合計: - 今日: - 昨日: -
京都朝鮮第一初級学校街宣名誉毀損裁判に関して、意外な展開となりました。
さて、残念ながら、主権は内部崩壊をきたしましたが、
唯一評価すべきは、
京都朝鮮学校事件の"今までの経過報告"を上げたことでしょう。
これらの処理が、紫藤・細川氏らの仕事であったのであるならば、
見事な対応だと感服するところです。
※ここで注目すべきは、初動の認識に関して、主権サイドは、
『平成21年12月4日
勧進橋児童公園で朝鮮学校へ抗議が行われる。
抗議に関して西村修平代表には事前にも事後においても抗議行動の事実は知らされておらず、
ネットで公開された映像で初めて抗議行動の実態を知る。』
上記報告が事実だとして、主権・西村代表がご存じなかったこの事件の初動は、
おそらく、在特・桜井会長もご存じなかったことであろうと、私は推測いたします。
さて、先だっての、在特会本部より8月10日18:00緊急生中継において、
http://www.youtube.com/watch?v=t0qBbck3a5k
桜井会長は「逮捕に関しては遺憾である・・・徹底抗戦」と語られましたが、
事件の初動の認識(勧進橋児童公園での朝鮮学校への抗議活動の予定を知っていたのか?)
や責任(勧進橋児童公園での朝鮮学校への抗議活動を桜井会長が指示したのか?)に関しては、
動画内において、口頭においても語られることはありませんでした。
およそ当該団体の代表であるのならば、組織防衛の立場から、
まず問われるべくして応えるべきは、事件の正否ではなく事件の認識と責任であると、
私は考えます。
朝鮮学校・朝鮮総連の公園不法占有の違法性というよりも、
捜査主導の京都府警は、結果的に7名の書類送検とした組織犯罪処罰法での捜査令状により、
在特会東京本部に強制捜査を執行しました。
その結果、在特会の組織の全貌は京都府警から警察庁を介して、
各地方警察へ組織情報が送付されていることでしょう。
今後、在特会は、地方警察キャリアの点数稼ぎの素材ともなりかねません。
団塊左翼が老齢化し、若年者の参集もままならない中、
活きのいいネットウヨクはマスコミの好餌となり、
さぞや警察キャリアの出世街道に花を添えることでしょう。
捜査主導の京都府警は、Winnyによる著作権法違反(公衆送信権の侵害)をでっち上げた、
ハイテク犯罪対策室を抱える、日本におけるネット犯罪捜査のパイオニアを自負する、
オタク警察として、その彼らの動画配信を武器とする在特会に対する対抗心は、
おそらく、並々ならぬ偏執的な意欲があることでしょう。
・・・ですから、在特会は京都府警を侮らないことです。
また、桜井会長が動画内で京都府警に対するほのかな淡い想いも、幻想であったということが、
今後、在特会の全ての会員が、身にしみて知る事と成ることでしょう。
在特会本部・法務部が、事件の時系列の報告もないまま、
やみくもに逮捕者や訴訟へのカンパ、募金、特別会員への登録を募るにあたって、
この、上記、主権のような経過報告が公式の文書として出されないことが、
桜井会長のおっしゃる"情報をむやみに出すことの危うさ・・・"と成るのでしょうか?
せめて、浄財を募るのであるのならば、事件の責任の仕分けを明確にし、
あの事件が、
1、在特会が起こした事件なのか?
2、チーム関西が起こした事件なのか?
3、チーム関西が起こした事件ではあるけれども、在特会としては、
その事件に在特会の会員が参加していたという事実から、社会的・道義的責任により、
事件を支援するために、法廷闘争に臨み、浄財を募ることとした・・・なのか?
この際、今後の法廷闘争を有利に展開されるためにも、
在特会としての正直な"今までの経過報告"というようなものを、
ウェブサイト上に上げられることをお勧めしておきます。
平成22年9月27日
日ノ本零
最終更新:2010年10月14日 19:32