜間戦等の各局地戦タイプ、
エネルギー集約型狙撃ユニットで精密な長距離射撃を実現したLC型(ロングレンジ・カスタム)、
AZ連装250mmロングレンジキャノンとアシスタントブースターを装備し突撃戦法を可能としたAC型(アタックカスタム)
等々数多くのバリエーションが存在する。

コマンドウルフは野生体時に形成されていた群れ単位での確保が基本となっている。
これは野生体時のリーダー同士で部隊編成したり、リーダーでない個体らだけで部隊編成をした場合は
集団戦闘能力が著しく低下することが判明したためである。
しかしリーダー機と一般機で部隊編成した場合は戦闘プラグラムすら必要とせず、
コマンドウルフの持つ本能が状況に応じた的確な集団戦闘を展開することが可能であることが発覚。
故に戦闘ゾイドとして改造&配備されるにあたっても従来の群れ単位で運用することで、
結果的にはコマンドウルフという機種の性能向上にも繋がった。

このリーダー機を中心とした部隊編成・フォーメーションは集団戦闘能力だけでなく
センサー感度を増幅させることも可能で、得た情報は常に共有し、戦闘時においても本能と同調して最適な戦法を組み上げることができる。

  • コメント
シールドライガーに続き、またもヘリック共和国高速戦闘隊のゾイドがHMM化された。
ライガーもウルフも高速戦闘隊所属機なので並べて飾るのも良い感じ。
出来のほうはライガーに比べ可動範囲が狭い感じがするが、サイズ自体が小さいので仕方ないかも。
……が、口の稼働範囲はさすがにいただけないレベルで、ほんの少ししか開かないものになっている。
遠吠えポーズだけなら気にならないかもしれないが、敵機への噛み付きは無理だろうと思わせるほど可動範囲が狭い
(↑の青空とともに写ってるウルフは、これでも口開けてます)。
小改造で口の可動範囲向上は可能であるが、こういう所は始めっから納得のいくものにしておいて欲しいポイントだ。

全体的に見ればトミー版コマンドウルフとは比べ物にならないほどのディテール・情報量になっており
サイズと価格的にも大変御勧めな1品。

白狼カコイイヨ白狼。
まさに某アマ公



最終更新:2010年03月22日 07:43