第九次ダンゲロス

ストーリー

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dng9th

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長らく続いた戦いによって荒廃した希望崎学園、そこはまさにボンクラ達の理想郷。


AD2014のハルマゲドンの乱発により疲弊しきった生徒会、番長グループの二大陣営からは治安維持機能が失われ、学園内ではモヒカンザコ魔人、レイパー魔人が跋扈。

至る所で罪なき一般生徒が蹂躙され、希望崎学園はまさに末法の時代に入ろうとしていた。

しかしそんな絶望的な状況の中、一人の男が立ち上がる。

男の名は大銀河超一郎、生徒会にも番長Gにも所属しない名もなき一般生徒の一人である。

仲間である大銀河十傑集と共に独自の自警団を組織し、モヒカンザコ魔人、レイパー魔人を駆逐した大銀河は、生徒会と番長Gの和睦を取り結び、三位一体となった希望崎の新たな統治を提唱。

生徒からの熱い支持を受け、学園の指導者に登り詰める。

大銀河の台頭によって生徒会と番長Gも本来のパワーバランスを取り戻し、表と裏から学園の治安維持に努め、希望崎は平穏の時を迎えていた。

しかしその平和も永くは続かない。

突如として謎の秘密結社スズハラ機関の刺客、『仮面の13人』が一人・巳土里羊太朗の襲撃によって大銀河十傑集は全滅。

大銀河本人も行方不明となり、学内に衝撃が走った。


指導者を失った混乱も冷めやらぬまま、更なる事件が学園を襲う。

生徒会と番長Gの小規模な衝突が次々に勃発、かつて結んだ和睦も空しく多数の死傷者を出す惨劇が繰り返された。

生徒の間では大銀河を失った事による学内の緊張感や、互いの勢力に対する不信感が巻き起こした事件だとする見方が強かったが、その影にハルマゲドン開戦を望むスズハラ機関の暗躍があった事は言うまでもない。


そしてその思惑は既に現実の物になりつつあった。

一度は双方が和睦を取り結んだとはいえ、死傷者を出す事態になっては、生徒会と番長Gにとって、問題を解決する方法は一つしか無い。

二つの勢力の誕生から連綿と続く血塗られた伝統……ダンゲロス・ハルマゲドン!

学園の新たな覇権を巡る戦いが、今まさにその火蓋を落とす!

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