要旨を作成するときなどで,スペースの問題上,参考文献リストの文字のサイズを小さくしたり,行間を詰めたりしなければならない場合があると思います.
そこで,参考文献リストの文字サイズ,行間の変更方法を説明します.

プリアンブルの設定

texのヘッダーにあたるプリアンブルの「\makeatletter」と「\makeatother」の間に以下の記入をしてください.
\renewenvironment{thebibliography}[1]
{\section*{\refname\@mkboth{\refname}{\refname}}%
  \list{\@biblabel{\@arabic\c@enumiv}}%
       {\settowidth\labelwidth{\@biblabel{#1}}%
        \leftmargin\labelwidth
        \advance\leftmargin\labelsep
 \setlength\itemsep{-0.5zh}%←ここの数値を調整(行間のつまり具合)
 \setlength\baselineskip{11pt}%←ここの数値を調整(追加)(文字の大きさ)
        \@openbib@code
        \usecounter{enumiv}%
        \let\p@enumiv\@empty
        \renewcommand\theenumiv{\@arabic\c@enumiv}}%
  \sloppy
  \clubpenalty4000
  \@clubpenalty\clubpenalty
  \widowpenalty4000%
  \sfcode`\.\@m}
 {\def\@noitemerr
   {\@latex@warning{Empty `thebibliography' environment}}%
  \endlist}

サンプル画像

上の図はデフォルトの行間です.

こっちの図は上の設定を組み込んでいます.

ちょうど良い1段組の画像がなかったので比較しにくいと思いますが,これで要旨の参考文献を小さくしたり,行間を詰めることができるようになります.
参考URL:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/47875.html

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最終更新:2008年12月19日 13:53